世界最大級のホオジロザメを間近で捉えたド迫力のムービー
世界中の海に広く生息するホオジロザメ(ホホジロザメ)は、映画「ジョーズ」でも人々を恐怖に陥れる巨大人食いザメとして登場しています。一般的なホオジロザメのサイズは4メートル~4.8メートルですが、体長およそ6メートルを超えると見られる世界最大級のホオジロザメを間近で撮影した映像がFacebookで公開されています。
世界最大級のホオジロザメを撮影したのは、メキシコ湾の海洋種を調査・研究している非営利団体Pelagios Kakunjáの局長であるMauricio Hoyos Padillaさん。グアダルーペ島付近の海中に潜水用ケージを沈めて作業していたところ、超巨大なサメがエサを求めて接近してきたところをムービーで撮影しています。
近づいてきたサメはおもむろにケージ内のダイバーに襲いかかりますが、ケージに入っている限りダイバーは安全です。撮影されたホオジロザメは推定で50年以上の生きている個体と見られており、体長は6メートル以上あるものと思われます。
隣にいるダイバーと比べると、クジラ並の巨体であることがわかります。
ダイバーがケージから体を乗り出してサメを追いやりました。巨体であるためかサメの動きはかなり鈍いのですが、それでもかなり勇気がいりそう……。
サメはしばらくケージの回りを泳ぎますが……
ダイバーを食べられないことがわかると、サメは静かに海の中へ消えていきました。なお、これほど巨大なサメを映像として捉えることができたのは、恐らく今回が初めてとのことです。