
ある日、男性客がセリオに言った。
「すまないが、あの一番上の棚にあるワセリンを取ってくれないか」
セリオは脚立に昇り、頼まれた品物を取った。その間、男性
客はセリオのスカートの中を見てにやにやしていた。
次の日、同じ男性客が再びセリオに言った。
「あの一番上の棚にあるワセリンが欲しいんだが」
セリオはまた脚立に昇り、男性客はまたスカート
の中を見て楽しんだ。
「気を付けなさいよ、あの客はあんたのパンティが見たくて毎日
同じことさせてんのよ」
騙されていたことを知ったセリオは、それでも悔しがる事無く無表情で頷いた。
翌日、また同じ男性客が来て、セリオに一番上の棚にある商品を
取ってくれと頼んだ。セリオは脚立を取り出し、一番上まで昇って
から、男性客を振り返り言った。
「残念ですが今日は下着をはいていませんよ」