蘭々のブログ

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本学神社

2019-10-05 12:49:43 | 神社

9/15(日)

 

【名称】

本学神社

 

【鎮座地】

下伊那郡高森町山吹2919

 

【御祭神】  

国学の四大人(こくがくのしうし)

荷田春満大人(かだのあずままろ)・賀茂真淵大人(かものまぶち)・本居宣長(もとおりのりなが)・平田篤胤(ひらたあつたね)

 

江戸時代に盛んになった国学の4人の学者(※四大人)が祭られている神社です。山吹藩の片桐春一郎を中心に、多くの人が国学を学びました。しだいに、神社設立の機運が高まります。4人の学者ゆかりの品を社宝として、「本学霊社」が完成しました。

昭和45年に高森町有形文化財に指定されました。本学神社は150年経った今も、地域の方々に守られて、地域の歩みを今に伝えています。

※高森町ホームページ

 

 

本学神社駐車場

案内に沿って車一台がやっと通れるくらい細い道を入って行くと、駐車場に到着

 

駐車場から歩いて山道を登る

緑の木々が清々しい

駐車場から神社まで100mくらいだったような…

 

案内板

石段を上ると拝殿があります

 

拝殿

たくさんの絵馬が掛かっていました

 

社額

 

本殿覆屋

 

境内の木々

お参りをして神社を下ります

 

駐車場からの景色

鳥居があるらしいのですが、分かりませんでした。

もしかすると、この道から入って行くとあったのかも…?

(;・∀・)

 

 

本学神社は、国学の四大人(荷田春満・賀茂真淵・本居宣長・平田篤胤)を祀った日本でも数社しかない珍しい神社である。
平田篤胤没後の門人は、全国で3,745人、信濃627人・伊那郡386人と伊那が全国で一番多くその中心は山吹であった。
本学神社の社宝は、四大人の家から寄贈された愛蔵品で、御霊代として受継がれ、現在資料館に保管されている。
①荷田春満 円鏡と「荷田東麿信盛宿禰命」の笏
②賀茂真淵 短刀と「県居翁霊璽」の笏
③本居宣長 鈴と「秋津彦美豆桜根大人」の笏
④平田篤胤 水晶玉と瑠璃玉と「神霊能眞柱大人」の笏
篤胤が愛蔵した「太陽石」等々。昭和45年町の文化財に指定。

image (2)

※高森町歴史民俗資料館 時の駅より

 

 

国学の四大人が祀られる神社は日本で2箇所しかなく、最初に創立されたのが高森町山吹の本学神社で、とても珍しく貴重な神社だそうです。

 

※国学・・・江戸時代中期に勃興した学問。儒教や仏教の影響を受ける以前の古代の日本にあった、独自の文化・思想、精神世界を明らかにしようとする学問。

 



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