久々に、福岡空港の国内線を利用しました。福岡空港といえば、新しくなったターミナルビルが話題ですが、訪れてみて改めて「福岡って便利だな」と感じました。他の都市では、駅からシャトルバスに乗ってようやく空港にたどり着く印象が強いですが、福岡は違います。市内中心部から地下鉄で10分ほど、しかも「福岡空港駅」の改札を出たら、そこはもうターミナルの中。これほどアクセスが良い空港は、全国的にも珍しいのではないでしょうか。
この日は飛行機が遅れていたため、チェックインまでの時間、お土産ショップをぶらぶらしてみました。店舗数も多く「明太子」や「博多通りもん」などの福岡名物が並んでいて、見ごたえ十分。ただ、取り扱っているのは食べ物ばかりで「博多人形」「博多織」「久留米絣」などの工芸品が少ないのは、少し残念。飛行機の形の博多人形や、エコバッグやハンドタオルやポーチ、トランクの目印代わりに使えるバンダナなどのトラベルグッズがあったらいいのにな、と思いました。
手荷物を預けてからは、搭乗までの時間、飲食店めぐりが楽しめるようになっていました。ここもまた、福岡ならではのラインナップが充実しています。特に印象に残ったのは「茅乃舎」と「ロイヤルホスト」がコラボしたラーメン店。また「喜水丸」では、新鮮な魚を使ったリーズナブルで豪華な朝食が提供されていました。300円で利用できるマッサージチェアもあり、空港での待ち時間を快適にする工夫が感じられました。
一方で、少し気になる点も。ターミナルに入ってから飛行機に乗るまでには、かなりの距離を歩く必要があり、お子様連れの方、ご高齢の方、身体が不自由な方にとっては、ちょっとしんどいかもしれません… 動く歩道は設置されているものの、その範囲は限られていて「ないよりマシ」という程度。今後は、そういったところも充実するといいな、と思いました。