22、23日に南三陸に行ってきました。
復興援助とはおこがましいですが、宿泊だけでも
いいかな?と思いました。
志津湾の中にあるホテル、翌朝ホテルのスタッフの方の
先導の”語り部バス”で1時間、被災地を回りました。
命をかけて住民の人たちに避難を呼びかけ亡くなった女性職員達が
いた鉄骨だけ残っていたたてもの。
地盤沈下から戻らない多くの土地、たくさんの
住宅が有ったはずの土地はすべて土台を残して更地。
津波に襲われた山の木々が枯れているので伐採。
写真をと思いましたが とれませんでした、そして涙が流れました。
思いがけない不幸に見舞われた方たちのご冥福を祈るばかりでした。
泊まったホテルは強固に建てたため、建物には被害がなく
10階だての2階まで津波に襲われたそうです。
部屋の眼前は津波を想像できないくらいの穏やかな美しい海です。
たくさんの”うみねこ”が窓のすぐそばで、部屋をのぞいて
心をなぐさめてくれました。
夜明け前の幻想的な景色です。
日の出
この美しい湾が豹変したかと思うと、美しさだけを
感じるわけにはいきません、もしかしたら又?の恐怖心も
同じくらい感じました。
帰り 松島によってきました。
船から投げられるえさをめがけてうみねこがたくさん。
その中に たぶん”トビ”?が混ざっていました。
震災から2年たって、復興はまだまだ、もとに戻れるのは
何時でしょうか。無力な私ですが、心身ともに元気に
なられることを心から願わずには居られませんでした。