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日記

あっ! いーじわるぅー

早起き

2006-01-08 12:59:49 | Weblog
5:30 起床。
南の空は、冬の大三角(オリオン座のベテルギウス、大犬座のシリウス、子犬座のプロキオン)から春の大三角へ模様替え。
東の空は、東北東に琴座のベガが昇り始め、11-12月には、この時間まだ東北の下の方にあった北斗七星が、頭上の見上げる位置に。 屋根が邪魔だから外へ。
 北斗七星は、北と言うより頭上にあった。北極星もすぐ見つかった。小熊座では、北極星よりもコカブの方が目立っていた。小熊座と大熊座との間には、ツバーンの竜座が横切っていたが、ベガとの間を見ても、竜の頭は見つからなかった。北極星もツバーンも2等星だがまあまあ見える。ツバーンは昔の北極星。12000年も経てば琴座のベガが北極星。
 大熊座のしっぽのミザール,アルカイドから、春の大曲線が牛飼座のアルクトゥルス,乙女座のスピカを通っテ、烏座へ伸びる。少しオレンジ色を帯びたアルクトゥルスのあたりをよく見ると、ムーフリッドの足で踏ん張リ、アルカルドの方へ手を伸ばしている牛飼の姿が。脇の左下に、ディオニソスがアリアドネに送ったアルフェカ(欠けた皿)の王冠(冠座)が。その左には、逆さになったヘラクレスがぼんやり浮かぶ。白く輝くスピカのあたりには、乙女座の姿は浮かんでこない。
 その少し左の方に少しオレンジ色を帯びた木星が。今の木星は、天秤座の中にある筈だが、天秤座も暗い星で見えない。
 西には、少し黄色を帯びた土星が。土星の右にはカストルとボルックスが並んでいて、下にはプロキオン、左には獅子座の大蒲のレグルス(1等星)が。その下の方に小さく赤く見えるのは、海蛇座のアルファルド。
 アルファルドとは、アラビア語で孤独なものの意。周りの星は、3等星以下で見えず、2等星のアルファルドだけが、見える。アルファルドは、コルヒドレとも呼ばれ、ラテン語で蛇の心臓の意。
 先程、木星を見た時はきずかなかったが、あれあれ、なんとその下に、赤い星が。 初めてそれがアンタレスと知って見るアンタレスであった。 アルファルドよりも、敵意を燃やすアレス(火星)よりも、赤かった。