日直:豆八
11月29日(土)北区にある養護老人施設、桐ヶ丘やまぶき荘の慰問に行ってきました。かみいた落語塾としては、5月、7月に続き3回目となります。利用者の方達は36名。
以下、演目及び豆八の独断と偏見による解説でございます。
★「目黒のさんま」 豆八
…技量もないのに慰問に参加するのは、ずうずうしいかとも思いましたが、きっと利用者の方達は最初から豆八には期待していないと考えなおしました。小三治師匠の「人生すべてが落語にでる」という言葉の通り、人生経験豊かな方達にはすべて「お見通し」なのです。
★「ろくろっ首」 人気脚本家(仮)、兼六さん
…7月に続き、二度目の訪問。マクラは明治44年生まれのお祖母様のこと。メガネ男子というルックスのせいか、母性本能をくすぐる話術で上品で優しげな女性がずっと微笑んでいました。お嫁さんになってくれるかも。
★「粗忽長屋」 実力No.1美女、茶華さん
…マクラは学生時代の慰問のお話。熊さん達が見えるような語り口で、お手本です。兼六さんと酔歌さんの時に笑わなかった最前列の男性がニコニコしてました。
★「ちりとてちん」 落語塾の良心、酔歌さん
…マクラは学生時代を過ごしたやまぶき荘周辺のこと。客席から「そうそう」などと声が上がっていました。笑い声「ハッハッハ」は絶品。兼六さんに微笑んでいた女性が思わず「ヒーッ」と笑ってました。
戦争を経験されご苦労なさった方達は非常に我慢強く、人に温かいです。病気や高齢の方達、また、そのご家族にひとときでもそっと寄り添えたらと思います。病院の慰問もしてみたいです。
以上
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