楽健法研究会 東光寺の楽健法セラピスト養成講座

楽健法セラピスト養成講座の記録・現在第12期(2012年)4月開講から来年3月まで毎月の記録です

第3回6月13日(1日目)その1

2009年06月18日 | 第9期楽健法セラピスト講座
始まりの会

(宥厳先生)これで揃った?みんな。何かいつもより人数多い気がしないかい?

(幸子先生)太りはったんちゃうん。(一同爆笑)

(宥厳先生)どうも、おはようございます。

(一同)おはようございます。

(宥厳先生)何か一か月、今月は僕はなぜかちょっと間が長い気がしましたね。そんな感じしない?なぜかな~っと思って。いつも、時間がたつのが早いな、と思うのですが、今月は長かった気がしたんですね。

先月末に大田市と松江と出雲と行ってきました。火曜日にここを出ましてね、日曜日の夕方に帰ってくるというようなスケジュールで行ってきました。
講習会が4回あったんです。26日に発って温泉津泊まり。27日に温泉津と龍光寺へ参拝し夕方松江に行きました。大田市はちょっと石見銀山をのぞいてみたいな、というのと、大田市の温泉津(ゆのつ)に、龍光寺というお寺があって、真言宗のお寺なんですけど、一度行ってみたいなと思っていたので、行ってきたんです。
龍光寺というお寺は住職をされている方は高野山に普門院というお寺がありまして、そこに6年ほどおられて、高野山大学を出られて龍光寺というお寺を継がれたんですね。

龍光寺は山を背景に、かなり広い、五万坪の敷地だそうで、上の方までずーっとたくさんお堂を建ててあります。一番上の奥の院、そこのお寺がスタートしたのが60年くらい前なんだそうです。それ以前にもお寺とかあったらしいんですけど、そのお寺の今の敷地のところのお宅にご養子さんになられたのが先代の、今の住職のお父さんですね。その方がそこにお寺を作っておまつりしたらというようなことを、親せき筋から言われたんですって。それでその気になってお寺を作りはじめたらしいです。

最初の本堂が一番山の上にあって、それが現在の奥の院になっていて、その次に作った本堂が現在は位牌堂になっていて、現在の本堂はとても立派な欅作りのおおきなお堂になっています。奥の院までの山道に沿って、お堂がいくつも建っていて、いろんな仏様がおまつりされているんです。なかなか…こんなお寺を管理するのは並大抵のことじゃないなと思うような広い山を背にしたお寺です。

龍光寺の山は岩山だったみたいですね。何百年か前に大地震があったときに山が割れて、岩が壊れながらそこらじゅうに散らばったそうです。そういう地形にお寺があるわけです。   
だから巨岩ゴロゴロしてるんですよ。で、いかにも崩れてきたんだなと言うことがわかるような、そういう山の地形です。その岩は全部、麦飯石なんですって。だから、なんか非常に山のパワーが強い感じがしましたね。

そこのお寺は、中山身語正宗に所属しています。新興の真言宗系のお寺なんですね。本山は佐賀県にあるみたいです。ま、そんなお寺でした。

奥の院までずーっと上がってゆっくりお参りしましたら、3時半に電車に乗らないと電車がなくなっちゃうので岩見銀山見学は素通りしました。

4時ごろ松江に着いて、すぐにパン種を仕込んで、翌日パンの講習会をやって、その翌日から楽健法講習会を松江と出雲でやったわけです。

出雲というところはあんまり日がささないところでね。年中、曇っているようなところで何となくひや~っと肌寒いような感じで、それでちょっと喉を痛めたりしました。

四日間だいぶハードなスケジュールで仕事したのですが、やっと疲労回復してきたなというところで、今日の日程です(笑)。

ここではお互いに踏みあいができますので、これで疲労回復できるかなと思いますので。今回は私と誰が組み合わせになるのか知りませんが、お手柔らかに(笑)。
強烈にお願いいたします。

今日は朝から買い物に行った後、昨日私がパン種仕込んどいたんです。それで朝から二回ほどパンをこねて、いま発酵させていますので。1つはグリーンピースを入れたパンを試しに作ってみています。

農文協で予定しているパンの本の試作のつもり、来月東光寺で撮影する予定です。

レシピを今書いてましてね。その中に作ったことのないパンも書いたわけです。それがグリーンピースを入れたパンだとか、それからほうれん草を入れたパンだとか、野草を入れたパンだとかを、レシピは古田さんが経験済みなので書いてもらったんですが、私自身が実際に作ったこともないやつをそのままレシピに載せるわけにはいきませんので、試しているわけです。今日はグリーンピースのパンを作ってみます。

レシピの分量なんかは機械でこねる分量に全部してあるんですね。だから、手でこねる場合は、やり方をいろいろ工夫しないといけないですね。

楽健寺の天然酵母パンもホームベーカリーでつくっている方が多いので、どちらも出来るような本にする予定です。

私は手でこねて、叩いて、オーブンで焼いてということをやってほしいんですけど、なかなかハードルが高いんですね。発酵させるということがなかなか難しいし、それで今までダンボールを組み立てて、中に熱源を入れて竹の棒で棚作ったりして発酵させるとかいろんなことを工夫してきたんですけど、どうも困難が多すぎるんです。

オーブン買ってきたからと言ってその中でじゃあ発酵がきちんとできるのかと言ったらまあ、30分とか45分で発酵させるイーストパンだったらあれで問題ないんですけど、天然酵母パンの場合は発酵に2時間以上やらないといかんというようなことで、湿度不足で乾燥したり、いろんな問題が出てくるのです。

今はオーブンの醗酵設定で、ボールに生地を入れて、ビニールをかぶせて放りこんであります。

たぶん蒸気さえ飛ばなければあれでうまく発酵できますので。これからはご家庭でオーブンでやってみる場合はボールの上にビニールをかけて乾燥しないようにして、鍋だったらそのまま蓋して入れておけばね、やれます。ま、そういうことで試してみてほしいんです。

40年前、天然酵母パンを作り始め、1981年に楽健法の本を書いたんですけど、あの中に書いているパン作りの焼き方でも、低温からじわじわと持ちあげていくというような書き方をしてあるもんですから、あの本を読まれてチャレンジする人は低温から長時間かけて焼きはじめて、カチカチにさせてしまって、結局うまいこと膨らまんかったという問題もあったりしました。

天然酵母パンのパン作りは、パン種がしっかり醗酵しているかどうかということ、これがまず一番大事なこと。これを見極めることができないと、パンはうまいこと焼けない。

おいしいパンを焼くためにはパン種をちゃんと仕込む。パン種をちゃんと仕込むというのは新しい材料でおろし金なりミキサーで作って、そこにスターターを全体の三分の一を超えない程度に入れるというようなことね。新しい材料はぐんと多くてそこにスターターを入れていくというようなこと、それからきちっと温度管理すること、それでそれを最低一晩は発酵させて、本当にアルコールの匂いが、酔うようない匂いがしてきたときにパンにしないとね。

パン種を仕込んで、膨れてきたな~と思って慌ててパンにとりかかると、膨らまなかったりするんです。パン種がアルコールのいい匂いがするようになってからパンに取りかかってください。

私も初めのころは、朝にパン種仕込んでやったりしていた時期があったんです。
朝の5じ頃からとりかかって、パンの終わるのが夜中の12時になったりとか言うようなことをやっていたこともありました。

パン種が勢いよく膨らんだーっと思って喜んですぐパンにすると、膨れるときと全く膨らまないときとが出てくるんです。それで、パン種は醗酵して膨らんだあと、落ちてからやった方がいいんだなと言うことが経験的にわかってきたんですね。

窯で焼く、オーブンで焼くときもね、低温からじわじわ持ち上げるというんじゃなく、180度くらいに温度を上げておいて、そこに二次発酵でよく膨らんで成形したものを入れて、いわゆる普通のパン屋さんが焼くような温度の焼き方でキチッと焼けます。

パンは考え方としてはじわじわと育てるのですが、楽健寺のパン酵母も勢いがとてもいいですから、そんなに低温から段階的に温度調整しながらじわじわ育てていくということまでしなくても焼けます。

普通のイーストパンでも食パン2斤焼こうと思ったら、約50分位で焼きますからね。
180度~200度くらいの温度で焼いてみてくださいね。

あなたのパンが膨らまなかったのも、たぶんパン種が未熟じゃないかなと思うんですね。パン種を作って一晩置くことですね。できたら20時間くらい経った方がいいような気がするんです。楽健寺パン工房の場合はホイロをきちっと作ってありますから、一晩で十分なんですけど、家庭でやる場合は20時間くらい経ってからパンに取り掛かったほうが完熟してうまくいくと思います。

最初の種の作り方がきちっと理解できたらパン作りは失敗しないですので、ま、是非そのつもりでチャレンジしてみてください。

今日は後で、何キロこねたのかな?6キロくらいこねたと思うんですね、今。2キロと3キロで5キロくらいだったかな?だから、ま後で今夜発酵してきたやつをどうやって食べるかということをまだ決めていない(笑)。

ナンみたいにしてパーっと焼いて、それで何か乗っけて食べるというのも美味しいんだけど。揚げてみるというのも…いつもやってるか(笑)。ナンにして、荒々しくカレーでも作って食べたら美味しいかもしれませんね。その辺、お幸さんに任せておきましょう。

じゃあ、今から楽健法やりましょうね。あの~何か楽健法踏む、踏んだり踏まれたりする上で最近疑問に、ずっとやっていてわからないところとか、これはどうしたらいいのか、というようなことがあれば、やりながら聞いて行きましょうかね。問題があったら言ってください。

後、まあ。昨日、トマト、たくさんミニトマト送って頂いたんですけど、一昨年来た平野奈緒美さんがトマトを送ってくれてます。あのトマトを食べるときは、平野奈緒美さんのことを思い出しながら食べてみてほしいんですが。平野さんは東京の教室に通い始めて、それでその頃はまあ、いろいろ経済的にもがんばらなあかんとかいうようなことでね、掃除の仕事に朝5時から出かけたりとか、何かいろんなアルバイトしながら楽健法の学費も稼ぎながら、ここへ来る時も交通費を稼がないかんので、頑張ってやってたんですけど。

ちょうど足をもむ仕事も資格取ったりしてやってたんですけど、結局、楽健法一本の方が定着してきて、今、毎日平均3人から4人のお客さんがあって、月に100人くらいやってるそうです。それで、東京の教室へもね、今年は東京の教室へ頻繁に出ていくとか言うことを年の初めには誓っとったんですけど、まだ一度も来ていない(笑)。それで、まあ、それはそれで忙しくなってきて、週末はどうしても予約とか入ってくるからそうなるんだろうと思うんですけれども、まあ出来れば東京の教室にも出てきてそれでまあお互いに情報を交換したりしながら、刺激も受けたり、まあ宥厳先生の顔を見るというのもね、一つの生き方でもありますので、それも忘れないようにして下さいねっとメールは送っといたんですけど。

まあ、やっぱり仕事にだけ傾いていくのもちょっとぶつかる時期も出てきたりもするんですね。長いことやってるとね。まあ、だけど今順調に、そうやってまじめに、何か治そうとか思っているうちはなかなかうまいこといかなかったのが、この頃は淡々と虚心に来た人と楽しくやるというような雰囲気でやっていたら効果が目に見えてきた。

80過ぎた人で、手術して足が象さんみたいになった人が、それが10回来たら足が細くなって互いにびっくりしてるとか言うようなことも書いていましたね。

長年そうやって取り組んでいくとね、実際目に見えていろんなしるしが表れてくる。そうするとますます楽健法が面白くなってくると思いますね。

先月、ここでインド舞踊やってその後、翌日に市会議員の人と東京の出版社の社長が連れて来て。同級生だとか言って。それで、老人会で取り組んでみれたらとか言うて帰られたんですけど、まだなしのつぶてです。

人間は1カ月単位で考えても、私が東京へ行ったり福山へ行ったりとかいう日程と、この講座の日程が組んであったら、それだけでスケジュールがあらかた埋まっちゃってね、なかなかフリーな時間を取れないですね。時間が自由になりそうでいて、なかなか時間と言うのはないものだということを思いますね。

昨日のテレビ、定年退職して2,3年たった男どもがアルコール依存症になっていく人がすごく多くて大問題だとか、特集やってましたね。何にもすることがなくて、酒でも飲むかくらいのことしかできない人生というのは一体どういう生き方してきたらそんなことになって来たんだろうと思うんですけど。

多くの人は停職後これと言ってすることはない、することを持ってない人が多いと思いますね。ことに男の人はそうだと思うんですね。だからまあそういう人に楽健法をしっかり教えていくようなそういう伝え手になっていただいて、哀れな男どもも救ってあげてください(笑)。じゃあ、これで楽健法やりましょう。じゃあ、ま、よろしく。

(一同)よろしくお願いしま~す。

(宥厳先生)護身法やりましょうか。このままで。

(一同)子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥…

楽健法(6)



初めて宥厳先生に踏んでいただきました!喜びの涙!

新作パンに挑戦



若者三人組で豆をむきむき


残った生地でナン作り


焼きあがりました~


グリーンピースのパン


ナンも美味しそう


パコーラ(揚げパン)も絶品


油で揚げてみました


チャイも

おやつタ~イム!



食べている時が最高の笑顔!by光弘 しかし、琴美の顔は…


おいしい、おいしい


いや、これ美味しいわ


庭のハーブでお茶を淹れましょう


大きく育ったミント


いい色出ました。味もさわやか


豆ごはんをよそいま~す。お焦げも美味しいよ


てんこ盛りのはちあきの「私のごはんが少ない」by幸子

グリーンピースご飯 お豆腐 ちりめんじゃこの大根おろし わらびの塩漬け
奈良漬 楽健煮(こんにゃく、ごぼう、にんじん、いんげんまめ、ちくわ)
     ↑殿命名!


こんなに食べちゃうよ!わ~い


カリスマ美容師に切ってもらいましたん


天理参考館の催しもの
「世界の民族楽器」

楽健法(7)

いてててて…


幻想的


みんなちゃんとやってるかしら!

第3回6月13日(1日目)その2

2009年06月18日 | 第9期楽健法セラピスト講座
「功成れば他人は口をつぐむ」


 直感的な人間はやろうと思ったことは、迷わずにぱっと実行に移すものです。
 私が天然酵母パン工房を作ったときも、迷いに迷ってなんてことはありません。決めたらすぐに実行に移しました。家内も親類も反対していましたが、行けるという直感があって実行したんです。
 なかなか営業的には行ける!ということにはすぐならなかったです。未経験で前途が見えているわけではないが、行ける!という直感はある。この直感を信じているから、他人には無謀だと思えるようなことに恐れることもなく突き進んでいきます。
 直感というのは、洞察力があって全体の大きな流れが見える人間に授かるものかも知れないです。今日明日の損得勘定しかしない人には直感で思い切った行動なんかとれないものですね。

借金をして事業を起こすことは、なまやさしいことではありませんから、だれでもというわけにはいかないかもしれませんが、借金は借財といって財産なんだから、という気持ちで、追いつめられた気分になんかならないで、ゆうゆうとゆとりをもってとりくんでいく。そういう資質、気分を持った人間が直感的で、ねばりがあるんですね。
遠くの方が見えて、それをこころざしが支えているから、ものごとがはじまるんです。

丸木位里さんという画家がご夫婦で原爆美術館を作るときに、身内からの反対なんかもあったそうですが、反対の声に動じないで、直感、信念で押し切ってそれで作り上げてしまうと、みんなが口をつぐんでしまうということを、港野喜代子さんから聞いたことがあります。

建設費を作るために、港野さんと、丸木位里さんの絵、数点をあずかって私が額装して絵を売ってあげようとがんばったことがあります。司馬遼太郎さんのお宅へうかがって絵をお見せしたら、司馬さんは、「いい絵だということはわかりますが、いまの私には役に立つものではありませんから」とやんわり断られましたが、その絵の一枚は、人に売ることができなくて、自分が買っちゃうことになりました。

何か新しいことをしようと思ったら、反対する人は確たる根拠もなしに反対する。たいていの人がそうですね。私もそういう経験をいろいろしてきました。

だけど、丸裸になることも恐れないで、やるとなったらとにかく突き進んでいくという無鉄砲なところがあって、それがまあ何十年か経ってきたときに、ちゃんと一つのことに全う出来て実をむすんだら、それが一つの立派な成果として評価され、とやかくいわれることがなくなるんですね。


宥厳先生のブログにも記事が…↓
http://d.hatena.ne.jp/ytokoji/
私のやってきた天然酵母パンや楽健法なんかは中途半端でまだまだ駄目ですが。
この新聞記事の佐々井秀嶺さんの半生記が書かれた、この「破天」という本は、数カ月くらい前に、新大阪駅の書店で、福山へ行く途中で目についてパッと買ったんです。
読んでみて衝撃を受けましたね、インドでの佐々井秀嶺さんの活動は知っていましたが、詳しく知らなかったもんですから。

この新聞記事には「破天」の佐々井秀嶺さんが40年ぶりに帰国した紹介されています。後で本も見て、興味のある人は、これを持って行って回し読みしてください。


(中島さん)もう、この方はインドに移住してるんですよね?

(宥厳先生)そうでしょうね、もう長いことね。
インドへ行く機会があったらコンタクトして逢って、インドの人たちに楽健法を広げるようなことしたら面白いなーって思ってるんですが…。

今まで何回かシャルマさんなんかと一緒にインドへ行って、僕は楽健法をやっているという話はしますが、是非教えに来てくれ、という人はいてもね、実際にやってみて、取り組んで行こうというふうにはなかなか運びませんね。

ネパールでは何度か楽健法の講習会を開いたことがありましたが、授業料を取るわけでもないし、向こうの人たちはボランティアに来てもらって当たり前というような感覚があってね、だから私のような財力のない人間は、経済的にそう続けられない、かといって金を とって教えるとなったらだれもやってこないでしょうね。だから、やっぱりこういう影響力のある人が無償で教えるというようなことで、動けばインド中で楽健法が流行り出すかもしれないと思ったりするんです。

韓国人の学者の崔東先生という人ですけど、数年前に福島県でアーユルヴェーダ総会があったときに、私の所にやってきて「山内さんのやっている楽健法はすごい仕事ですね。人々に役立つことを広めようとしている、そういうお坊さんはかつていなかったですね。あなたの仕事は日本の仏教史に残さなければならないような仕事だと思います」というようなことを言われたんです。ああ、そういう風に見てくださる人もおるんだな、と思いました。

だから、まあそういう意味では、非常に具体的なことを、いままでだれもやらなかった人に役立つことを開発して、多くの人の生活が変わっていくようなことを、きちっと伝えていくというようなことをする志を抱いた人はあまりいないのですね。

そういう意味では、私も一種の「破天」を目指して生きているようなところもあるんだけど、なかなか思うようには展開していかない。本当に強く思ってないからかもしれないですね。

佐々井秀嶺さんも、欲張って何かしたいからやっているというんじゃなくて、そこに身を投じたら、それ以外の選択の仕方がないというような形で動かざるを得ない。他人から見れば、非常に変わった人生が続いて行くんですね。

まあ高い志(こころざし)を持った人って言うのは、神様から選ばれて、不思議な人生を歩まされるんだともいえるでしょう。
人間とは面白いなあと思います。非常にユニークな人ですね。

お金儲けにすぐ走ってしまうような人は、やっぱりすぐ人に見抜かれる。ああこういう人もいるんだなと思って、非常に赤裸々にそれも生きている人ですね。ええかっこしない。ま、大事なことだと思いますね。

ま、今日はもう早い目に寝て、明日また護摩を焚きましょう。

あ、それから写真集にサインするのは明日するか。別の紙にこう書いてサインしといて貼り付けるか。その方が早いかな。本を開くの大変でしょう?出して、入れて、と言ったら。朱印帳みたいな、そんな紙にさーっと書いてハンコも押して。それをのりで付けてっていうのんでもええやろ?一冊一冊広げて書く?大変やと思うで。出して入れて出して入れて。

(ちあき)でも、結局全部一応出さないと…。

(宥厳先生)そりゃまあ、そうですけど。ほな明日出すか?

(ちあき)出すだけ出しといて。

(宥厳先生)出して持って上がってくれる?ほなら。ね。ほな片っぱしから署名するってことにしようか。

今言ってるのは、写真集ができたんですよ。去年来た人のね。きれいな本ができています、とても。写真もうまいし、とか言って(笑)。

佐々井秀嶺さんは、東京で何回か講演するんじゃないかなぁ。講演の日程なんかメーリングで入ってたと思います。ご希望の方にはメール転送してあげます。

高野山の一番偉いお坊さんだとか、そういうような人たちって、本当は高野山の中で安穏と過ごしている、それは地位の高い人たちかもしれませんけど、大したこともしないで何となく組織のなかで、地位だけ上がって行っても、振り返って何をしたかさっぱりわからないような人生を送っちゃうのよね、たいていの人がね。

世の中に細い線でもいいから、しっかりと残して生きていかなければいかんですね。

じゃあ、まあそれくらいにしておきましょう。どうもありがとうございました。

(一同)ありがとうございました。

新しい形の楽健法

いや~極楽極楽~


何気に面白い~

さぁ、明日に備えて休みます。

第3回6月14日(2日目)その3

2009年06月18日 | 第9期楽健法セラピスト講座
2日目スタート


朝のお勤めの前に

昨年度の修了生のアルバムに1冊、1冊に宥厳、幸子両先生が心をこめてメッセージを書いてくださいました。


護摩の時も御本尊の前で


みんなの願いが叶いますように

朝食

マーマレード作り。辻田農園の…カナ?


天然酵母パン カボチャのスープ 梅ジャム(T勝子作) マーマレード
野菜サラダ(キュウリ、ラディッシュ、ブルーベリー、紫タマネギ アボガド
        甘夏(辻田農園)、プチトマト)
巨峰

楽健法(8)

護身法。子丑寅…


合間のおやつたまりませんわ~


市野さんの火傷湯たんぽ、気をつけないと


イェ~イ

昼食

●丘ひじき・ほうれん草のおひたし●ぜんまいの塩漬けおひたし●やまぶき
●破竹としいたけとおあげの煮もの●甘夏の寒天よせ●茶がゆと梅干し
  

生姜の砂糖…(?)  マーマレード


山椒の芽が出ました。移しましょう


大きくなれよ!

質疑応答

2時までミーティングしてそこから速攻の楽健法をやりましょうね。ミーティング、1つずつ、はい!内田さんから。感じたこと、疑問。なんでも結構です。何でもいいです。

(内田さん)疑問、疑問…えーっと。肩の周りを踏むのに順番が、最初習った頃と少しずつ流れが変わってて、どう説明していいのかよくわからない。

(宥厳先生)なるほど、教え方が変わってきたん。
(内田さん)少し、踏む場所とか
(宥厳先生)肩のここ踏む時?
(内田さん)そうそうそう。
(宥厳先生)頭の所に立ってね。
(内田さん)こう、グーッとやるとか。あの辺が少し変わってきてるみたいで。
(宥厳先生)別に変ってきているわけじゃないんだけどね。変わってる?
(幸子先生)それはやっぱりちょっと高度になって来てたので、みんな…
(宥厳先生)応用編に入ってきているわけだね。
(幸子先生)こうした方がいいって一番最初にしたときよりはだいぶいろいろ変わって来てると思う。私らもいつもこう進行形ですからこの方がいいかなぁと思いながらやってるので、おかしいとかそうじゃなくて、それだけあなたが勉強してきたということになると思うんでございますが。
(内田さん)ありがとうございます。最初のスタートの位置をもう一回教えて頂けたら。

(宥厳先生)わかりました。了解。あなたは?課題。
(瀬古さん)私は最初の足を…横向きで足を開いているときも手を開いて、
(宥厳先生)ちょっとそこでやってみ。琴美ちゃん寝て。
(琴美ちゃん)寝る、寝る!寝ま~す!こういうときだけ早いよ~(笑)
(宥厳先生)今、言わんとしているところを説明して。
(琴美ちゃん)どこ~?左?


(瀬古さん)手を開いてください。あっ、胸を開いてください。こうして、次の部分がわからないんです。
(宥厳先生)そこはね、この姿勢の時は踏まなくていいです。そこは省略。
(琴美ちゃん)えっ!?それだけですか?
(宥厳先生)はい!(一同爆笑)
(琴美ちゃん)これだけ頑張った私にこれだけですか?!
(宥厳先生)うつ伏せ、うつ伏せ!あんたちょっとやってみて。最初言ったん。はい。疑問点のところ。
(幸子先生)もうちょっと細い人の方がいいと思う。(一同笑)
(琴美ちゃん)何か言った?
(宥厳先生)それで、わからないところは?


(内田さん)ここんところが。
(宥厳先生)足反対!
(内田さん)こうやって持って行きますよね?これをずっと下までこう行って…
(宥厳先生)いいです、それでも構わない。ここね、足乗せてね、この足の向き(軸足)が真横向く。ここに足を置いてちょっと起こして、それでお辞儀する。それで、起こして、またお辞儀して、また起こして…そうそうそう。これで、これをまた下へちょっと持って行って、言う風な。
(内田さん)このときはこうですか?


(宥厳先生)そうそう。ちょっと僕のやり方。僕はね、ここはまあ基本的にはペタっとなるようにおきます、こうやって。で、ここたった時にみんなこう前に向いてこうやっとるから、これは横によろけるから、必ず足が横になっている。こっち向いてこう立てるね。それでぺたっとして踏みます、僕はいつも。このぺたっとして踏んで相手によっては首まで踏みます、こうやって。こうやっといてからそれを立てて、ね。これであの、首もうまく踏んだら、首も怖いことないですから。こうやって。
(内田さん)ここらがわからないんですけど。(腕を踏むときの軸足の位置)


(宥厳先生)へっ?ここら?!ここはこちらから踏むと痛みがきついの、慣れない人は。だからこちらから踏む。
(幸子先生)筋肉に逆らうんですよ、あれ。反対からすると。
(宥厳先生)こっちの足でも構わないんだけど、ここに立って全部ここでやる人おるけどね。これは痛い。だから、これはしないようにって言うのを指導しているわけです。
(内田さん)こっちはいいわけですよね?こっから下。
(宥厳先生)ここ踏むときはここに立ってこうね。他にわからない人は?
(琴美ちゃん)どんなポーズでも取りますよ。(一同笑)
(宥厳先生)他には?
(西澤さん)先生、今のところは、この付け根のここからもうちょっと何か上って言う風にも。
(宥厳先生)いやいや、肩は肩だけで、肩甲骨のところ踏んどいたらええやん。ここでやめとったええやん。ここでやめてそれで、こちらへ、際を。
(幸子先生)ここらを踏まれたら筋肉に逆らうし、痛いん。そら柔らかい人もおるけどもでもそういう風に決めとかないと。

(宥厳先生)ほかにわからないところは?


(片山さん)はい!背中をこれやるときに、この方向が…
(宥厳先生)前に押す。
(片山さん)下に行っても全部?
(宥厳先生)自分が下がっていく。ずっとどんどん動きながら。さっきやってもらってるときこうやってやってもらってるような印象やった、僕。見てなかったからね。まあどこも触らないようにやってたからだと思うけど。
(片山さん)ちょっと迷ってたんですよ、この辺で。
(宥厳先生)まあ、そんなあいまいな感じ。
(片山さん)こっちかな?こっちかな?って感じで。
(宥厳先生)そこで思いっきり猫のポーズしてごらん。そうそうそう。その場所もっと下がってなかったらあかん。そこを押す時は。そうそうそう。それくらい。そうですね。だからそうやってやって行ったらいい。
(片山さん)この位置とかあるんですか?
(宥厳先生)背骨の両側。
(琴美ちゃん)わかる?わかる?デブすぎてわかんないんじゃない?(一同笑)
(宥厳先生)押さえたらわかるわ。やってみてごらん。グーッとそうそうそう。それでいいよ。このときに、ちょっとどいて、僕がやるとこう行くでしょ?こうやってやったときにこれでいくらでも力が加わって行く。これまだまだ加わって行く。グーッと。深くなって行って、わかるやろ?押されてる人。
(琴美ちゃん)………はいはいはい、私か。(一同笑)


(宥厳先生)これを行くでしょ?こうやってみなここでやめちゃうわけよ。で、僕は深くするときはこう行くでしょ、これで体を前へ前へ持っていく。グーッと。これ、前持っていくたびにこれの奥へ入っていく力が加わっていく。だから、底がないのこれ、グーッと、ほらこれまだまだ入っていくでしょ?こういう感じでグーッと、ほら。そしたらどんどんどんどん。この辺まで来たらかなりリミットまで力が入る。





(片山さん)結構、外側なんですか?
(宥厳先生)えっ?
(片山さん)手が当たってたの。
(宥厳先生)背骨の両側の筋肉です。ここや!ここ。指で押さえたらこれ。
(片山さん)ありがとうございま~す。

(宥厳先生)もうない?モデルがおる間に。
(幸子先生)もうーモデル早く帰ってくれる?
(宥厳先生)はい、他には?
(片山さん)はい!
(宥厳先生)ああ、どうぞ(笑)
(片山さん)骨盤の上に、この上をやるときは、私は背が低いので段差みたいになってるんですけど、その時の体の使い方とかが。
(宥厳先生)段差と言うのはどういうことだろう?やってみ。


(片山さん)こういうのやるときに、足とかだったら低い位置だからちょっと重心移動っていうのは何となくこうしたいなっていうのはわかったんですけど。
(宥厳先生)お尻踏みにくいということ?
(片山さん)はい、そうです。


(宥厳先生)こっちの足の位置にもよると思う。だって体全身使って前へ体持っていけば。全身をうまく使ってたらね。横に立って踏む時に、軸足を移動させないまま踏む人いるけど、それは危ないから。こまめに軸足を移動しないといけませんね。きき足の方。以前はここをグーッと下げるって言ってたけど、ここではこういうやりかたもね、ちょっとやってみますから。他にはもうなかったかな?
(片山さん)はい!(笑) 踏んだ後に、次ちょっとずらしてこう行く時にあまり浮かさないようにって言わはるじゃないですか。
(宥厳先生)足、ずらす時は浮かしたらええやん。同じとこ踏む時や。
(幸子先生)一回一回、動きはるから。ある程度五回とか。
(宥厳先生)一回一回動いてたからそう言われたんでしょ。
(片山さん)動かんときに…
(宥厳先生)そんな細かなことまで気にせんでええやん。動かす時は浮かしたらええんやから。
(片山さん)ありがとうございます。


(宥厳先生)何かほかにないですか?あと数分。みな問題なしやな。(一同笑) まあ、あのこれからちょっとね、梅雨で調子崩す人も多くなるかもわかりませんから、まあしっかり楽健法でうまく病気しないように切りぬけないといかんですね。何か時間があっという間に、楽健法は結構時間がかかるからね。だから、あまりここで話したりする時間が今回取れなかったんですけど、楽健法ももうちょっと早いテンポで、だいたいまあ1時間もかからないで十分満足の出来るように楽健法が出来ると思うんですね。だけど、僕はこうやってもらってもね、ああちゃんと踏んでもらったという満足感がある人と、中途半端やなぁというレベルの人もおるわけよね。だから、それは慣れてきたら軽くてもちゃんと満足できるように踏めるようになってくる。タイミングもあるし、ね、

硬いところをほぐして行く、硬いところはちょっと多い目に踏んでいく。足で触れたらパッとわかってくれているなと言う踏み方だと満足感がありますが、全くわかってなくて機械的に踏んでいく人の場合は、楽健法をやってもらったという満足感がないですね。

経験を積まないとしょうがないことですが、こうやりましょうといわれて、すぐ出来るようになるわけではないのですね。その人のレベル、判断力があがってきて、言えば出来るようになったなと思ったら注意するようにしています。

それまで決して見てないわけじゃないのでそのつもりでね、しっかりやってください。ま、じゃあ今からやりましょう。はい。

楽健法(9)

護身法

終わりの会

(宥厳先生)感想はありませんか?ないですか。
(藤井さん)今回、4回踏みあいできたのが良かったです。
(宥厳先生)そうですか、では、次、お目にかかりましょう。
(一同)ありがとうございました~



あとがき
今回はものすごい好転反応でした。東光寺を出る時にはクラクラなんとか家にたどり着いたものの、ベッドに吸い込まれ起き上がれませんでした。翌朝もまだだるく、ふわふわしてました。でも、そのだるさが抜けたら、腸も空っぽになるくらいに!驚き。合宿で体質改善

みなさん、書き込みお願いします
それでは、また来月!

追伸:8期生のみなさん、アルバムはお手元に届きましたでしょうか?DVDも2枚おまけに付けています。ぜひご覧ください。再生できるかの確認も兼ねて。感想を頂けたら嬉しいです