夜の舞台に備えて、すぐ楽健法を始めました。
楽健法(17)
二人がかりで攻める…いや、癒す!?
居残り楽健~
懇親会の準備
ベーグル作ります!
おいしい炊き込みご飯でおにぎりを作ります!
東光寺奉納芸能の夕べ インド舞踊と独白劇
9月の合宿は、5月の柳田紀美子さんのインド舞踊の催しに続いて、インド舞踊のマドゥ・プリヤさんと、宥厳先生の独白劇「がらんどうは歌う」の奉納公演が開催されました。マドゥ・プリヤさんの公演は今回で8年目になります。今回の合宿は前泊されて、舞台作りを手伝ったのが、近藤琴美、小林恭子、西澤真由美、田中勝子、中島光弘さん、ピアノの中村裕子さんも前泊されて、前夜祭ならぬ本番同様のリハーサルになったとか。
今回の舞台照明は中島光弘さんが、担当してくれました。
いよいよ開幕
はじめに幸子先生のご挨拶がありました。
(幸子先生)どうもこんばんは。本日はようこそいらっしゃいました。
今日は素敵なマドゥ・プリヤさんのインド舞踊と、中村裕子さんのピアノ演奏による山内宥厳の一人芝居をごらんいただきます。今日はどういう形になるかわかりませんけど、楽しみにしてご覧くださいませ。帰りにはたくさんご馳走を用意してございますので道場でごゆっくりと楽しみくださいますように。
(拍手)
インド舞踊(1)malari&ganesha sloka
みなさん、こんばんは。バラタ ナティヤム(Bharata Natyam)ダンサーのマドゥ・プリヤです。今年もここ東光寺でバラタ ナティヤムを奉納することができ、とても光栄に思っています。今回はおめでたく華やかな舞を3曲ご用意してきました。楽しんでいただけたらと思います。
では、初めてご覧になる方のために、この踊りの説明を簡単にさせていただきたいと思います。この踊り、「バラタ ナティヤム」は南インドのチェンナイ、以前はマドラスと呼ばれていた都市を中心とするタミルナドウ州に伝わる伝統的な寺院古典舞踊です。この踊りの起源は、約二千年以上も前にさかのぼります。もともとはヒンドゥー教の寺院で巫女たちが伝承してきた踊りを近代の舞台芸能としてより新たに発展させたものです。そのためヒンドゥー教の神々への讃美が主な内容となっています。
では、まず一番初めの曲、「マラーリ ガネーシャ スローカ」をご紹介します。インドではお祭りの際、だしやおみこしが出てお寺の周りをゆっくりと回りだします。そして、その速度がどんどん増し、最後はすごい速さでお寺の中に突入していきます。その時の曲を用いたものなので一番初めはゆっくりで徐々に早くなっていくという構成です。とてもしなやかで優美な振り付けが美しい曲です。そして、この曲の最後には、象の頭をしたガネーシャ神を讃える詩がつづられています。大きな耳と象の鼻をしたガネーシャ神。彼は私たちの苦しみや悲しみをあっという間に振り払い、私たちの障害物を取り除いて恩恵を与えてくれると伝えられています。また、物事の始まりを司り、祝福をもたらすのでよく入口に置かれているのを目にすることができます。また、彼はあらゆる鬼や悪魔、それらを一つに取りまとめる一族の長でもあります。この鬼や悪魔たちと言うのは、私たちのさまざまな悪徳や欲や怒りのシンボルとされています。つまりガネーシャはそのような私たちのあらゆるエゴ。怒りや悪徳や欲などをおさえてくれる、コントロールしてくれる強力な神様でもあるということです。パールヴァティ女神の最愛の息子でもあるガネーシャ神に私は心からご挨拶いたします。このような内容になっています。ではこのお寺のますますの繁栄と観客の皆さまのご健康と幸せを祈って踊らせていただきたいと思います。よろしくお願いたします。
インド舞踊(2)herara
次は物語中心のリズミックで小さな演目をご紹介したいと思います。この演目はジャーヴァリーといわれる演目で、曲名はエーララです。今回のこの物語の主人公はうら若い乙女で、彼女はクリシュナ神に誘われて一度二人で楽しい時を過ごして以来、このクリシュナ神のとりこになってしまいました。ちなみにクリシュナ神はヴィシュヌ神の生まれ変わりとされており笛が大変上手で、牛飼いのとても美しい少年または青年の姿であらわされる神様です。とてもいたずら好きで水汲み女や牧女たちといつも楽しく戯れる姿でよく登場します。さてこの恋する女の子は、村の道端でクリシュナ神の姿を見つけるとすぐに駆け寄り、目で自分のもとに来るように目配せをしたり、手招きしたり、最後には焦れて彼の手を引っ張り自分のほうに引き寄せようとさえします。この演目では乙女のかわいらしい一生懸命なアプローチがいきいきと描写されています。
また同時にこの演目で見どころなのはヒンドゥー教の神様と人間たちの距離の近さです。例えばこのタイトルのエーララとはタミル語で英語に直訳するとHey, you. Come here!くらいの親密な表現です。まるで親しい友達や恋人や家族に対するかのように、神様に対して「ねえ、ちょっと、こっちに来てちょうだい。どうしてこっちに来てくれないの?」と気さくに呼びかけています。「ねえ、クリシュナ。私のもとに来てちょうだい。私の手を取ってあなたのそばに寄せてください。あのキューピッドの矢が私の胸を貫き私はこんなにも苦しい。ねえ、クリシュナ。どうして私のもとに来てくれないんですか。あの、サトウキビで作った愛の弓と愛の花の矢が私の胸を突きぬいて、私はこんなにも苦しい。円盤とホラ貝を携えた麗しいヴィシュヌ神の生まれ変わりであるあなた。どうぞ、私の隣に来てください。あなたが私のことをこっそり呼んでくださったときに私がどんなにかうれしかったことでしょう。そして、私たちは楽しい時を一緒に過ごしましたね。どうぞ、私のもとに来てください。いつも優美であふれる慈悲を携えたあなた、どうぞ一瞬にして私のことを捕まえ、あなたのそばにずっと置いてください。」このように彼女は一生懸命語りかけています。
では、彼女は見事クリシュナ神を捕まえることができるのか。どうぞ、御覧ください。では、演目は「ジャーヴァリー」です。曲名は「エーララ」です。よろしくお願いします。
インド舞踊(3)thilana mohanam
ありがとうございました。では、最後の曲です。今日一番最後の演目は「ティラーナ」という演目です。ティラーナはリズミックでダイナミックなステップと彫刻のように優美なポーズが織りなす、最後にふさわしい華やかな曲です。
今日は数あるティラーナの中から「ティラーナ モーハナ」という曲で、この曲もヴィシュヌ神の化身の一つであるモーハナ神に捧られた曲目です。モーハナ神はとても美しい神様で、その姿を一瞬でも見たものは、全ての人間はあらゆる動物、あらゆる生き物がそのあまりの美しさに完全に魅了されてしまうといわれています。そして、この歌の終わりには美しいモーハナ神への賛美の歌が添えられています。「麗しいモーハナ神。私はあなたの清らかな蓮の花のようなおみ足をいつもこの胸に抱いています。どうぞ、私のもとに来てください。そして、いまこの時、あなたの愛であふれたハートをこの私に下さい。美しいモーハナ神よ、私はあなたに心から帰依します。では、ティラーナ モーハナムと最後のご挨拶であるマンガラムを続けてご覧ください。
山内宥厳の横笛アドリブ演奏
独白劇「がらんどうは歌う」が、はじまり
みなさん、今晩は。東光寺の山内宥厳です。毎年、懲りもせずに一人芝居に挑戦してまして、少々くたびれてきましたけれど、まあ今夜ももう一度チャレンジしてみようと思っています。はじめに少し、音楽を聞いてもらって、それからいつとはなしに芝居の中に入っていくという風な趣向でやってみようかなと思っているんですが。いつも、必ずしもうまくいくとは限らない。御愛嬌でやらしていただきたいと思っています。
この横笛なんですけど、これは私が10年くらい前にこしらえた笛で、普通のしの笛とはちょっと違った調律になっています。変わった音が出ます。私の好きなアメリカインディアンの笛、アメリカンネイティブフルートなどと言われている笛なんですけど、その笛と同じような調律で、自作の横笛を作ってみたのがこの笛なんです。
ピアノとのコラボ☆
和尚、山内宥厳の独り芝居、「がらんどうは歌う」
わたしはいま、こうして舞台に出てきましたが…
今日のわたしの役柄は、役者なんです。
ベルは鳴る。決められた時間どおりに。
マリア、ごらんなさい!
劇終了
(宥厳先生)マドゥ・プリヤさんでした。(拍手)。中村裕子さん。(拍手)
ありがとうございました。下の道場にたくさん、いろいろ食べるものを昼間、女の方が一生懸命作って机にずらっと、並べてありますので、お腹のすいた方は下に行って召し上がってください。じゃあ、また下でお目にかかりましょう。どうもありがとうございました。(拍手)。
おもてなし
ベーグル!
野菜の煮物
懇親会
恭子ちゃん、片山さん、瀬古さんの力作!?
ベイクド・あん・アップル
「うかたま」16号に載っていました!
親睦会は盛り上がり、夜は更ける…
楽健法(17)
二人がかりで攻める…いや、癒す!?
居残り楽健~
懇親会の準備
ベーグル作ります!
おいしい炊き込みご飯でおにぎりを作ります!
東光寺奉納芸能の夕べ インド舞踊と独白劇
9月の合宿は、5月の柳田紀美子さんのインド舞踊の催しに続いて、インド舞踊のマドゥ・プリヤさんと、宥厳先生の独白劇「がらんどうは歌う」の奉納公演が開催されました。マドゥ・プリヤさんの公演は今回で8年目になります。今回の合宿は前泊されて、舞台作りを手伝ったのが、近藤琴美、小林恭子、西澤真由美、田中勝子、中島光弘さん、ピアノの中村裕子さんも前泊されて、前夜祭ならぬ本番同様のリハーサルになったとか。
今回の舞台照明は中島光弘さんが、担当してくれました。
いよいよ開幕
はじめに幸子先生のご挨拶がありました。
(幸子先生)どうもこんばんは。本日はようこそいらっしゃいました。
今日は素敵なマドゥ・プリヤさんのインド舞踊と、中村裕子さんのピアノ演奏による山内宥厳の一人芝居をごらんいただきます。今日はどういう形になるかわかりませんけど、楽しみにしてご覧くださいませ。帰りにはたくさんご馳走を用意してございますので道場でごゆっくりと楽しみくださいますように。
(拍手)
インド舞踊(1)malari&ganesha sloka
みなさん、こんばんは。バラタ ナティヤム(Bharata Natyam)ダンサーのマドゥ・プリヤです。今年もここ東光寺でバラタ ナティヤムを奉納することができ、とても光栄に思っています。今回はおめでたく華やかな舞を3曲ご用意してきました。楽しんでいただけたらと思います。
では、初めてご覧になる方のために、この踊りの説明を簡単にさせていただきたいと思います。この踊り、「バラタ ナティヤム」は南インドのチェンナイ、以前はマドラスと呼ばれていた都市を中心とするタミルナドウ州に伝わる伝統的な寺院古典舞踊です。この踊りの起源は、約二千年以上も前にさかのぼります。もともとはヒンドゥー教の寺院で巫女たちが伝承してきた踊りを近代の舞台芸能としてより新たに発展させたものです。そのためヒンドゥー教の神々への讃美が主な内容となっています。
では、まず一番初めの曲、「マラーリ ガネーシャ スローカ」をご紹介します。インドではお祭りの際、だしやおみこしが出てお寺の周りをゆっくりと回りだします。そして、その速度がどんどん増し、最後はすごい速さでお寺の中に突入していきます。その時の曲を用いたものなので一番初めはゆっくりで徐々に早くなっていくという構成です。とてもしなやかで優美な振り付けが美しい曲です。そして、この曲の最後には、象の頭をしたガネーシャ神を讃える詩がつづられています。大きな耳と象の鼻をしたガネーシャ神。彼は私たちの苦しみや悲しみをあっという間に振り払い、私たちの障害物を取り除いて恩恵を与えてくれると伝えられています。また、物事の始まりを司り、祝福をもたらすのでよく入口に置かれているのを目にすることができます。また、彼はあらゆる鬼や悪魔、それらを一つに取りまとめる一族の長でもあります。この鬼や悪魔たちと言うのは、私たちのさまざまな悪徳や欲や怒りのシンボルとされています。つまりガネーシャはそのような私たちのあらゆるエゴ。怒りや悪徳や欲などをおさえてくれる、コントロールしてくれる強力な神様でもあるということです。パールヴァティ女神の最愛の息子でもあるガネーシャ神に私は心からご挨拶いたします。このような内容になっています。ではこのお寺のますますの繁栄と観客の皆さまのご健康と幸せを祈って踊らせていただきたいと思います。よろしくお願いたします。
インド舞踊(2)herara
次は物語中心のリズミックで小さな演目をご紹介したいと思います。この演目はジャーヴァリーといわれる演目で、曲名はエーララです。今回のこの物語の主人公はうら若い乙女で、彼女はクリシュナ神に誘われて一度二人で楽しい時を過ごして以来、このクリシュナ神のとりこになってしまいました。ちなみにクリシュナ神はヴィシュヌ神の生まれ変わりとされており笛が大変上手で、牛飼いのとても美しい少年または青年の姿であらわされる神様です。とてもいたずら好きで水汲み女や牧女たちといつも楽しく戯れる姿でよく登場します。さてこの恋する女の子は、村の道端でクリシュナ神の姿を見つけるとすぐに駆け寄り、目で自分のもとに来るように目配せをしたり、手招きしたり、最後には焦れて彼の手を引っ張り自分のほうに引き寄せようとさえします。この演目では乙女のかわいらしい一生懸命なアプローチがいきいきと描写されています。
また同時にこの演目で見どころなのはヒンドゥー教の神様と人間たちの距離の近さです。例えばこのタイトルのエーララとはタミル語で英語に直訳するとHey, you. Come here!くらいの親密な表現です。まるで親しい友達や恋人や家族に対するかのように、神様に対して「ねえ、ちょっと、こっちに来てちょうだい。どうしてこっちに来てくれないの?」と気さくに呼びかけています。「ねえ、クリシュナ。私のもとに来てちょうだい。私の手を取ってあなたのそばに寄せてください。あのキューピッドの矢が私の胸を貫き私はこんなにも苦しい。ねえ、クリシュナ。どうして私のもとに来てくれないんですか。あの、サトウキビで作った愛の弓と愛の花の矢が私の胸を突きぬいて、私はこんなにも苦しい。円盤とホラ貝を携えた麗しいヴィシュヌ神の生まれ変わりであるあなた。どうぞ、私の隣に来てください。あなたが私のことをこっそり呼んでくださったときに私がどんなにかうれしかったことでしょう。そして、私たちは楽しい時を一緒に過ごしましたね。どうぞ、私のもとに来てください。いつも優美であふれる慈悲を携えたあなた、どうぞ一瞬にして私のことを捕まえ、あなたのそばにずっと置いてください。」このように彼女は一生懸命語りかけています。
では、彼女は見事クリシュナ神を捕まえることができるのか。どうぞ、御覧ください。では、演目は「ジャーヴァリー」です。曲名は「エーララ」です。よろしくお願いします。
インド舞踊(3)thilana mohanam
ありがとうございました。では、最後の曲です。今日一番最後の演目は「ティラーナ」という演目です。ティラーナはリズミックでダイナミックなステップと彫刻のように優美なポーズが織りなす、最後にふさわしい華やかな曲です。
今日は数あるティラーナの中から「ティラーナ モーハナ」という曲で、この曲もヴィシュヌ神の化身の一つであるモーハナ神に捧られた曲目です。モーハナ神はとても美しい神様で、その姿を一瞬でも見たものは、全ての人間はあらゆる動物、あらゆる生き物がそのあまりの美しさに完全に魅了されてしまうといわれています。そして、この歌の終わりには美しいモーハナ神への賛美の歌が添えられています。「麗しいモーハナ神。私はあなたの清らかな蓮の花のようなおみ足をいつもこの胸に抱いています。どうぞ、私のもとに来てください。そして、いまこの時、あなたの愛であふれたハートをこの私に下さい。美しいモーハナ神よ、私はあなたに心から帰依します。では、ティラーナ モーハナムと最後のご挨拶であるマンガラムを続けてご覧ください。
山内宥厳の横笛アドリブ演奏
独白劇「がらんどうは歌う」が、はじまり
みなさん、今晩は。東光寺の山内宥厳です。毎年、懲りもせずに一人芝居に挑戦してまして、少々くたびれてきましたけれど、まあ今夜ももう一度チャレンジしてみようと思っています。はじめに少し、音楽を聞いてもらって、それからいつとはなしに芝居の中に入っていくという風な趣向でやってみようかなと思っているんですが。いつも、必ずしもうまくいくとは限らない。御愛嬌でやらしていただきたいと思っています。
この横笛なんですけど、これは私が10年くらい前にこしらえた笛で、普通のしの笛とはちょっと違った調律になっています。変わった音が出ます。私の好きなアメリカインディアンの笛、アメリカンネイティブフルートなどと言われている笛なんですけど、その笛と同じような調律で、自作の横笛を作ってみたのがこの笛なんです。
ピアノとのコラボ☆
和尚、山内宥厳の独り芝居、「がらんどうは歌う」
わたしはいま、こうして舞台に出てきましたが…
今日のわたしの役柄は、役者なんです。
ベルは鳴る。決められた時間どおりに。
マリア、ごらんなさい!
劇終了
(宥厳先生)マドゥ・プリヤさんでした。(拍手)。中村裕子さん。(拍手)
ありがとうございました。下の道場にたくさん、いろいろ食べるものを昼間、女の方が一生懸命作って机にずらっと、並べてありますので、お腹のすいた方は下に行って召し上がってください。じゃあ、また下でお目にかかりましょう。どうもありがとうございました。(拍手)。
おもてなし
ベーグル!
野菜の煮物
懇親会
恭子ちゃん、片山さん、瀬古さんの力作!?
ベイクド・あん・アップル
「うかたま」16号に載っていました!
親睦会は盛り上がり、夜は更ける…