楽健法研究会 東光寺の楽健法セラピスト養成講座

楽健法セラピスト養成講座の記録・現在第12期(2012年)4月開講から来年3月まで毎月の記録です

第2回5月9日(1日目)その1

2009年05月12日 | 第9期楽健法セラピスト講座
夜の懇親会の準備が始まっています。

大わらわっ


戸を開け放して本堂も広々♪


座布団も干していい気持ち!


真由美さん、太鼓の練習


忙しい合間のお昼ごはん


お手伝いしてくださった方々も一緒に。ありがとうございました。


おいし~(≧▽≦)




幸子先生も大忙しっ


お豆の煮ものとさつまいも


楽しみですね~


目にも鮮やかな新緑の中で

東光寺ミニ四国奉納インド舞踊
今月の東光寺、楽健法の合宿は特別プログラムです。
昨日までの雨がすっかり快晴になって、柳田紀美子さんの東光寺山でのインド舞踊奉納のために、先月みんなで耕して植栽した、一ヶ月目の芝生とクヌギの新緑がとても新鮮で、空気がとてもやわらかく、やさしく包まれる感じがしています。山も芝生も、集まった近所のひとも、われわれ受講生もともに新緑から英気をもらいながら深呼吸をしているようです。
芝生の四隅には、切り出したばかりの青竹の花生けにお花が満艦飾で、不動堂の前に、果物や野菜がお供えされています。


山頂の不動堂前広場にて

(宥厳先生)本日はお集まりいただいて有難うございました。私がこの東光寺に縁をいただいてから20年目になりました。東光寺山をいつもきれいに手入れしてミニ四国の参拝ができるように維持しておくことがなかなか出来ませんでしたが、最近は手伝ってくれる人もできましたので、藪に埋もれがちだった山をきれいにして、みなさんにもお参りしていただき、健康のためにもなりますので、やっと整備ができました。

参拝案内の地図も作りました。八十八カ所の石仏の番号をずーっと札所の順番に書いてありますので、それを見ながらお参りしていただけるように用意しました。

今日は、そういうようなことで、友人の柳田紀美子さんというインド舞踊の先生ですが、今日は特別に東光寺山で奉納舞踊をしていただくことになりまして、この八十八ヶ所の仏様、それから、東光寺の御本尊、今後のわれわれの平安を願って、奉納舞踊をお願いしたわけです。

ちょうど一か月前にこの山の広場で1曲踊ってもらおうと思ったんですが、ダンスは裸足でやりますので、地面で踊るわけにいきませんから、茣蓙を敷くのも新緑に似合わないと思いまして、1か月前に突然ひらめいて、芝生にしようということに決めまして、ちょうどひと月前にここを耕して芝生を植栽しました。


ちょうど1か月目で、まだちょっと切れ目がありますけれども、だいたい思ったように芝生が育って出来上がりました。芝生の上でインド舞踊を踊るのは初めてだというようなことも、先生もおっしゃってましたのでとても嬉しい気持ちです。では今から始めたいと思います。

それでは最初に三通三下といって、お寺で催しをするときのお知らせの太鼓の打ち方がありますので、それから始めたいと思います。よろしくお願いします。

パチパチパチ…


ドンドンドン ドンドンドン ドンドンドン ドンドンドンドン……早く乱れ打ち……ドン(3回繰り返す)

 
インド舞踊(吉祥の舞)がはじまりました。




















ありがとうございました(^O^)


ちゃっかり!

晩御飯の準備に取り掛かります!


その前に新しい楽健法!?でも、蹴っているようにしか…虐待!?


ああ、忙しい、忙しいっ


グレープフルーツ寒天ゼリーに幸子先生の涙が入っています(^皿^)


さっぱりしててのど越しさわやか♪


ぎゅっ!いじめられてる!?


いえいえ、新しい楽健法。この後みんな輪になって踏みあいました。UFOが来そうだった(笑)


壽子さんの新作!


パニーニの生地を作るわよ!


天井にひびが!


パニーニのはずが…


揚げパンでしたぁ!


餅つきも始めますよ~


ベストカップル


杵とり名人、吉田さん!!

第2回5月9日(1日目)その2

2009年05月12日 | 第9期楽健法セラピスト講座

大根おろしで冷めないうちに頂きます!


平野さん、ありがとうございました。


柳田先生も


お餅を丸めま~す!ん?形が…


天ぷらを揚げてくださってます★


ぜんざい、待ってましたぁ!見よ、この笑顔!


楽健法でおもてなし!


喜んで頂けたようで、何よりです!

東光寺ミニ四国奉納インド舞踊【夜の部】が始まります。

日も暮れて来ました。

<本堂での予定作品> 6:30 開演
■「弁財天の舞」
古楽器「琵琶」を奏でる弁財天のうるわしいお姿を讃え、智恵と芸術を司る大女神に祈りと感謝を捧げます。

■「金剛舞」 
「金剛」と称する旋律(ラーガ)の基本フレーズを、オリッシィ独特の雅な舞踊様式で、バリエーション豊かに展開していく抽象舞踊。複雑で力強いステップと、大きく空間をとらえるボディ・ムーブメントが見所です。

■「解放」
全身全霊を神に託して舞い踊り、魂の解放・救済をもとめる舞踊。


夜、6時半、本堂にて三通三下の太鼓。

ようこそお越しくださいました。今日の催しはこの山を地元の人は「とんこじやま」と言うんですけれども、東光寺山という山で、山号が磐余山(いわれさん)、磐余山東光寺と言う、そういう名前のお寺です。真言密教のお寺ですね。磐余山という、磐余という言葉は非常に古い言葉で万葉集なんかにも出てきます。それでこの磐余という名前の付いた天皇陛下がおりまして、神日本磐余彦尊(かんやまといわれひこのみこと)と言う風に言うんですけど、この人は神武天皇のことですね。

歴史的にはこのあたりはいろいろ由緒深い地名なんですね。万葉集なんかに出てくる磐余の山と言うのはこの東光寺山のことではないかなと言う風に書いている学者もおります。

このお寺に上がってくる石段のところから石仏が2体ずつ並んでまして、庫裏の庭、ミニ四国八十八カ所のちょうど徳島県に当たるのがちょうどこの庭くらいですね。それから、ずーっと回っていくと土佐に入って愛媛県に入って香川県に入って、こちらへ回ってきたら一応八十八カ所を全部参拝したことになります。

みなさん、地図持ってもらってますか?
それを見ながら、時間のある時に是非一度山の中を歩いてみてください。
山は、ちょっと油断しますと、あっという間に笹が生えて通れなくなってしまいますので、何度か全部お参りできるようにチャレンジしたんですけど、ブッシュがすぐ伸びてきて、人手がないとなかなか追いつきません。いつもお参りできるようにできなかったんですけど、去年末から、いつでもみんながお参りできるような場所として維持していかなくちゃと思って、いろんな方に協力いただけることになって、やっとだいたい整いました。

今日はそのミニ四国八十八カ所の仏様、それからここの御本尊様、大日如来ですけれども、この仏様に奉納の舞踊をやっていただこうということで、柳田紀美子さんにインド舞踊の素晴らしい、日本で第一人者の方ですけれどもお願いして、奉納舞踊をしていただくことになりました。

今日は初めに、山内筧一さんにクラシックギターを30分ばかりやっていただいて、その後、インド舞踊をお願いする予定になっています。

最後までゆっくりとお楽しみください。その後少し、わたくしが声明をやろうかなと思ったんですが、声明よりも笛を聴かせてほしいというような声もありまして、声明のつもりで笛を、短い時間ですけれども演奏させて頂きます。

では、山内筧一さん、よろしくお願いいたします。

パチパチパチパチ…

《山内筧一さんのクラシックギター演奏》

『宥厳の弟です。(笑)』

♪曲目♪
アルハンブラの思い出
前奏曲第一
禁じられた遊び 等々

皆さん、たぶん聞いたことがあると思いますが、「アルハンブラの思い出」を。

スペインのピアノ作曲家の「アストーリアス」
練習曲第一番
トロイメライ

《宥厳先生の笛の演奏》

だいたい瞑想するのにいいような感じでたぶん聞こえると思います。
即興で吹きますので神様がやってくると乗ってくるんですけど、やって来なければ失敗すると、そういう具合の即興演奏を、、、、(アメリカンネイティブフルートの演奏)

《柳田紀美子さんのインド舞踊》


本日、舞踊を踊らせて頂きます柳田紀美子と申します。どうぞよろしくお願いします。最初の舞踊はプログラム原稿にありますように、弁財天様の舞踊をさせていただきました。このお寺にも弁財天様がいらっしゃいまして、ここの弁財天様は8つの手をお持ちなんですけれども、どうもこのお姿は鎌倉時代以前のお姿だと思います。今日私が表現させて頂きましたのは、日本での彫刻としては鎌倉以降に表現されています琵琶を持つ弁財天様の踊りでした。

神様のいろいろなお姿を手の型、ボディラインで表して行くのがこのインド古典舞踊オリッシーなんですけども、最初に琵琶を持つ姿、このような姿で琵琶を…これは覚えていただいているでしょうか。琵琶の表現。

女神の姿はこのように体をS字にくねらすようにして女神の姿を現します。この形はオリッシーの基本ポーズのトゥリバンギという、トゥリというのはサンスクリット語で、「3」という意味でバンギは曲げると言う、体をS字型に曲げるという基本ポーズがございます。基本ポーズはこのような形で3つに胸、腰、膝をこのように曲げて体でS字型を作ります。これはインドの彫刻の中でも三屈曲法という風にいいまして、彫刻の世界でも一般に用いられている美のS字ラインと言う風に呼ばれています。

女神を表す時に、このS字ラインがとても女性的で柔らかい線を出すことが出来ることから、主に女神の姿を表すときに使われます。そして、手のひらを前に向けて人々に恵みを与える姿を表しています。日本の仏像の彫刻の中にもよく見つかるような形があるかと思いますけれども、インドの方にルーツが限られてくるかと思います。
参照URL
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%BC

この舞踊は東インドのオリッサ州と言う所に派生していることからオリッシーという名前が付いています。この東インドと言うところは北のムガール王朝のイスラム文化とインド土着の南のドラビダ文化、これら北と南の文化がうまく融合した文化がこの東インドにございます。ですので、北インドの楽器であるシタールを使ったり、それから南の両面太鼓を使った楽器も融合して独特の世界を作り出しています。

この衣装なんですけれども、今日はこの原形のものを持ってきていますので、ちょっとご覧いただきたいと思います。オリッサ州と言う所の特徴がよく表れていまして、これ全く同じものなんですけれどもこのぎざぎざ模様はお寺の塔を表していると言われてまして、テンプルデザインという風に呼ばれています。これはオリッサ州の州特産の織りなんですけれども、これちょっとお持ちいただいてもいいですか?恐れ入ります。


このサリーは5m50cmの長さがありまして、このように長いサリーです。これは日常的には体に三回巻くことによって着付けます。サイズもないので親から子へ子から孫へという感じで代々受け継がれていくものです。ちょうど今日のサリーとここの部分も全く一緒でこれを裁断いたしまして、今はこのようなスタイルに、踊り専用に作っております。もともとはこのような、これは材質はシルクなんですけどもこの絹のサリーをこのように着たり、それからこの部分なんですけど、この部分は最後にサリーで着たときにこのように肩にかかる部分になります。このように肩にかかる部分の精巧な作りも織り模様なんですけれどもオリッサの特徴はこの絣(かすり)の模様が特徴なんです。この絣模様の所を特に一番手が込んでいる大切な部分なんですけれども、この一番前のひだの部分に用いたりですとか、今日の私の衣装は中のブラウスにこの絣部分を用いています。

これはオリッサでしか作られていませんのでもしこのようなサリーを見つけられたら、「あ、オリッサの特産のサリーだな」という風に思っていただいていいかと思います。

ありがとうございます。

オリッシーではシルバー、銀細工しか用いません。ゴールドとか他のものは用いないです。オリッサ州の特産品として銀があります。なので銀を使っています。それからこの髪飾りは何で出来ていると思いますか?これはとても軽いんです。え?何とおっしゃいました?

(観客)象牙かと思った。

あ、象牙。象牙だとちょっと重たくなりますよね。頭につける。これはですね、実は木の皮なんです。

(観客)え~~~~~~!!木の皮なんですか?

木の皮なんです。茶色い皮をむいて白くするんですけどもところどころやっぱり自然のものなので茶色い筋が残っているんですけど、手触りとしては軽くてちょっと発泡スチロールに似た感じがするんですけども、自然のものなので、一度大きなサイクロンというか台風なんかがあるともう木がめちゃくちゃになってしまうので2年くらいは全然これがなかった時期もあったりとかして、本当に自然のものですので、天候によりけりで手に入ったり、入らなかったりするものなんです。

神様への奉納舞踊ですので、動物関係のものは使われません。

この手の化粧なんですけども足と手の指に施しています。これは「アラタ」と言いましてこれも植物のエキスなんです。真っ赤な液なんですけどもこれもインドにしかございません。これはどのような意味があると思われますか?見て美しいというのもあるかもしれませんが…。

あっ、そうですね、今、魔除けって言っていただいたんですけどもその通りなんです。邪気を払うという意味で大地に眠る精霊。大地に触れる部分にこの清めの化粧をするという。そして、大地に挨拶をするときに最初に行いましたこのような動作があったと思うんですけれども、これも大地の精霊、神様にご挨拶するこの部分、触れるところに清めの化粧をして行います。大体このすべての化粧をするのに早くて2時間くらいかかります。

この舞踊の一つ、面白い歴史なんですけれども大体千年くらい前にお寺でこの舞踊が始まったんですけれども、20世紀になるまで誰もこの舞踊について、現地の人も、現地の人ですら知らなかったんですね。で、お寺の中で秘密の儀式という形で、神様に巫女の女性たちが誰も見ていない状態で神様に奉納していたこの舞踊が初めて人の目に公開されたのが20世紀に入ってからなんですね。ですから1950年代くらいに初めてこのオリッシーという舞踊がこのように神様に奉納されているということを現地の人も初めて知って、そしてそこからその舞踊が実はもう時代の流れで消えかけていたんですけれども、もう一回それを芸術舞踊として保存していかなければいけないということで、現地の方が改めてこの舞踊の復興に取り掛かりました。

その時にお寺に刻まれている彫刻ですよね。そのお寺の彫刻なんかはこの舞踊が発展した頃の古い古いものなんですけれども、そういったものから基本動作ですとか、姿を参考にしてこの舞踊を再興して神様にだけではなくて、皆様にお見せできるまでに高めていったというのが、この50年、60年くらいの歴史なんです。ですので、まだ見ていただくにはまだまだ新しい舞踊です。

古典舞踊という風に言っていますが、古典というのはただ単に古いという意味ではなくて古にそのよりしろはあるけれども、それが脈々と受け継がれて、今もその命を保っていて、輝きを失っていないというのが古典というものの意味だと思いますので、私もインドから遠く離れて何かのご縁でこのオリッシーというものを始めさせていただくことになったんですけれども、一生懸命受け継いで、そして多くの方に見ていただきたいなという風な気持ちでいつも踊っています。

そうしましたら次の題目を踊らせて頂きたいと思います。
最初の演目はちょっと女神さまの舞踊でしたのでしっとりした柔らかい舞踊だったんですけれども、次はプログラム載せていない舞踊ですが、蓮の勇者という神様の武勇伝。
ダイナミックで男性的な舞踊を最初の演目と対比して見ていただきたいと思います。

少し手掛かりとなる手の形とかポーズをご説明してから踊らせて頂きたいと思います。この蓮の勇者というのは蓮を持って踊りながら、魔神たちと戦うクリシュナ神の物語なんです。最初に退治されるのが大きな鎌首をもったカリアという大蛇なんですけれども、大蛇は湖を毒で汚してしまいます。そして、人びとが困っている姿を見てクリシュナ神がその大蛇の鎌首の頭の上に乗って蓮の花を持ちながら踊って、退治するという場面をちょっとご覧いただきたいと思います。

大蛇はこのように表します。この手のところで蛇の鎌首を表します。そして、クリシュナ神はこの片手で蛇を表して、このように退治します。そして、蓮の花を摘んで大蛇の鎌首に乗ってポーズを取って、勝利を宣言します。このようなエピソードがあります。

それから2つ目はガルーダという想像上の鳥なんですけども、霊鳥に乗って、そして人々を救済しに行く場面があるんですけれども、このガルーダという霊鳥がとても生き生きと表現されますのでご覧ください。


両手を組み合わせてくちばしを作ります。


そして鳥のように前に歩いてそして大きな羽を広げて大空を飛びます。この背中の上にクリシュナ神が乗っています。このクリシュナ神は左手にホラ貝、右手に武器となる車輪、チャクラですね。これを持っています。そして、その隣にはラクシュミーという女神も一緒に乗っています。やはり、女神はこの形で表します。それから、10の頭を持つラバナという悪魔を退治します。このような場面を生き生きと描いています。

このクリシュナ神の風貌はどのような風貌かと言いますと、このように耳には耳飾りを付けています。これは耳飾りを表しています。それから花の首飾りをつけています。首飾り。ここに首飾りがあります。花飾り。このような形で表現していきます。

それでは、「蓮の勇者」、クリシュナ神の武勇伝をどうぞご覧になってください。



第2回5月9日(1日目)その3

2009年05月12日 | 第9期楽健法セラピスト講座
それではちょっと説明しましたので、モチーフとして見つけていただけましたでしょうか?形を。オリッシーは大きく分けまして、今みたいにストーリーを語るアビナヤという舞踊とストーリー性がない抽象舞踊と2種類あります。その舞踊は神話を語るというのではなくて、純粋な動きの面白さ、舞の妙というものですね。リズムとともに楽しむというような舞踊です。

どちらかと言ったらオリッシーの中でも古典というよりは、モダンというか現代的な舞踊で、次の舞踊はプログラムにもありますように、「金剛舞」という舞踊なんですが金剛の意味は旋律の名前なんですね。旋律に曙とか春とか夜とか四季折々の言葉とか雰囲気でもいろいろな時間帯がありますけれども、メロディーに名前が付いています。そして、金剛というバジラカンティという名前がついている旋律を次は踊らせて頂きます。

2006年にインドのブバネシュワールというこのオリッサ州の州都でオリッシーの国際大会があったんですけど、その時にその大会に出るために、私の師匠が振り付けてくれた舞踊でオリッシーの中でもモダン的なものです。

みなさん、足がお疲れじゃないですか?どうぞお気楽になさってご覧に頂けたら嬉しいです。じゃ、お願いします。


最後の演目に参りたいと思いますけれども、今私がこの舞踊を88年に始めましたのですが、ざっと21年くらいになるかと思いますが、始め踊っていた時は本当に体操のように踊ってまして意味を教えていただいてもこの体の内部まで浸み込んでこないんですよね。それが、時を重ねると自然に何度も何度も踊っているというのと、歌詞の意味も繰り返し繰り返し読んだり、それから人生のそのものの経験を積んでいくことによってだんだんとその踊りというものの深みが少し表せてきたのではないかと思えるようになりました。

年年ごとに、その作品に対する解釈も違ってきてそれが今すごく楽しみになってきました。これからは、もっと円熟した舞踊というものを追及していきたいと思いますが、なかなか思うようにはいきません。ゆっくりとした歩みですけれども、長く踊っていけたら嬉しいなと言う風に思っております。

それでは最後は魂を解放する「モクシャ」という演目を踊らせて頂きたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 

宥厳先生)
ありがとうございました。ちょっと入ってください。ケンちゃんも入って。

パチパチパチ…

どうもありがとうございました。
【花束贈呈】
(割れんばかりの拍手)

長時間、どうもありがとうございました。下の道場に飲み物とか食べるものも用意してあるようですので時間のある方はどうぞ下で歓談して行って下さい。

では、どうもありがとうございました。
パチパチパチ…

ちょっと後片付けを…

実はこんなところにしまわれていました(^^)


お月さまがきれい


私たちもお夜食、お夜食♪

素敵な一日でした






第2回5月10日(2日目)その4

2009年05月12日 | 第9期楽健法セラピスト講座
二日目の始まり

太陽が昇る方向が季節とともに変わってきます。


心願成就、交通安全、先祖代々霊位供養、当病平癒…


翌日、早朝の護摩祈祷がありました。

昨日は楽健法も勉強もできませんでしたが、あのような行事もそんなにあることではないので、そこから何か掴み取って頂けたらと思います。

今日は、これから朝ごはんを食べて、楽健法をします。昼ごはんを食べて、今日は楽健法を2回しましょうね。では、朝食の準備をお願いします。


一つ一つ丁寧に読み上げてくださいます。


ご利益、ご利益!

朝の作務





五月書房の鶴田実社長と桜井市議会の福嶋昭代議員、宥厳先生の歓談 
二人は大学時代の友人とか。鶴田氏は東京から催しに参加。

朝ごはん

大忙し!


かぼちゃのスープをわけわけします!


カボチャのスープと野菜サラダとスナック豆。

楽健法(4)

護身法から始めます。


えへへ~


背中がダイナマイトセクシー



昼食

昨日の残り物のお昼ごはんですがとっても美味しそう
 ・菜の花のお漬物とたくわん
 ・ポテトサラダとゆで卵
 ・松山のふきの煮もの
 ・松山の豆の煮もの
 ・高野豆腐と椎茸
 ★甘草の天然酵母パン和え(東光寺オリジナル)

食後のお散歩

昨夜の名残


大地にアース!気持ちいい~


芝生の上で楽健法

楽健法(5)

いた~い!!ひぃぃぃ~


気持ちいい~

補修の補修

ゲンちゃんが直してくれましたが、今度は反対側が…。私たち押さえてま~す!


これでおっけぇ~

母の日によせて~楽健法の母へ~

幸子先生へ
五月十〇日は「母の日」。
楽健法の母へ贈呈します。
花は「なでしこ」
「ありがとうございます。」
       辻田正孝

終わりの会

(宥厳先生)こっちへお入りください!
別室でどうするんですか。
護身法してから。はい、みんなこっち向いて。もっとこっち。
はい。あんまりくっつかないで。

(受講生)西澤さん、中へ!

(宥厳先生)中へ入って入って。そんな隠れて聞いてるような!
はい、じゃ、護身法やりましょう。

(一同)子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥…

(宥厳先生)どうもありがとうございました。

(一同)ありがとうございました。

(宥厳先生)今回、ちょっとインド舞踊とかいろいろ感想も持たれかもわかりませんので、何か思いついたことをちあきさんのほうにメールででも送っておいたらまたブログに掲載されるかと思いますので是非感想を寄せてください。文章でもハガキでもファックスでも何でも結構ですから、ね。少し。

(宥厳先生)この次は9月にマドゥ・プリヤさん、あの方は毎年、東光寺でもう8回目くらいになるのかな?7、8回目くらいになるのかな?
毎年、東光寺で公演をやってまして、東光寺の奉納舞踊は、生き甲斐みたいに思ってます、と、この前も電話をもらいまして、9月に彼女のインド舞踊と、私の独り芝居にも再チャレンジしようかな、と思っています。

(一同)お~~~!!!パチパチパチ…

(宥厳先生) また、催しのお手伝いをしてください。予定がいろいろ盛りだくさんの割には時間があまりなくて、あっと言う間に終わってしまいますので、一泊二日って言ったら意外と忙しいものですよね。半日半日しかないような感じなんで。しかし、こうやって一年間、続けられると、きっといろんな変化が、体にも生活にも起こってくると思いますので、是非頑張ってください。
出来るだけいろいろ意見とか感想とかを寄せていただくようにお願いいたします。
幸子先生はなにかありませんか?


(幸子先生) あっ、んーでも、昨日も忙しかったと思いますけれど、何とかそれなりに…人間はこう一生懸命するだけでなしに、いいゆとりというものを持っていただいて、たくさんいい引出しを持っていただいたら嬉しいなと思いますのでね、またよろしくお願いします。

(宥厳先生) 他に、ここぞと感想!という人はありませんか?田中勝子さんはいかがですか?

(T勝子) 芝生の上での楽健が大変気持ち良うございました。やはり自然の中でやる楽健というのもなかなかいいなと思いました。ありがとうございました。

(宥厳先生) もっと草ぼうぼうにして

(T勝子さん) はい、自然農の中で(笑)

(美智子) すみません。昨日の朝はちょっと遅れてきたんですけど、ちょっとした交通事故に遭いまして。でも、無理やり、私は行くところがある!って病院から飛んできたんですけど、本当に、家にもしおったら多分、痛い痛いと言って寝てたかもわかんないし、はい、何か昨日より痛みも薄らいで、、ありがとうございました。

(宥厳先生) それは良かった。他にないですか?一言。

(琴美) はい!一回目いなかった近藤です(笑)。自己紹介(笑)。一か月遅れで入学させていただきますんでよろしくお願いしま~す。
(幸子)ちょっと一言。ずっといらっしゃるような気がするんですけど…

(琴美) そうですか(笑)。みなさん、よろしくお願いしま~す(^^)。自己紹介まだだったんで!

 (宥厳先生) 他にはありませんか?

(ちあき) 今、言っといたらレポート書かなくてもいいかもしれない(笑)


第2回5月10日(2日目)その5

2009年05月12日 | 第9期楽健法セラピスト講座
(宥厳先生) じゃあ感想を一言づつ、!なんでもけっこうです。気楽にしゃべって下さい。

(恭子) えーっとぉ、とても華やかなインド舞踊を見れて楽しかったです。ありがとうございました。

(光弘) あの、前回に続いてのインド舞踊ですけど、今回すごく迫力って言うか、ま、一回見てて二回目っていう形のせいかもしれませんけれど、迫力があって魅力にこう…あの~すごく魅力的なんだなって言う感想を持ちました。

(宥厳先生) 舞踊が、ということもあるんでしょうけれども、柳田さんのキャラクターでしょうね。華のあるダンサーですね。日本では僕はやっぱり抜きんでたすごい人だなぁと言う風に思っています。
インド舞踊の人はたくさん知っていますけどね。

(光弘) もう一回見たいっていうぐらいの気持ちになりました。ありがとうございました。

(真由美) えー、あの~舞踊とか、後、笛とかギターもホールではよく聞きに行ったりするんですけれども、この自然の中で響いてくる、舞踊の響きも、あと、笛の音もギターの音もやっぱりこの自然の空気に伝わっていくその音色ってホールではない、何かこう沁みてくるような、心に沁みてくるような響きがあるなと思いました。

(梓) 初めてインド舞踊を見たんですけど、目の使い方とか指先まで、すごい全てに神経が行き届いてて見てて迫力と、あの曲線美というか、くびれとお尻の女の人の、もうアレに惚れ惚れしてしまいました。
すごい貴重なものを見せていただいてありがとうございました。

(和代) 私も初めてインド舞踊見せていただいて本当に素晴らしかったです。とても楽しい一日…二日を過ごさせて頂きました。ありがとうございました。

(壽子) インド舞踊の柳田さんの、センターが通ってるというか、中心のぶれがないのがすごいなぁと思ってきっと楽健法もやったらすごく上手になるんじゃないかなあと…

(宥厳先生) もっと上手になる。

(壽子) はい!片足で立った時のあのバランスの良さがちょっと感動しました。

(F勝子) あたしは藤井です。(一同笑)。私は、ごめんなさい、準備の段階でね、あのー豊富な課題はどさっと来まして、それを先生が、幸子先生のちょっとした話、竹の話をされたらすぐ切ってこられてお見事な花器が出来てね、それも暗がりの中で花を生けたりとか、そういう準備の段階からとっても楽しませて頂きました。ありがとうございました。


(都美子) 昨日のインド舞踊が、本堂で緩やかな風が吹いて、そこの雰囲気とかすごく楽しかったし、楽健法を今まで和歌山で教えてもらってたんですけど、こっちに来ていろんな踏み方があるというか、今まで教えてもらってたのかもしれないですけど、まだまだ吸収できていないことを、毎回、人が変わるたんびに覚えられて、というか勉強できてすごく楽しいです。

(恵美) インド舞踊は初めてだったんですけども、体で表現するっていうのが、あんなすごい、人に伝えられるくらい出てくるっていうところがすごいなって思いました。ちょっと、う~ん…今年のテーマが私の中で表現するとか、楽健法を出来るだけ上手になってっていうのもあるんですけど、そういうところもプライベートであるので、すごいなって思ってまた勉強になりました。ありがとうございました。


(孝予) 私はもう、あの~お昼に来た時にはもうお料理、お客様のお料理もできてて、もう朝からそういう風に藤井さんはじめ幸子先生とか後、近所のお手伝いの方が見えて、もう皆さんの力でそういうもう出来上がった所に来てしまったので、一期の時と違ってやっぱり九期位になるとだんだん一重二重といろんな人がもう増えてきて、ああ楽健法はもう安泰だなぁっと(笑)。そういう先生方の努力だとか後みなさんの力とかそういうものをすごく感じて、年々充実した講習会、研修会になったと思います。
どうもありがとうございました。


(圭衣子) インド舞踊は知らぬ間に引き込まれてました。とっても素敵な感じでした。
久しぶりに、その方々、お客様をお迎えするのが、この懐かしいなぁって思っています。
何か…あのぉ~(涙)…何だろう、昔から日本っていうか、私が生まれ育った時から人をおもてなしするって言うのはこういうものなんだよなって、すごくみんなの動きとか、声かけとか料理の一つ一つにこう愛情がこもってって言うのを感じて、とても幸せなひと時でした。ありがとうございました。(泣く)

(美江) 金曜日からお手伝いに来させてもらって、いろんなことがあったんですけど、みんなのそれぞれの力が一つのことを作り上げるんだということで、とても感動していました。お花のこともですし、インド舞踊のこともだし、ギターやら、お掃除して下さる先生の妹さんだとか、お手伝いして下さる方とか、ホントに一人一人の力が合わさって、こんなことができるんやなあっと思って、すごい幸せでした。
ありがとうございました。


(琴美) ギターの時は本当に気持ちが良くて、このまま寝かせてほしいと(笑)。本当に眠くて眠くて…。私、小さい頃、禁じられた遊びのレコードで寝かしつけられてたんです。(一同爆笑)。それを思い出して本当にこう船を漕いでたら後ろから梅田さんに足をぎゅぅぅぅぅってつねられて、一生懸命起きてたけど、本当にあのまま眠ってしまいたいくらい、心地がよく、いい意味で、本当に気持ちのいい音色で。インド舞踊はもう迫力に圧倒されて、真似をしてみたいけど出来るのは…蛇だけぇ~(笑)。
少しずつ人間らしい表現ができるように頑張って行きたいと思うので。(笑)

(ちあき)宥厳先生の笛に神様が降りてきたようで素晴らしい音色でした。ギターの音色もこの本堂の夜の雰囲気をその音色のように美しくしてくれました。そして、また目の覚めるようなインド舞踊。柳田先生の目ヂカラに悩殺されました。本当に素晴らしいひと時でした。そして、前日から、当日朝早くから準備してくださった方々に心から感謝します。ありがとうございました。
    ※敬称略

(宥厳先生) それからね、本堂と本堂の前の花が、まだ元気がいいので、できたら皆さん、好きなやつを持って帰ってもらって、ここに置いといたらすぐダメになりますからね。持って帰れる人は本堂の中も外も、花をできたら持って行っといて下さい。留守になってしもて、あのままむざむざと枯らすよりは持って帰ってまた水切りしたらちょっと持つでしょ?ね?

(幸子先生) さっきみなさんにそう言ったんだけど。勿体ないから。

(宥厳先生) まあ、車で持って帰られる人も、手で持って帰られる人もよかったら、見て気に入ったら持って行って下さい。まあ、そうしていただいたらこちらも何か…留守にしますので、花がかわいそうだから、ほったらかしで水も替えないし、ということになりますのでね。

(幸子先生) ちょっと上に上がって要る方は、出しますので好きな花を持って帰ってくださったら。

(宥厳先生) じゃあ、またこれくらいにしておいてまた来月お目にかかりましょう。
どうもありがとうございました。

(一同) ありがとうございました。

あとがき
今回も実り多い盛りだくさんな二日間でした★
また来月、お会いしましょう!
コメント、よろしくお願いします。 

最後になりましたが、吉田さんのだんなさんの吉田さん(笑)素晴らしいお写真の提供ありがとうございました。さすが、プロ!奉納インド舞踊のお写真に何枚か使わせていただきました。そのほかにもいろいろとお気遣い頂きありがとうございました。またお目にかかれることを祈っています。