第4回 開講
8月に入ると、残暑ともいわれますが、いよいよ夏は真っ盛り、蝉の鳴き盛る季節になってきました。奈良では7月7日に奈良イオンハウスという酵素風呂で楽健法講習会が開かれました。東光寺のこの教室からも、近藤さんと西澤さん新田さん高田さんが参加、だれかが欠席したら代役をいつも気軽にやってくださる梅田さんも参加されました。酵素風呂は宥厳先生ご夫妻は20年以上も毎週2回以上通ったという経験をされていて、いかなる温泉よりも効果があるといつも話されています。講習会には20数名が参加。初心者のかたが半数以上でしたが、宥厳先生のお話のあと、まず酵素風呂に入浴してからお昼の野菜カレーライスをいただき、午後から楽健法の実習でした。はるばる九州や四国からもHPを見て来られたかたもあり、次回も是非参加したいと喜ばれました。
始まる前から、今夜の準備が始まっています。
宥厳先生待ち
先生、登場!!
(宥厳先生)届いたばかりの維新派の案内ポスターを見せながら、、、
維新派って劇団を知ってますか?聞いたことない?なかなか面白い芝居をする劇団ですよ。大がかりな舞台を作ってね。
http://www.ishinha.com/ja/information/news-/1049-2011-06-19-06-29-22.html
あの、これは犬島公園って書いてます。犬島と言うところでやるんですね、岡山の。岡山に犬島って言う瀬戸内海の島があって、そこの島の中でテント劇場みたいなことやるんじゃないかな。何故こんなもの紹介しようかとしたかというと、この維新派っていうのは明治維新の維新って言う字を書くんですね。維新派っていう劇団の、松本雄吉さんと言う人が主宰、演出家です。僕は松本雄吉さんとだいぶ昔から何度かご縁があったんですけど、20何年か前に…21年ほど前かな、この人の演出する芝居に出演を頼まれて、その舞台に私が音楽担当で出たことがあるんですね。音楽と言ったら聞こえがいいんですけど、ピアノを本当は弾いてたんですけど…って言うのは嘘ですけど(笑)。あのー、文楽の人形とかね、そういうのを使って、文楽座から二人ほど若手の人形遣いが出たり、それから、大駱駝艦っていう東京の舞踏やらまあ、演劇やってる、麿赤児さんって言う人ですね、頭を僕のように丸めた割と怪異な容貌の有名な俳優がおります、麿赤児さん、ご存知ですか?麿赤児のこと知ってる人いる?皆さん、ほとんど知らんのやね(一同笑い)。困ったもんですね。顔見たら、ああ、あれか!って、よくテレビにも出ていますからね。とても有名な俳優さんです。この麿赤児さんという方がこの桜井市の出身の方なんですね。それで、麿赤児さんの頭をパーンと叩いた人がおるんです、こん中に。麿赤児の頭を。
(幸子先生)えっ!宥厳さんと、あの~映画館で待ち合わせてるあれがあったんで、一番後ろにいるからねって言うから、私が後から行って、麿赤児が座ってたんだけど、宥厳さんと思って頭をボンっと(一同爆笑)。そんで、後ろ振り返りはって、何や!って(一同笑い)…なんで、間違って、「すいません!まちがえました!」って…と言うことがありました。
(宥厳先生)まあ、そういう男です(一同笑い)。何かよう分ったような、よう分らん話ですけどね。その芝居はね、「パペット」って言う題名…パペットって言うのは人形のことですよね。人形芝居の人形なんですけど。パペットと言う題名の芝居で、はじめはね芝居の台本を僕に書かないかと言う話が別の筋からあったんです。だけど、僕は芝居の台本なんか急によう書かんしと言ってそれは断ったんですよ。そしたらその芝居は秋田実さんっていう、大阪にかつて漫才の作者がいたんですね。秋田実さんの娘がいましてね。この方がやはり物を書いているらしくて、その人がパペットと言う芝居の台本を書かれて上演になったんです。
大阪の上町台地には寺町があるんですけど、そこに大蓮寺っていうお寺があります。そこの大蓮寺のお寺と関係のある人のひとりは皆さんも知ってる人がおります。東京楽健法研究会にも顔を出された秋田寅吉君ですね。寅吉君のお祖父さんがもともと住職をされていたのが大蓮寺っていうお寺なんです。その大蓮寺っていうお寺はパドマ幼稚園っていう大阪では割と有名な幼稚園を昔から経営してて、英才教育の幼稚園ですね。だから、東大などエリートコースに入れようと思ったらまずパドマ幼稚園から始めなくっちゃというような、そういう評価の教育方針で運営してきたとか聞いていますが…お寺が運営している幼稚園ですね。
秋田寅吉君のお祖父さんは早く亡くなって、その弟さんが大蓮寺を引き継いでそれでパドマ幼稚園をやったり、色々な事業をされてお寺を発展させていったわけですね。その息子さんに秋田光彦さんって言う人がいて、さっき上に本があったでしょう?「葬式仏教をしないお寺」っていう、あれを書いたのがその秋田光彦さん。
その人が僕にある日突然電話をかけて来たんです。普段は付き合いはなかったんですけどね、まあお互いに顔は知ってるくらいだったんですけど、ある芝居に出てくれませんかと秋田光彦さんが言って来たんです。その芝居は松本雄吉さんが演出することになっていて、その芝居に出たんです。一回だけの公演だったんですけど維新派の若い連中数名に聲明の特訓をしましてね、私が。それで、みんなお坊さんの衣を着けて、舞台も出ずっぱりで最初からずーっと場面に応じて全部違う聲明をやって行くという演出でしたね。そういう芝居に音楽担当で出たのが東光寺のご縁の不思議な始まりだったんです。
この芝居を見に来ていた観客のなかに、知人ですが、この地元の黒田さんって言う人が来ていました。その黒田さんは当時の愛読書が「二人ヨーガ楽健法」という本だったんです。ほかにもう一冊の愛読書があって、それが「ガンジーの健康論」と言う本だったんです。どちらも私が関係している本を読んでくれていて光栄なことですね。その人がこの芝居を見に来てましてね、芝居が終わった後で楽屋に会いに来られ、桜井の駅前によく散歩に行く東光寺と言うお寺があって、とてもいい場所で私の好きな散歩コースなんですが、無住の荒れたお寺ですから、宥厳さんはそこへ、もし話ができて可能だったらお越しになりますか、と言うような話があって、じゃあ、まあ一度話をしてみてくれますかと言うようなことで。
そうしたら、このお寺のすぐ下に大浦さんって言うおうちがあるんですけど、大浦さんのお父さんはかつて桜井市長をされていたそうです、黒田さんが大浦さんに問い合わせるとこの東光寺山の持ち主がすぐにわかって、ある日突然、今からいらっしゃいませんかと電話が入って、それでここに来たのが東光寺に来るきっかけになったわけですね。
まあ、私が芝居をしたり、他のアーユルヴェーダとかね、色々な活動をしていたってそれで飯が食えるわけでもないし、才能もないのにと思って嘆く人もおるかもしれないけど(笑)、そういうことをすることによってね、何か思いがけない出会いで縁が結ばれ人生の展開があると言うことですね。
だから、人間と言うのは必ずしもそれにピタッとはまってるか、はまってないかは別としても、何か要求があったり、要望があったり、頼まれたりしたときには出来ることだったら引き受けてやってみると言うような形で私は生きてきている。私は大体、話を聞いたら、私はそれはできませんっとか言って即座には断らない方なんですね。普通の人が出来ることだったら僕はだいたいできるはずだと思う楽天家なもんですから、それで、頼まれたらやってみると言うような形で今まで色んなことやってきたんですね。
まあ人間には出来ないことの方が本当は多いかもしれませんけども、常識的に行住坐臥、生活している場で人間がなしうること、普通の人がしていることはたいてい誰でも出来るもんです。
だから、まあ楽健法もそうですけど、そういう意味では上手下手とか、どれくらい極めたかと言うような問題はあるとしても、誰でも何でもやれば出来ると思うんです。だから、今まで頑張っとったのは、今月の短歌を書こうと思ってガンバっとったんですけど、時間がなくて、12~3首詠んだんですけど気に入らなくて、慌てて書いてもろくなことにならんなと思うから、パソコンにらんでいたんですが、梓ちゃんが電話をくれたので諦めて下りて来たんです(一同笑い)。
まあ、皆さんが明日…明日までに書きあげる時間があればやるし、なければ今月はもう短歌はなし、てなことで2,3日先に編集部に送ろうかなっと言うようなところです。
今日は、今、夜に芝居やらインド舞踊やら、北田信さんと言う、阪大の先生をされている、インド学を教えてる先生みたいですけど、その方が、サロットやったかな、確か、楽器。それとタブラ…タブラって言うのはこう2つ太鼓並べてね、パンパンパンっとやるインドの打楽器ですけれども、その組み合わせでインド音楽と、それとマドウ・プリヤさんと言う世にも妙なる美しい…かどうか知りませんけども(失礼!)、女性がインド舞踊を踊って見せてくれます。カーリダーサって、去年も同じ演目だったんですけどね。何かまあ彼女にとっては非常にこう重要な位置づけのダンスらしくて、ま、何かもっと極めたいので今年は去年よりはさらに練り上げて、お見せして頂けるそうです。それで、解説は短かくしろよって言ってあるんですけど(一同笑い)。割と結構長いね、あの、、解説されますね。落ち着いてますね。慌てた気配はどこにもないという、まあ、あれくらいの度胸がないとインド舞踊なんかね、一人で踊れないかもしれませんけどね。
http://rakkenho.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/79-07d0.html東光寺の催し
それと、かぼちゃを炊きますから、皆さんダンスの後でここへ降りて来た時にね、かぼちゃがあったら、自分の食いたい分はさっさとお皿に確保しといてくださいね(一同笑い)。そうでないと、去年はそのインド舞踊の人に怪物がのりうつって一皿全部食べちゃったんだそうです、こんな大きなやつ。
(琴美ちゃん)ひと皿じゃないです、ひと鍋です。
(宥厳先生)あ、ひと鍋!
(一同)え~~~~。(爆)
(宥厳先生)びっくりしてるやん!
(幸子先生)その後にぜんざい3倍食べはったんですよ。(一同爆笑)
(琴美ちゃん)それだけじゃない、かぼちゃの他にもちゃんと食べてんのよ。まぜご飯だか何だか。その恨みを私は覚えている(笑)。私とちあきが帰ってきたらもうないんだもの。
(宥厳先生)だから、まあ皆さん、食べ物は自分で責任を持って(一同爆笑)!!確保してくださいね。ま、あの何かねアイスクリームの美味しのがあったら1kgくらいペロッと食べるとか前言うてましたからね。まあ、あれ太ってたらあんなに食べられないかもしれないね。
(琴美ちゃん)そんな私見ながら言わなくても。(一同大爆笑)
(宥厳先生)すぐひがむ!(幸子先生、ケッケと笑う)。まあ、今から私も含めて楽健法をさーっとやって、ちょっとそんなに超スピードでなくてもいいですけれども、途中で客も来たりしたら、ちょっと私、中座したりするようなことになるかもしれませんから、まあ、早い目に楽健法をやって、それから何かまあ、ゆっこ先生の料理プランに合わせて、皆さん、手伝っていただいて、それで、舞台が終わった後ここでみんなで会食するというような形をいつもやってますので、ちょっと時間がやや変則になるかも知れませんけれども。それから、何人かの方は上で明日の朝のために舞台を元に戻さないといけない。今、空っぽにしてますのでね。ちょっと忙しいですけれども、よろしくお願いします。
(宥厳先生)それではそんなこ~とかな?他に言うとくこと何かなかったかな?
(幸子先生)なるべく早く楽健法して、食事とか、軽く掃除もして頂いて。
(宥厳先生)楽健法はまあ、45分くらいで交代するようにしましょうか。ね!よろしいですか。斉藤先生(一同笑)。
(琴美ちゃん)あ、紹介しておいた方がいいのかね?
(宥厳先生)あっ、あの~この人新人なんですね(一同爆笑)。それで、何か見たことのある人もあるかと思うんですが、東京にお住いの、編集をやっておられる有名な出版社の下っ端か(一同笑)?
(斉藤さん)下っ端です。
(宥厳先生)…かなんかですので、まあ、よろしくお願いします。もう、楽健法はだいぶ長くからね、東京へずっと勉強に来られて、よく私たちも可愛がってもらっております(一同爆笑)。それじゃあぁ、組み合わせ決まった?じゃあ、護身法やってから始めましょう。
楽健法(11)
準備中~
先生、さっそくFacebookにスマホから投稿!!ブログかな?
人が集まってきました…ん?受講生?
ドキドキワクワク(((o(^▽^)o)))
梓ちゃん、激写ちぅ~
7/9 18:31
●本堂は護摩壇がしまわれて、フラットになったスペースが舞台となる。
6:30分にベストドレッサーの幸子先生が登場。
(幸子先生)本日はお忙しい中をようこそ、また恒例の踊りや演奏をしたいと思いますので、じっくり楽しんで帰っていただきたいと思います。そして、終わりましたら、下に少し食事も用意していますので、それも含めて楽しんでいただけたらといます。どうぞ、ごゆっくりと。
林の中にキラキラ
(北田信さん)まず、調弦をしますので、数分お待ちください。
(北田信さん)みなさん、ようこそお越しくださいました。わたくし、今日インド音楽を演奏させていただきます、北田信(まこと)と申します。こちら、太鼓を演奏なさる高巣 泰輔さんでございます。それから、こちらで、今日観客として来ていただいたのに無理言ってお願いしてタンクーラっていう弦楽器をですね、演奏なさって、お名前は岡田かよこさんです。本当は同じタブラ系ですね。インドの太鼓を演奏なさる方なんですけど、今日特別お願いして、お手伝いしていただくことになりました。
今日はですね、この後、マドゥ・プリヤさんがですね、パラダナティアム、インド舞踊をなさると、その時の演目がですね、紀元4世紀のインド最大の詩人カーリダーサの代表作シャクンタラー姫、このシャクンタラー姫のですね、最初の劇が始まるところの場面にちなんだ曲というのをですね、インド古典の音楽、古典音楽の旋律家がいられまして、お手元のわたくしどものレジュメを、というか資料をご覧頂くと、名前がそこについてございますが、「ラーガケーダーラ」というですね、非常に古いこのカーリダーサもおそらく聞いたであろうといわれるメロディーなんですけれども、この夏の暑い日差しが、日が落ちましてですね、あたりが涼しくなってくると、その時にですね、湖に、湖のほとりで楽器を弾いたりだとかですね、少し、しゃべったりなどして、みんなが夕涼みをしてていると、そのような情景を描写したメロディーでございます。それではですね、しばらくの間20分程度を予定しておりますが、お付き合いよろしくお願いいたします。
インド舞踊~マドゥ・プリヤ~
東光寺で初舞台を踏んでから、いつのまにか10周年を迎えることになりました。
これも東光寺の神様の豊かな恩恵と、山内先生、幸子先生、生徒の皆さまの暖かいサポートのおかげです。
本当にありがとうございます。
色々考えた末、演目は昨年と同じ、カーリダーサの戯曲「シャクンタラー姫」にしました。
とても難しい曲で、まだまだ未完成なのですが、私なりに推敲を重ねてきたつもりです。
10周年の記念の感謝もこめて、精一杯踊りたいと思います。
この曲は私の師匠が約40年前に振付けし、長い間封印されていたものでしたが、ようやく2年前、師匠の娘によってリバイバル上演された大変貴重な作品です。
皆様とこの美しい物語と音楽と振付を、ライヴで生き生きと、願わくば前回よりも、深く鮮やかな形で、共有できるのを楽しみにしています♪
この演目では、森にすむシャクンタラー姫が、愛を誓い合ったドゥフシャンタ王を想い、自分を迎えに来てくれる日を待ち焦がれ続けたあげく、とうとう自分が森を出て王の城へ向かおうと決心するまでを描いています。
王を待ち続けてすっかり憔悴してしまった彼女は、蓮の葉にドゥフシャンタ王へラブレターを書き、王のもとへと届けてくれるよう、仲良しの鳥にその手紙を託します。。。
独り芝居「がらんどうは歌う」 山内宥厳
閉演のあいさつ
懇親会~
後片付けしましょう~
8月に入ると、残暑ともいわれますが、いよいよ夏は真っ盛り、蝉の鳴き盛る季節になってきました。奈良では7月7日に奈良イオンハウスという酵素風呂で楽健法講習会が開かれました。東光寺のこの教室からも、近藤さんと西澤さん新田さん高田さんが参加、だれかが欠席したら代役をいつも気軽にやってくださる梅田さんも参加されました。酵素風呂は宥厳先生ご夫妻は20年以上も毎週2回以上通ったという経験をされていて、いかなる温泉よりも効果があるといつも話されています。講習会には20数名が参加。初心者のかたが半数以上でしたが、宥厳先生のお話のあと、まず酵素風呂に入浴してからお昼の野菜カレーライスをいただき、午後から楽健法の実習でした。はるばる九州や四国からもHPを見て来られたかたもあり、次回も是非参加したいと喜ばれました。
始まる前から、今夜の準備が始まっています。
宥厳先生待ち
先生、登場!!
(宥厳先生)届いたばかりの維新派の案内ポスターを見せながら、、、
維新派って劇団を知ってますか?聞いたことない?なかなか面白い芝居をする劇団ですよ。大がかりな舞台を作ってね。
http://www.ishinha.com/ja/information/news-/1049-2011-06-19-06-29-22.html
あの、これは犬島公園って書いてます。犬島と言うところでやるんですね、岡山の。岡山に犬島って言う瀬戸内海の島があって、そこの島の中でテント劇場みたいなことやるんじゃないかな。何故こんなもの紹介しようかとしたかというと、この維新派っていうのは明治維新の維新って言う字を書くんですね。維新派っていう劇団の、松本雄吉さんと言う人が主宰、演出家です。僕は松本雄吉さんとだいぶ昔から何度かご縁があったんですけど、20何年か前に…21年ほど前かな、この人の演出する芝居に出演を頼まれて、その舞台に私が音楽担当で出たことがあるんですね。音楽と言ったら聞こえがいいんですけど、ピアノを本当は弾いてたんですけど…って言うのは嘘ですけど(笑)。あのー、文楽の人形とかね、そういうのを使って、文楽座から二人ほど若手の人形遣いが出たり、それから、大駱駝艦っていう東京の舞踏やらまあ、演劇やってる、麿赤児さんって言う人ですね、頭を僕のように丸めた割と怪異な容貌の有名な俳優がおります、麿赤児さん、ご存知ですか?麿赤児のこと知ってる人いる?皆さん、ほとんど知らんのやね(一同笑い)。困ったもんですね。顔見たら、ああ、あれか!って、よくテレビにも出ていますからね。とても有名な俳優さんです。この麿赤児さんという方がこの桜井市の出身の方なんですね。それで、麿赤児さんの頭をパーンと叩いた人がおるんです、こん中に。麿赤児の頭を。
(幸子先生)えっ!宥厳さんと、あの~映画館で待ち合わせてるあれがあったんで、一番後ろにいるからねって言うから、私が後から行って、麿赤児が座ってたんだけど、宥厳さんと思って頭をボンっと(一同爆笑)。そんで、後ろ振り返りはって、何や!って(一同笑い)…なんで、間違って、「すいません!まちがえました!」って…と言うことがありました。
(宥厳先生)まあ、そういう男です(一同笑い)。何かよう分ったような、よう分らん話ですけどね。その芝居はね、「パペット」って言う題名…パペットって言うのは人形のことですよね。人形芝居の人形なんですけど。パペットと言う題名の芝居で、はじめはね芝居の台本を僕に書かないかと言う話が別の筋からあったんです。だけど、僕は芝居の台本なんか急によう書かんしと言ってそれは断ったんですよ。そしたらその芝居は秋田実さんっていう、大阪にかつて漫才の作者がいたんですね。秋田実さんの娘がいましてね。この方がやはり物を書いているらしくて、その人がパペットと言う芝居の台本を書かれて上演になったんです。
大阪の上町台地には寺町があるんですけど、そこに大蓮寺っていうお寺があります。そこの大蓮寺のお寺と関係のある人のひとりは皆さんも知ってる人がおります。東京楽健法研究会にも顔を出された秋田寅吉君ですね。寅吉君のお祖父さんがもともと住職をされていたのが大蓮寺っていうお寺なんです。その大蓮寺っていうお寺はパドマ幼稚園っていう大阪では割と有名な幼稚園を昔から経営してて、英才教育の幼稚園ですね。だから、東大などエリートコースに入れようと思ったらまずパドマ幼稚園から始めなくっちゃというような、そういう評価の教育方針で運営してきたとか聞いていますが…お寺が運営している幼稚園ですね。
秋田寅吉君のお祖父さんは早く亡くなって、その弟さんが大蓮寺を引き継いでそれでパドマ幼稚園をやったり、色々な事業をされてお寺を発展させていったわけですね。その息子さんに秋田光彦さんって言う人がいて、さっき上に本があったでしょう?「葬式仏教をしないお寺」っていう、あれを書いたのがその秋田光彦さん。
その人が僕にある日突然電話をかけて来たんです。普段は付き合いはなかったんですけどね、まあお互いに顔は知ってるくらいだったんですけど、ある芝居に出てくれませんかと秋田光彦さんが言って来たんです。その芝居は松本雄吉さんが演出することになっていて、その芝居に出たんです。一回だけの公演だったんですけど維新派の若い連中数名に聲明の特訓をしましてね、私が。それで、みんなお坊さんの衣を着けて、舞台も出ずっぱりで最初からずーっと場面に応じて全部違う聲明をやって行くという演出でしたね。そういう芝居に音楽担当で出たのが東光寺のご縁の不思議な始まりだったんです。
この芝居を見に来ていた観客のなかに、知人ですが、この地元の黒田さんって言う人が来ていました。その黒田さんは当時の愛読書が「二人ヨーガ楽健法」という本だったんです。ほかにもう一冊の愛読書があって、それが「ガンジーの健康論」と言う本だったんです。どちらも私が関係している本を読んでくれていて光栄なことですね。その人がこの芝居を見に来てましてね、芝居が終わった後で楽屋に会いに来られ、桜井の駅前によく散歩に行く東光寺と言うお寺があって、とてもいい場所で私の好きな散歩コースなんですが、無住の荒れたお寺ですから、宥厳さんはそこへ、もし話ができて可能だったらお越しになりますか、と言うような話があって、じゃあ、まあ一度話をしてみてくれますかと言うようなことで。
そうしたら、このお寺のすぐ下に大浦さんって言うおうちがあるんですけど、大浦さんのお父さんはかつて桜井市長をされていたそうです、黒田さんが大浦さんに問い合わせるとこの東光寺山の持ち主がすぐにわかって、ある日突然、今からいらっしゃいませんかと電話が入って、それでここに来たのが東光寺に来るきっかけになったわけですね。
まあ、私が芝居をしたり、他のアーユルヴェーダとかね、色々な活動をしていたってそれで飯が食えるわけでもないし、才能もないのにと思って嘆く人もおるかもしれないけど(笑)、そういうことをすることによってね、何か思いがけない出会いで縁が結ばれ人生の展開があると言うことですね。
だから、人間と言うのは必ずしもそれにピタッとはまってるか、はまってないかは別としても、何か要求があったり、要望があったり、頼まれたりしたときには出来ることだったら引き受けてやってみると言うような形で私は生きてきている。私は大体、話を聞いたら、私はそれはできませんっとか言って即座には断らない方なんですね。普通の人が出来ることだったら僕はだいたいできるはずだと思う楽天家なもんですから、それで、頼まれたらやってみると言うような形で今まで色んなことやってきたんですね。
まあ人間には出来ないことの方が本当は多いかもしれませんけども、常識的に行住坐臥、生活している場で人間がなしうること、普通の人がしていることはたいてい誰でも出来るもんです。
だから、まあ楽健法もそうですけど、そういう意味では上手下手とか、どれくらい極めたかと言うような問題はあるとしても、誰でも何でもやれば出来ると思うんです。だから、今まで頑張っとったのは、今月の短歌を書こうと思ってガンバっとったんですけど、時間がなくて、12~3首詠んだんですけど気に入らなくて、慌てて書いてもろくなことにならんなと思うから、パソコンにらんでいたんですが、梓ちゃんが電話をくれたので諦めて下りて来たんです(一同笑い)。
まあ、皆さんが明日…明日までに書きあげる時間があればやるし、なければ今月はもう短歌はなし、てなことで2,3日先に編集部に送ろうかなっと言うようなところです。
今日は、今、夜に芝居やらインド舞踊やら、北田信さんと言う、阪大の先生をされている、インド学を教えてる先生みたいですけど、その方が、サロットやったかな、確か、楽器。それとタブラ…タブラって言うのはこう2つ太鼓並べてね、パンパンパンっとやるインドの打楽器ですけれども、その組み合わせでインド音楽と、それとマドウ・プリヤさんと言う世にも妙なる美しい…かどうか知りませんけども(失礼!)、女性がインド舞踊を踊って見せてくれます。カーリダーサって、去年も同じ演目だったんですけどね。何かまあ彼女にとっては非常にこう重要な位置づけのダンスらしくて、ま、何かもっと極めたいので今年は去年よりはさらに練り上げて、お見せして頂けるそうです。それで、解説は短かくしろよって言ってあるんですけど(一同笑い)。割と結構長いね、あの、、解説されますね。落ち着いてますね。慌てた気配はどこにもないという、まあ、あれくらいの度胸がないとインド舞踊なんかね、一人で踊れないかもしれませんけどね。
http://rakkenho.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/79-07d0.html東光寺の催し
それと、かぼちゃを炊きますから、皆さんダンスの後でここへ降りて来た時にね、かぼちゃがあったら、自分の食いたい分はさっさとお皿に確保しといてくださいね(一同笑い)。そうでないと、去年はそのインド舞踊の人に怪物がのりうつって一皿全部食べちゃったんだそうです、こんな大きなやつ。
(琴美ちゃん)ひと皿じゃないです、ひと鍋です。
(宥厳先生)あ、ひと鍋!
(一同)え~~~~。(爆)
(宥厳先生)びっくりしてるやん!
(幸子先生)その後にぜんざい3倍食べはったんですよ。(一同爆笑)
(琴美ちゃん)それだけじゃない、かぼちゃの他にもちゃんと食べてんのよ。まぜご飯だか何だか。その恨みを私は覚えている(笑)。私とちあきが帰ってきたらもうないんだもの。
(宥厳先生)だから、まあ皆さん、食べ物は自分で責任を持って(一同爆笑)!!確保してくださいね。ま、あの何かねアイスクリームの美味しのがあったら1kgくらいペロッと食べるとか前言うてましたからね。まあ、あれ太ってたらあんなに食べられないかもしれないね。
(琴美ちゃん)そんな私見ながら言わなくても。(一同大爆笑)
(宥厳先生)すぐひがむ!(幸子先生、ケッケと笑う)。まあ、今から私も含めて楽健法をさーっとやって、ちょっとそんなに超スピードでなくてもいいですけれども、途中で客も来たりしたら、ちょっと私、中座したりするようなことになるかもしれませんから、まあ、早い目に楽健法をやって、それから何かまあ、ゆっこ先生の料理プランに合わせて、皆さん、手伝っていただいて、それで、舞台が終わった後ここでみんなで会食するというような形をいつもやってますので、ちょっと時間がやや変則になるかも知れませんけれども。それから、何人かの方は上で明日の朝のために舞台を元に戻さないといけない。今、空っぽにしてますのでね。ちょっと忙しいですけれども、よろしくお願いします。
(宥厳先生)それではそんなこ~とかな?他に言うとくこと何かなかったかな?
(幸子先生)なるべく早く楽健法して、食事とか、軽く掃除もして頂いて。
(宥厳先生)楽健法はまあ、45分くらいで交代するようにしましょうか。ね!よろしいですか。斉藤先生(一同笑)。
(琴美ちゃん)あ、紹介しておいた方がいいのかね?
(宥厳先生)あっ、あの~この人新人なんですね(一同爆笑)。それで、何か見たことのある人もあるかと思うんですが、東京にお住いの、編集をやっておられる有名な出版社の下っ端か(一同笑)?
(斉藤さん)下っ端です。
(宥厳先生)…かなんかですので、まあ、よろしくお願いします。もう、楽健法はだいぶ長くからね、東京へずっと勉強に来られて、よく私たちも可愛がってもらっております(一同爆笑)。それじゃあぁ、組み合わせ決まった?じゃあ、護身法やってから始めましょう。
楽健法(11)
準備中~
先生、さっそくFacebookにスマホから投稿!!ブログかな?
人が集まってきました…ん?受講生?
ドキドキワクワク(((o(^▽^)o)))
梓ちゃん、激写ちぅ~
7/9 18:31
●本堂は護摩壇がしまわれて、フラットになったスペースが舞台となる。
6:30分にベストドレッサーの幸子先生が登場。
(幸子先生)本日はお忙しい中をようこそ、また恒例の踊りや演奏をしたいと思いますので、じっくり楽しんで帰っていただきたいと思います。そして、終わりましたら、下に少し食事も用意していますので、それも含めて楽しんでいただけたらといます。どうぞ、ごゆっくりと。
林の中にキラキラ
(北田信さん)まず、調弦をしますので、数分お待ちください。
(北田信さん)みなさん、ようこそお越しくださいました。わたくし、今日インド音楽を演奏させていただきます、北田信(まこと)と申します。こちら、太鼓を演奏なさる高巣 泰輔さんでございます。それから、こちらで、今日観客として来ていただいたのに無理言ってお願いしてタンクーラっていう弦楽器をですね、演奏なさって、お名前は岡田かよこさんです。本当は同じタブラ系ですね。インドの太鼓を演奏なさる方なんですけど、今日特別お願いして、お手伝いしていただくことになりました。
今日はですね、この後、マドゥ・プリヤさんがですね、パラダナティアム、インド舞踊をなさると、その時の演目がですね、紀元4世紀のインド最大の詩人カーリダーサの代表作シャクンタラー姫、このシャクンタラー姫のですね、最初の劇が始まるところの場面にちなんだ曲というのをですね、インド古典の音楽、古典音楽の旋律家がいられまして、お手元のわたくしどものレジュメを、というか資料をご覧頂くと、名前がそこについてございますが、「ラーガケーダーラ」というですね、非常に古いこのカーリダーサもおそらく聞いたであろうといわれるメロディーなんですけれども、この夏の暑い日差しが、日が落ちましてですね、あたりが涼しくなってくると、その時にですね、湖に、湖のほとりで楽器を弾いたりだとかですね、少し、しゃべったりなどして、みんなが夕涼みをしてていると、そのような情景を描写したメロディーでございます。それではですね、しばらくの間20分程度を予定しておりますが、お付き合いよろしくお願いいたします。
インド舞踊~マドゥ・プリヤ~
東光寺で初舞台を踏んでから、いつのまにか10周年を迎えることになりました。
これも東光寺の神様の豊かな恩恵と、山内先生、幸子先生、生徒の皆さまの暖かいサポートのおかげです。
本当にありがとうございます。
色々考えた末、演目は昨年と同じ、カーリダーサの戯曲「シャクンタラー姫」にしました。
とても難しい曲で、まだまだ未完成なのですが、私なりに推敲を重ねてきたつもりです。
10周年の記念の感謝もこめて、精一杯踊りたいと思います。
この曲は私の師匠が約40年前に振付けし、長い間封印されていたものでしたが、ようやく2年前、師匠の娘によってリバイバル上演された大変貴重な作品です。
皆様とこの美しい物語と音楽と振付を、ライヴで生き生きと、願わくば前回よりも、深く鮮やかな形で、共有できるのを楽しみにしています♪
この演目では、森にすむシャクンタラー姫が、愛を誓い合ったドゥフシャンタ王を想い、自分を迎えに来てくれる日を待ち焦がれ続けたあげく、とうとう自分が森を出て王の城へ向かおうと決心するまでを描いています。
王を待ち続けてすっかり憔悴してしまった彼女は、蓮の葉にドゥフシャンタ王へラブレターを書き、王のもとへと届けてくれるよう、仲良しの鳥にその手紙を託します。。。
独り芝居「がらんどうは歌う」 山内宥厳
閉演のあいさつ
懇親会~
後片付けしましょう~