ガサリガサリ！
ゴンゴンゴン！
…なんの音？
ガサリガサリ…冷凍庫を掘る音。
ゴンゴンゴン…冷凍物の塊を砕く音。
ガサリガサリ…
ゴンゴンゴン…
午前中、姑様は大きな音を立てながら、
冷凍庫工事…否、掃除をしていた。
嫁は、２階の自室でその音を聞きながら、
この家に永く続いた『悪しき冷蔵庫の歴史』の終わりを喜んでいた…。
が！悲劇は直後、起こったのだ。
これでもかと、廃棄物がぎゅうぎゅうに . . . 本文を読む
思いがけず水たまりを踏まされ、
すっかりテンションが下がってしまった嫁。
しかし、さらなるトラップ（罠）がアタシを襲おうとは！
♪チャララッ♪チャララッ♪チャ～ラ～♪
予兆はあった。
昨日のことである。
「冷凍庫の小豆も捨ててしまわねばな。」
「冷凍庫に小豆あった？」
「ほら…いつだか煮たべ。おめぇ、冷凍してたべ？」
…え？あたしが、ですか？
えーと…覚えがないですけどぉ？
それでも、記憶の糸 . . . 本文を読む
「なんとかならんのか～！」
休暇で帰ってきている旦那に、あれこれ言いたくないのだが…
また、姑様のコトを愚痴ってしまった。
昼食の支度をしようと、台所に行ったら…シンク内に野菜の切れ端が散乱。
それはそれは酷い惨状。
う、うあああああ！
姑様の仕業だコレ。
今朝、アタシがキレイキレイに磨いたシンクがぁ…(泣)。
ま、ど～せ、すぐ汚れるから仕方ないっちゃあ仕方ないんだけどさ。
でもさ～でもさ。
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