「不可視の両刃」放射線に挑む~英国大学院博士課程留学~

英国に留学して放射線研究に取り組む日本人医師ブログ

英国のソウルフードといえばマーマイト(異議は認める)

2018-06-01 | 留学全般に関して
先のブログ記事で、マーマイトについて触れたら、「センセ、ま~まいとって何すか?」というご質問がありました。マーマイトをご存知ない方がどのくらいいるのか知りませんが、たしかに日本ではあまり見かけない気もしますね。
マーマイトとは、一言で言えば「英国のソウルフード」です。日本で言うところの梅干しみたいな感じでしょうか。みんな大好きwikipedia様によると、下記の通りです。

「マーマイト(Marmite)はビールの醸造過程で増殖して最後に沈殿堆積した酵母、いわばビールの酒粕を主原料とし、主にイギリス及びニュージーランドで生産されているビタミンBを多く含む食品。語源はフランス語で「調理用のふた付き鍋」を意味する「marmite」(マルミット)。本家イギリスのものは濃い茶色をしており、粘り気のある半液状で塩味が強く、独特の臭気を持つ。」

ジョン・ブルの皆さんは、この黒っぽくて粘りがあり、妙な臭いのするゲル状の物質をパンなどに塗りたくって食べるのが一般的みたいですね。私も、英国紳士の端くれ(?)として、時々は食べています。たしかにクセがありますが、マズくはありません(美味いとは言っていない)。ビタミンB群が多く含まれるので美容に良いという話もあります。将来的には世界中の女性に人気がでるかもしれませんね。
食べたことがない方はぜひ「ばがやろぉぉ、早く食え(by 木久蔵)」

メシマズで名高い英国ですが、実に興味深い不思議な食べ物は多いです。スコットランドが誇る「ハギス」なども有名ですね。私はエディンバラでハギスを食べて、色々あってその後吐いたりしましたが、マズくはないです(美味いとは言っていない)。

留学して2年近くになりますが、英国食文化の真髄、未だ見えず。


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