「不可視の両刃」放射線に挑む~英国大学院博士課程留学~

英国に留学して放射線研究に取り組む日本人医師ブログ

博士論文の提出とサーカスの観劇

2019-08-31 | 2019年イベント
8月末に博士論文を大学Exams Officeへ提出しました。今後、外部の評価員を交えた学位審査会(Viva)が開かれ、その後に博士論文の修正版を提出し、(希望者のみですが)学位授与式・卒業式に出席という流れになります。まだまだ気は抜けませんが、博士論文の提出をもって大学院博士課程の修了となりますので、一応、ここで一つの区切りがつきました。
2016年9月から英国Queen's Universityの大学院医学博士課程に入学し、実験、研究を進めて、博士論文をまとめるのに3年が経ちました。とくに博士論文については、マンチェスターでの学会中も、指導教官と何度もやりとりして、最終的な修正を行いました。博士課程中にあった良いことも悪いことも、色々なことが思い起こされて、Officeで担当者に刷り上がったばかりの論文を提出する時にすこし手が震えました。

まあ、何はともあれ、ここで気分転換を兼ねて休憩することにしました。サーカスです。
3年間一度もサーカスなんて観に行ったことはありませんでしたが、今ちょうどCircus Extremeというサーカスが大学の横の植物園で開催されており、せっかくなので観に行くことにしました。英国は近代サーカス発祥の国と伺っていました。
子供の時にたしかキグレサーカスを観たことがありましたが、それ以来のサーカス観劇でした。



Belfastは、あまり人口が多くはありませんので、サーカスのテント会場もそれほど観客は多くはありませんでした。しかし、演出は圧巻でした。出演者との距離も、とても近くに感じました。



空中ブランコなどの定番の演技はありませんでしたが、綱渡り、ジャグリング、バイクなどの迫真のの演技や、陽気な道化によるコントも楽しむことができました。面白かったです。
子供心にすこし戻ることができました。



しがらみなく過ごした少年時代の
絶え間なく響く笑い声も 無責任に描いた夢も
過去の話 今はもう


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