「不可視の両刃」放射線に挑む~英国大学院博士課程留学~

英国に留学して放射線研究に取り組む日本人医師ブログ

オーモ―・パーク Ormeau Park

2018-02-21 | ベルファストのスポット
最近どうやら睡眠障害になってしまったようです。
昨日は半年くらいジャーナル編集部や査読者と戦っていた論文が放射線科学のトップジャーナルにようやく採択され、嬉しくて気持ちが昂ぶっていたのか、夜中を全然寝付けずに過ごしてしまいました。眠れたのはようやく明け方になってのことでした。生活リズムがぶっ壊れています。こういう時、日本に居たらマイスリーを処方してもらうように同僚にお願いできたのかもしれませんが(自分で自分に処方するのは基本的にはできませんので)。

ということで、今日はストレスフルなラボから逃亡したのでした。
気分は盗んだバイクで走り出す感じでしょうか。お散歩に出掛けたのでした。



北アイルランドの首都ベルファスト Belfastの街中を貫くラガン川 The River Laganは、私のクイーンズ大学ベルファスト Queen's University Belfastのすぐ側を流れています。あまりイースト・ベルファストに行く用事がないので、普段はほとんど行かないのですが、ラガン川沿いをゆっくり散歩することにしました。

ラガン川に沿ってオーモー・パークが広がっています。
ベルファスト市街にある公園としてはおそらく最大規模の広さを誇るこの公園は、もともとはドニゴール侯爵家 Marquess of Donegallの邸宅の敷地だったそうです。その後、ベルファスト市議会に売却され、1871年に公園として解放され、現在に至っています。



大学から歩いて15分くらいの距離にあるこの公園でのんびりしていたら、遠くに虹が見えたのでした。
当たり前ですが、虹は日本で見たものと全く同じでしたね。

ある詩によると、虹の橋のたもとには草原があるそうです。
そこで待っていてくれるかどうかは判りませんが、私もいずれはそこに行きたいと思っています。




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