「不可視の両刃」放射線に挑む~英国大学院博士課程留学~

英国に留学して放射線研究に取り組む日本人医師ブログ

日本に戻るということ

2018-02-19 | 雑記
先週は色々なことがありました。オリンピックでのフィギュアスケート連覇はもちろん、将棋では若き天才が王者を打倒し、日本からのニュースには私も様々な刺激を受けました。一方、私の近況はというと、あまり上手くいかないこともあって、なかなか悩ましいものがありました。正直言うと、若干鬱状態ですね。私はこんなところで何をやっているのかと。
とにかく、来月日本に一時帰国するまでにとりあえず片付けなければならないことをひとつひとつやっていくことにします。

私の知るある研究者が今年米国から日本へ帰国なさるようです。東京大学からシカゴ大学へ移られた後、一時的メールのやりとりをさせて頂いたことがあって、私が福島に居た時には励ましのメッセージを頂戴したこともありました。
その先生が米国へ流出した背景には、当時、朝日新聞社による煽動的な報道がありました。がんペプチドワクチン治験に対する異常な叩かれ方をされていたので、もう日本へは戻らないのではないかと私は思っていましたが、6年以上に及ぶ米国生活を終えて今年の夏に戻る予定とのことです。私もあの「吉田調書」事件があった際には朝日新聞社にはかなり頭にきましたし、今もマスメディアへの不信感というものが相当にあり、先生にはすこし共感を抱いていました。
シカゴはきっとお寒いのではないかと思っていました。そして、シカゴに比べて暖かい日本にお戻りになった方が長く活躍できるのではないかと。帰国されてからどの機関で活動されるのか存じませんが、日本のために頑張って頂きたいと願っています。

先週、唐突にボスから「大学院修了後はどうするのか?」と聞かれました。
自分の中の答えは幾つかありますが、どうしたものかと悩んでいます。
日本に戻ることも考えていますが、さて、どうなることやら。

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