MAYOR OF THE SUNSET STRIP
2003年 アメリカ
監督・脚本 ジョージ・ヒッケンルーパー
製作総指揮 ドナルド・ザッカーマン
製作 クリス・カーター/グレッグ・リトル/トミー・ぺルナ
編集 ジュリー・ジャナタ 音楽 アンソニー・マンネリ
音楽スーパーバイザー チャールズ・ラッジオ/クリス・カーター
ロドニー・ビンゲンハイマー
出演 ロドニー・ビンゲンハイマー/キム・フォウリー/
デヴィッド・ボウイ/コートニー・ラヴ/ミック・ジャガー/
オアシス/ジョーン・ジェット/ブライアン・ウィルソン/アリス・クーパー
ブロンディ/コールドプレイ/X/他






とっても地味な人だった。
デヴィッド・ボウイを初めてハリウッドに紹介したり、
いまでは有名なミュージシャンたちの曲を
一番最初にラジオでかけてあげたり、
とってもすごいことをやっている
DJ・ロドニー・ビンゲンハイマー。
こんなにすごい人なのに、
このひとの名前を知らなかった。
だけど本国でも
そんなに知られていないらしい。
でもミュージシャンたちは
彼のことをもちろん知っている。
コートニーも
「(売れるためには)まずロドニー・ビンゲンハイマーと
キム・フォウリーに会わなきゃって思ったわ」
と言っていた。
センスの良い人なんだと思う。
まさにDJ中のDJ。
クラブを経営していたときも
同じ曲でも彼がかけると
まったくちがって聞こえると誰かが言ってた。
音楽を愛していて、
誰よりも深く理解していて
よいものをちゃんとよくみせたり
聴かせたりすることができる。
ロドニーの才能。






それから、有名人のそばにいる才能も。
これがすっごく不思議。
有名人の写真の中に、いつもロドニーが映っている。
ジョンとヨーコの写真に。
ポール・マッカートニーといっしょに。
ラモーンズと一緒に。
ミック・ジャガーといっしょに…。
ギャグみたいにいつもロドニーが映っているのだ。
そしてロドニーは
そういう写真をひとにみせるのが大好き。
そんなところがなんだか不思議。
アンディ・ウォーホルと似ているようで、ちがう。
ロドニーは2つの人生を
半分ずつ生きているみたいな感じがするのだ。
ロドニーと
ロドニーのお母さんの。






ロドニーのお母さんは、芸能人マニアだった。
そして、彼をLAに送り込んだらしい。
子供のころはいじめられっこだったロドニー。
だけどサンセット・ストリップにたどりついてからは
苦労いらずというかんじ。
ミュージシャンたちに可愛がられ、
とくにソニー&シェールが
親代わりになってくれていたらしい。
「とっても純真で、そばにいると安心するの」
シェールは言っていた。
不思議なロドニー。
音楽を紹介していないときの彼は
おどおどしていて
オーラがないというか、
魅力があんまりわからない。






でも、やってきた功績は大きいので、
ロドニーのまわりには
いろんな人が群がっているけど
彼が利用されているだけのように
みえなくもない。
ずっと可愛がっていたミュージシャンが
ロドニーのようにラジオ番組をもったとき、
ロドニーは怒りを炸裂させていた。
自分のやり方がマネされた言って。
裏切られたと感じるのはわかるけど、
もし彼にマネをされていたとしても
ロドニーが長年かけてやってきたことは
そんなことくらいで
揺らぐはずがないのでは…?






彼はもっともっとメジャーにならなくちゃいけないのかもしれない。
自分が世に出してあげたミュージシャンたちと
同じくらい有名に。
有名人の写真の中に入っているロドニーではなく、
ロドニー1人だけで写真におさまるべきなのだ。
お母さんの遺灰を海に撒いて、
この映画ができて、
ロドニー・ビンゲンハイマーは
自分だけの人生を歩き始めているのかもしれない。
(すべてあくまでも勝手な予想。)






ロドニー・ビンゲンハイマー氏のHP
1976年に、LAのFM局KROQにて「Rodney On The ROQ」がスタートしたらしいです。
放送の翌週にはオフィシャル・サイトにロドニーがかけた曲リストが紹介されるそうです。
この情報はHighest Trails Aboveさんの
『 RODNEY BINGENHEIMER / RODNEY AND THE BRUNETTES』の記事から
写させていただきました。
他にもロドニー・ビンゲンハイマー氏の半生や仕事内容など
ものすごく詳しく書かれています。ご興味のあるかたはぜひこちらを。
2003年 アメリカ
監督・脚本 ジョージ・ヒッケンルーパー
製作総指揮 ドナルド・ザッカーマン
製作 クリス・カーター/グレッグ・リトル/トミー・ぺルナ
編集 ジュリー・ジャナタ 音楽 アンソニー・マンネリ
音楽スーパーバイザー チャールズ・ラッジオ/クリス・カーター
ロドニー・ビンゲンハイマー
出演 ロドニー・ビンゲンハイマー/キム・フォウリー/
デヴィッド・ボウイ/コートニー・ラヴ/ミック・ジャガー/
オアシス/ジョーン・ジェット/ブライアン・ウィルソン/アリス・クーパー
ブロンディ/コールドプレイ/X/他






とっても地味な人だった。
デヴィッド・ボウイを初めてハリウッドに紹介したり、
いまでは有名なミュージシャンたちの曲を
一番最初にラジオでかけてあげたり、
とってもすごいことをやっている
DJ・ロドニー・ビンゲンハイマー。
こんなにすごい人なのに、
このひとの名前を知らなかった。
だけど本国でも
そんなに知られていないらしい。
でもミュージシャンたちは
彼のことをもちろん知っている。
コートニーも
「(売れるためには)まずロドニー・ビンゲンハイマーと
キム・フォウリーに会わなきゃって思ったわ」
と言っていた。
センスの良い人なんだと思う。
まさにDJ中のDJ。
クラブを経営していたときも
同じ曲でも彼がかけると
まったくちがって聞こえると誰かが言ってた。
音楽を愛していて、
誰よりも深く理解していて
よいものをちゃんとよくみせたり
聴かせたりすることができる。
ロドニーの才能。






それから、有名人のそばにいる才能も。
これがすっごく不思議。
有名人の写真の中に、いつもロドニーが映っている。
ジョンとヨーコの写真に。
ポール・マッカートニーといっしょに。
ラモーンズと一緒に。
ミック・ジャガーといっしょに…。
ギャグみたいにいつもロドニーが映っているのだ。
そしてロドニーは
そういう写真をひとにみせるのが大好き。
そんなところがなんだか不思議。
アンディ・ウォーホルと似ているようで、ちがう。
ロドニーは2つの人生を
半分ずつ生きているみたいな感じがするのだ。
ロドニーと
ロドニーのお母さんの。






ロドニーのお母さんは、芸能人マニアだった。
そして、彼をLAに送り込んだらしい。
子供のころはいじめられっこだったロドニー。
だけどサンセット・ストリップにたどりついてからは
苦労いらずというかんじ。
ミュージシャンたちに可愛がられ、
とくにソニー&シェールが
親代わりになってくれていたらしい。
「とっても純真で、そばにいると安心するの」
シェールは言っていた。
不思議なロドニー。
音楽を紹介していないときの彼は
おどおどしていて
オーラがないというか、
魅力があんまりわからない。






でも、やってきた功績は大きいので、
ロドニーのまわりには
いろんな人が群がっているけど
彼が利用されているだけのように
みえなくもない。
ずっと可愛がっていたミュージシャンが
ロドニーのようにラジオ番組をもったとき、
ロドニーは怒りを炸裂させていた。
自分のやり方がマネされた言って。
裏切られたと感じるのはわかるけど、
もし彼にマネをされていたとしても
ロドニーが長年かけてやってきたことは
そんなことくらいで
揺らぐはずがないのでは…?






彼はもっともっとメジャーにならなくちゃいけないのかもしれない。
自分が世に出してあげたミュージシャンたちと
同じくらい有名に。
有名人の写真の中に入っているロドニーではなく、
ロドニー1人だけで写真におさまるべきなのだ。
お母さんの遺灰を海に撒いて、
この映画ができて、
ロドニー・ビンゲンハイマーは
自分だけの人生を歩き始めているのかもしれない。
(すべてあくまでも勝手な予想。)






ロドニー・ビンゲンハイマー氏のHP
1976年に、LAのFM局KROQにて「Rodney On The ROQ」がスタートしたらしいです。
放送の翌週にはオフィシャル・サイトにロドニーがかけた曲リストが紹介されるそうです。
この情報はHighest Trails Aboveさんの
『 RODNEY BINGENHEIMER / RODNEY AND THE BRUNETTES』の記事から
写させていただきました。
他にもロドニー・ビンゲンハイマー氏の半生や仕事内容など
ものすごく詳しく書かれています。ご興味のあるかたはぜひこちらを。