PHANTOM OF THE PARADISE 1975年 アメリカ
脚本・監督 ブライアン・デ・パルマ
撮影 ラリー・パイザー
美術 ジャック・フィスク
音楽 ポール・ウィリアムズ・ジョージ・アリソン・ティプトン
出演ポール・ウィリアムズ/ウィリアム・フィンレイ
ジェシカ・パーカー/ジョージ・メモリー 他
ブライアン・デ・パルマの作品をみて
こころを動かされたことは1度もない。
でも、どこか惹かれるものがあるのは
なんでなんだろう??
とずっと思っていたけどやっとわかった。
それは、美術だった。
この作品も冒頭から
なんて美術の素晴らしい作品なんだ!!
と感嘆。
美術のすばらしさだけで
最後まで見せてくれるのだった。
悪魔に魂を売ったSWANの
レコード・レーベル「デス・レコード」の
仰向けに死後硬直した鳥のマークもステキだし、
赤や緑や青の
あちこちに散らばるネオンライトも
グロテスクでグラマラス…。
リアリティーのない世界をリアルにするのは
美術の力なんだとわかった。
とくにこの作品はそうだと思う。
ブライアン・デ・パルマは
この美術監督のイマジネーションから
作品を作ったとさえ思えるほど。
エンド・クレジットで
ジャック・フィスク氏が美術を担当していたことを知った。
ジャック・フィスク氏が美術を手がけている作品は
必ず見ている最中に「すばらしい」と思う。









なぜか中島英樹氏のすばらしいアート・ディレクションも思い出しました。
ジャック・フィスク氏の奥さんはシシー・スペイセクさんです。
キャリーのオーディションのとき、
この作品の美術を担当していたジャック・フィスク氏が
シシー・スペイセクさんに
ピアズレーの絵のイメージでキャリーが作られることを
教えてあげて、そのイメージで演じたシシー・スペイセクさんは
見事キャリー役をゲットしたのだそうです。
関係ないけど、映画ルパンのマモーのキャラクターは、
この作品の中のSWANをモデルにしたんじゃないかな?!