森さんの女性蔑視と受け取れる発言が大きな話題になっているけど、その本質は女性の能力が過小評価されていることだと思います。女性は役職に就けず組織のリーダーになれない局面が多々ある。役員・管理職の男女比は1:1があるべき姿なのに、リーダーたちは「能力主義で選んだ結果」と口を揃える。今までに是正するきっかけはあった。東京医科大学が入試で点数操作をしていた事が発覚した時。
あいちトリエンナーレ2019を思い出した。芸術監督を務めた津田大介さんはガラスの天井を問題視して参加アーティストの男女比を1:1にすると決めた。そして抵抗勢力を抑え込んでそれを実現した。あいちトリエンナーレ2019はもっと評価されて良いと思います。
「表現の不自由展・その後」の騒動のお陰で負のイメージが強いけど、問題作の製作意図を知れば「芸術」だと分かるのに。
→あいちトリエンナーレ2019（表現の不自由展・その後）
マスコミはどうして本当の事を報道しないのだろう？例えば「平和の少女像」の製作意図がどれだけ伝わっている？少女は裸足で踵が浮いていた。故郷に戻れず、戻っても同胞が冷たい視線を浴びせる。そんな「地に足が付かない」境遇をモチーフにしていた。つまり、あの像は「韓国人が韓国人を批判」しているのです。
大村知事のリコール署名で不正が横行。この問題もしっかり捜査して原因を究明して欲しい。製作意図を知ろうとせず、報道に踊らされた人たちの犯行？余りにお粗末で唖然とするなぁ。
・必要数86万なのに7万しか集まらなかった
・成立したらチェック＝不成立ならチェックしない
・だったら水増ししてもバレやしない
きっとこんな軽い感じでやっちゃったのでしょうね。とっても重い罪なのに。
今回の森さんの報道はかなり恣意的な印象を受ける。でもこれは海外から「見られている」意識の高まりに繋がる？官民を挙げて積極的にクオータ制を採用するべき。とまれ、ジェンダー平等を論議する契機になればいいね。
