セリカ魂

「初代セリカに乗りたい!」
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TM NETWORK 40th FANKS intelligence Day37 ~YONMARU~

2024年04月28日 13時45分51秒 | つぶやき

4月26日(金)《註:セットリスト有り》
TM NETWORKは若い頃からずっと好きだった。
高校を出て福岡に住んでいた頃、テレビ西日本(TNC)の局CMに彼らの曲が起用され、後にそれは一部の歌詞をTNCに合わせて改変した「FANTASTIC VISION」だと知った。ちなみにこの曲、今もTNCの天気予報で使われているらしい。
「Maria Club」を聴いた時、親不孝通りの巨大ディスコを連想。後にそこは彼らのお気に入りで何度も訪れてライブも演っていたことを知った。
SFが好きでラブソングが苦手、そんな自分にTMは妙にハマってよく聴いていたけれどチケットが取れず、TMNになってちょっと違和感を覚えていたら活動を終了。コンサートは行けずじまい。

再起動後も「チケットは取れない」と思い込んでいた。でも、今度出るトリビュート盤が話題になって、調べたらチケット買えたので城ホールへ。
7時に出て10時に京橋駅の近くの駐車場に入庫。


京阪で淀屋橋を経由して難波に移動。
スマホの経路案内はよく分からん。名古屋なんて地下鉄一択なのにこっちは幾つも候補が出てきてどれが正解か謎だ。


昨日もカレーだった。
それでも食べてみたかった自由軒の名物カレー(¥800)


ベタな名所も観光。


日本橋駅から堺筋本町駅に移動して太閤下水に到着。


江戸時代に造られた今でも現役の下水道。
大阪での秀吉人気が窺えるネーミングだ。


汚れていてよく見えないが下水が流れているのは分かる。


徒歩で大阪城を目指していたらNHK発見。


館内を見学。カムカムの小道具に熱いエピソードを思い出した。


大阪城に到着。


脱税たこ焼き、食べたかったが営業していないのね。


ん?何やら怪しいモノが見えるぞ。淀君って書いてある・・


ちょっと怖いけれど、慰霊なのね・・


こちらは安心。北川景子を想って合掌。


さぁ、城ホールだ。2016年以来?


ツアトラが居たー!


センスよくデザインされている。


物販の列ってこんなもん?


階段下に長い列があった・・


すぐに販売開始となり、マグネットライト(¥1,800)とアクリルチャーム(¥800)を購入。


続いて一回¥600のガチャを5回。


Love Trainが被った。


マグネットライトの点灯確認をして手首に巻いてみた。
き、緊縛プレイですか?
ぐっと拳を握ると外れてしまう。細すぎ・・


右だと何とかギリで巻ける。かなりヤバいけれど。
左手首は骨折して太くなったせいだな。


以前は露店あったのに何もないぞ?
あ、フードコートの建物あるのか。
たこ焼き食べよう~。


死ぬほど熱かった。でも旨し。


セットリスト缶バッジに推し曲あれば絶対欲しい。
「Here, There & Everywhere」が一番好きだがラインナップには無い。「Children of New Century」がデザイン的に好きなのであと2回チャレンジ!


「Come On Everybody」と「YOU CAN DANCE」(被り)だった。
まぁ、ガチャで当たってやって来たバッジ、これも縁なので大事にしよう。

この時間になって混雑も緩和されたのでガチャ全景が見れた。


メルカリとかで全種コンプリートするファンも多い?


18時を過ぎ、そろそろ入場しようかな。


久し振りの城ホールだ。


ロビーに御花が並んでいた。


ファン有志からの御花?超豪華。


席はEスタンド。
ほぼ正面から会場全体が観れて自分的には良席。ステージは遠いが大型モニターあるしオペラグラスも持って来た。

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Day37大阪城ホール1日目('24/4/26)

01 Self Control(方舟に曳かれて)
02 Maria Club(百億の夜とクレオパトラの孤独)
03 1974(16光年の訪問者)
04 Carry on the memories
05 Confession~告白~

《CAROL組曲》
06 A Day In The Girl's Life(永遠の一瞬)
07 Carol (Carol's Theme I)
08 Chase In Labyrinth(闇のラビリンス)
09 Gia Corm Fillippo Dia(Devil's Carnival)
10 In The Forest(君の声が聞こえる)
11 Carol (Carol's Theme II)
12 JUST ONE VICTORY(たったひとつの勝利)

13 Support Musicians Act(阿部薫&北島健二)
14 Whatever Comes
15 RAINBOW RAINBOW (陽気なアインシュタインと80年代モナリザの一夜)
16 TK Solo
17 Get Wild Continual
18 アクシデント(ACCIDENT)
19 ELECTRIC PROPHET(電気じかけの予言者)
20 intelligence days
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初めてのTM、良かった!
もう1曲目から大興奮で3曲目まで大好きなラインナップ。
4曲目「Carry on the memories」はTMらしくない?木根くんがアコギで歌う青春ソング、どこまでもストレートな心情が綴られた赤面するような歌詞に驚いた。でも木根くんらしいや。
小室さんに歌唱をバトンタッチして仲良く二人でまったり、それが微笑ましくて嬉しくなった。新曲らしいがリリースある?
「Confession~告白~」はウツの生歌でしっとり。正直いまいちな曲だと思っていたが、やはり生歌の威力は凄いや。

アルバム「CAROL」はリリース当時その良さがよく分からなかった。何度か聴いてから以降、全く放置していたのに今回のツアーでガッツリ演ると知り慌てて復習した。
パートパートのフレーズなどに良い部分もあり、投げ出さずに聴き込めば良かったな。ファンタジーなストーリーを活かしてモニターの映像と融合させた「作品」としてステージを楽しめた。

ふと気付くとウツが居ない。
「Carol (Carol's Theme I)」でモニターのウツのアニメーションの口が動いていて本物のウツはステージから消えていた。ウツが消えることで「音楽が消えた世界」や「AIが人間に置き換わった世界」を表現している?それとも演出を兼ねてウツを休憩させている?
以前に大病を患ったウツに無理は禁物、そんな配慮からだろうか。続く2曲もインストでウツは居ないまま。
その後ウツが再登場して「君の声が聞こえる」から「たったひとつの勝利」で組曲が完成。考えられた演出は見所が多くて楽しめた。「CAROL」で脱落しなかったファンには尚更響くんだろうな。

続いてサポート2人のソロパート。
メンバーはステージから引っ込んで休憩タイム?さすがFANKSたち、ここでトイレタイムと駆けだす者は居なかった。

「RAINBOW RAINBOW」がラテン調でハッピーなアレンジになっていてビックリ。今ってこうなの?
ずっと深刻な問題提起の曲だと捉え、マジメに聴き込んで来たので余りの楽天的な明るさに戸惑ってしまった。結構好きな曲なのに、このアレンジはちょっと、受け止めるのに時間が必要だ・・

小室さんがソロを含め、ちゃんと弾いていたのも驚いた。
勝手な思い込みなのだが、シーケンサーで事前にプログラミングしたメロディを鍵盤一つでスタートさせるカラオケみたいな音源をメインに、生演奏を少し乗せたステージを覚悟していた。ところが、ちゃんと生演奏で弾いていた。当然だけれどCDの多重録音の分厚さはない。それと比べてしまうと音はペラッペラに薄い。
勿論ディスっている訳じゃなくて、ちゃんと弾いてくれた小室さんのサウンドに感動したのだ。

小室さんのキーボードと木根くんのギター(時々キーボード)とサポート2人のドラムとギター。ベースの居ないたった4人のミュージシャンが奏でる楽器の音はシンプルでよく「見えた」。生の演奏が感じられるとても素敵な音たちだった。
サポートミュージシャンもTMの初期から支えてくれた2人だし。

そして、ウツの声が素晴らしかった!
どこまでも優しい歌声を聴いていたらTMを聴いていた時の色々な事が思い出され、懐かしさに浸りながら、客席のFANKSを指揮者みたいな仕草で煽る姿に見とれていた。ウテナに出て来た王子様のような衣裳で、それがウツによく似合っていてロッドスチュアートを彷彿とさせる格好良さだった。

ゲワイでの木根くんのアコギも素晴らしかった。彼は基本、色んな楽器を演れるそうだが興味が湧かないと本気になれないタイプなのだと思う。元々アコギ弾けたのにエレキギターを担当する時に興味が湧かず、それならエアーでとなったエピソードが曲解されてしまい「楽器できない人」イメージが定着してしまった?

「電気じかけの予言者」が終わって拍手しようとしたら、場内誰も拍手しない。その異様な静寂に「今拍手したらいけない」と本能的に場の空気が読めた。
ステージのメンバーがお辞儀、
それを見届けてから一斉にFANKSが拍手。
会場の一体感が凄かった。これってお約束なのかな?

2時間弱のステージ。
MCもアンコールもなし。
何たるストイックなステージだろうか。
音圧も割と抑えてあって耳がキーンとしない。
色々と驚きに満ちたコンサートだった。満足!


TMのファンはFANKSと呼ばれている。
年齢のお陰で自分は割と初期からファンだけれど「Self Control」「humansystem」「Gift for Fanks」「RHYTHM RED」の4枚しか持っていない。なのでFANKSじゃなくてただのFANだ。
タイムマシンネットワークというSFな名前に魅かれていたが、実は多摩だと知って失望もした。でも変わらず4枚のアルバムは聴き飽きる事なく継続して聴いて来た。
今から新規開拓も難しいが、知らないアルバムたちも追っかけてみようかな。

ガチャはかなり減ってもう見えなくなっていた。


夜のツアトラ。


ライトアップされた大阪城。


京橋駅の周辺で食べれるお店を探して徘徊。


結局、いつもの「笛」で締めることになった。
ミックス焼そば(¥1,100)ソースが大好きな味で美味い!


ぶた玉ねぎぶっかけ(¥880)


くたびれた。足が棒になっているよー。


何かのおまじない?



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