セリカ魂

「初代セリカに乗りたい!」
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ぼくらのウォーゲーム!

2010年03月07日 11時47分00秒 | つぶやき

「ぼくらのウォーゲーム」
「サマーウォーズ」を検索すると出て来るキーワードです。
2000年に細田監督が手掛けた「デジモン」映画。
劇場版第一作「ONE PIECE」と同時上映されました。
作品自体はたった40分しかなくて完全に前座扱いだった。
ところが内容の良さで「ONE PIECE」以上に高評価を得た!
これをきっかけに細田監督は業界内で実力を認められていった。
そんな記念碑的な作品とくれば是非見なきゃ!
デジモンなんか今まで見たことなかったけど(;'∀')

 

主要キャラは子供たち。
その子供特有の仕草を丁寧に表現していた。
動きや台詞、同時収録作で妹に「笛で喋らせる」演出も光る。
マンションの一室を三点透視図法の俯瞰で描いたのも印象的。
絵のクオリティは高いし、センスの良さが光る作品だった。

確かに「サマーウォーズ」との共通点が多数あった。
ストーリーやバトルが繰り広げられるネットの描き方も同じ。
その点ではネットの意見に同感ですね。
「サマーウォーズ」を似た構成にしたのはきっと意図的。
原作モノの「時かけ」と違って完全オリジナルの勝負作。
「失敗は出来ない」と覚悟を決めたはず。
「今までの自分の全てを注ぎ込む!」
得意なストーリー展開と得意な場面設定を駆使。
「デジモンと同じストーリーでも設定でも知った事か!」
結果、両作品が似たのは仕方のないことに思えた。

そうさせたのは過去のトラウマでしょうね。
「ぼくらの」成功後「ハウル」で大ゴケ。
もうこの業界ではやって行けないかも?
悪夢が再び訪れる恐怖はかなりのものだったはず。
それでも「サマーウォーズ」の様な傑作を生みだした。
今後も興行的に成功する可能性が高くなった。
そして次回作にも貞本義行を起用することが決まった。
その結果次第で「宮崎駿を継ぐ者」の称号を得るかも?
誰よりも細田監督自身がそれを意識してる?
そう思えてならない。



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