セリカ魂

「初代セリカに乗りたい!」
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サマーウォーズ

2010年03月04日 00時57分00秒 | つぶやき

今日からレンタル開始ってことで借りて来ました。
娘は劇場で観てるのでDVD見ながらはしゃぎまくり。
ロングラン上映だと呑気にしてたら私は見逃した。
信州上田の旧家が舞台。
大家族の結束力を賑やかで楽し気に描いていました。

細田監督が結婚を機に奥様の実家を訪れる。
「ただの食事会」と言われたのに一族全員が揃って歓待された。
その体験をベースに仮想空間を絡めたストーリー。

「OZ」はネットショッピングやビジネスで暮らしに密着。
公共機関や企業・団体など全てのシステムがOZと繋がれ依存。
違う言語も瞬時に翻訳され世界中の人がコミュニケーション可能。
今でもやろうと思えば可能な感じなのでリアリティを感じる。
便利さや仮想空間の面白さだけが描かれる訳ではない。
システムがOZと結ばれてるが故の危険性がポイントだった。
仮想空間でのアバターによるバトルシーンも迫力あった。
でもOZはストーリーを成立させるためのアイテムに過ぎない。

陣内家の要として慕われる栄ばぁちゃんと個性豊かな大家族。
その様を見てたら羨ましくなって来た。
「親族の絆を見直すきっかけになればいいな」
それが監督の意図したテーマだと感じました。

「時かけ」に続いて貞本義行がキャラデザを担当。
この時点で作品の成功は約束されたも同然だった。
アニメはやはりキャラが良いかどうかで決まる。
これだけの規模の作品なら優秀なアニメーターは集められる。
その中心に貞本キャラが在れば、それだけでアピール度は絶大。

「ポニョ」は手描きの風合いにこだわって子供向けの絵柄に。
一切CGを使わなかったのも失敗だったと思います。
それらは宮崎監督の考えだけど。
「サマーウォーズ」はその対極で積極的にCGを使っていた。
フルCGのアニメと「ポニョ」の中間的なタッチ。
キャラはセル画タッチで背景は手描きタッチ。
そして一部に違和感なくCGを入れる。
こういう作りのアニメは安心して見れます。

出来ればブルーレイで借りたかったけどレンタルはまだ?
DVDでも十分綺麗だけど少し残念。
改めて上田市でロケ地巡りしたいかも。

上田で貰ったロケ地マップ「こいこい」の意味が分かった!
「来い来い」と花札の「コイコイ」を引っ掛けてたか!w



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