Fのぼやき

日々の生活、プログラミング、映画なんかをぼやく!!

フルマラソン

2005-11-23 20:49:52 | 日記
Qちゃんに刺激されたわけではないけど、週末は人生3度目のフルマラソンに挑戦。

3度目といっても1度目、2度目はある程度練習をつんだ上での挑戦だったのに比べ、今回は普通の市民マラソンとしての参加となった。

テレビでQちゃん見ている分にはマラソンが特につらいという印象を受けるかもしれない。ある意味それは正しい。個人的な意見としてはマラソンは短距離、中距離比較的に比べゆったりしたペースで走れる気分のよいスポーツだ。少なくともスタミナ切れを起こすまでは。

Qちゃんの場合は42km走りきれるスタミナがあるわけだから、それこそとても楽しい42.195kmを走れるのだろう。ちなみに、自分は一回目は30kmでガス欠、2回目は35kmでガス欠を起こした。スタミナが切れたあとは・・・地獄だ。症状としては脚がリアルタイムに筋肉痛になる、口の中に鉄の味が広がる、まっすぐ走れないなどがある。その結果1kmが3,4kmぐらいに感じられるようになるのだ。

ちなみに今回は、恐らくかなりやばいことになる。前2回が事前に30km走を2回ぐらいやっていたのに比べ、最長20km強しか走っていない。しかもその20kmも、ゆっくり走ってガス欠した結果の20kmだ。この結果から推論すると、ややペースの速い本番は20km手前でガス欠することになる。ということはどういうことかというと・・・


一回目 ガス欠 30km 地獄 12.195km 体感 56km強
二回目 ガス欠 35km 地獄 7.195km 体感 46km強
三回目 ガス欠 20km 地獄 22.195km 体感 86km強

となるので二回目の2倍くらいの体感距離を走ることになる。
うーん、困った。

「嗤う伊右衛門」

2005-11-22 23:24:32 | 映画
夜中にケーブルテレビを見ていたらやっていた映画。
翌日のことも考え、途中で切り上げて寝ようとおもっていたのだが、画面から発せられるエネルギーに引き込まれてついつい最後まで見てしまった。

映画としては、セリフが聞き取りにくかったりストーリーが意味不明&グロい、セットのリアリティーが低いなどあまりレベルは高くない気がする。
しかし演劇の巨匠蜷川さんが監督しただけあってその独特の迫力は今まで見た映画になかったものだ。セリフや行動の一つ一つが芝居がかっていてとても不自然だ。しかし、全体としてまとまった雰囲気(おそらく演劇の世界で監督がつちかってきた経験によるものだろう)の中で見ると、他の演出ではまねできない迫力がうまれるのだ。

かなり癖があり万人向けの映画ではないと思うが、興味がある人見て欲しい一本だ。

「嗤う伊右衛門」 ★★★(5点満点)


「ZガンダムⅡ 恋人たち」

2005-11-21 23:19:24 | 映画
Iを見た頃には久しぶりのガンダムでかなり盛り上がっていたのだが、今回はやや盛り下がり気味だ。

しかし、スターウォーズしかり、マトリックスしかり、ロードオブザリングしかり3部作と呼ばれるものは3作を見ることによってあらたな発見ができる気がするので気乗りせずに映画館にいった。

内容についてはさほどコメントはない。新画が少し多くなったがそれでも旧画が目立つ。あと話が詰め込みすぎで、展開の速さについていくのが難しかった。それでも巨大なサイコガンダムがマークⅡを追い詰めるシーンとかは結構好き。あとアムロがやっぱり最強なとことか。

とりあえず今回はつなぎということで最後のⅢに期待。はたしてカミーユくんはあっちの世界にいってしまうのでしょうか?

「ZガンダムⅡ 恋人たち」 ★★(5点満点)

Qちゃん

2005-11-20 23:15:45 | 日記
スポーツ選手で好きな選手や気になる選手はたくさんいるが、その中でも別格なのが2人いる。

一人は常に謙虚な姿勢を保ちつつも、向上心を持ち続けるヤンキースの松井秀樹さん、もう一人もやはり謙虚さと向上心を持つQちゃんこそ高橋尚子さんだ。

Qちゃんの記憶といえば絶頂期にもかかわらず参加できなかったアテネオリンピックが記憶に残る。
選考会を兼ねた2003年東京国際女子マラソン。実力的に抜きん出たQちゃんだったが、けして安全な走りをするのではなく新記録を目指してたった一人の独走をつづけた。しかしフルマラソンはそんなに甘いものではなく、結局終盤にまさかの大失速をしてしまい2位に終わる。その後Qちゃんはオリンピックで最高のパフォーマンスを出すために、レース間隔の短い残る選考会を走ることはなかった。
結局この選択が裏目にでてオリンピック選手には選ばれることはなかった(結局本番では野口みずきがまさかの金メダルを獲得することになったが)。もし選ばれていれば、2大会連続金メダルをとっていたと今でも思っている。なぜなら当時のQちゃんは他の人とは明らかに違う特別な存在だったからだ。

その後はマラソンへの挑戦をしようとするたびにアクシデントに襲われ結局2年間レースに参加することなく過ごすことになる。その間に世界新記録は次々と破られ、小出監督との離別もあった。

正直今回の東京国際女子マラソンへの出走は個人的には否定的だった。年齢的ピークを超えたマラソン選手が、しかも世界の頂点にたったほどの選手が2年間ものブランクに対してモチベーションを保てるはずがないと思ったからだ。かつてのQちゃんへの思い入れが強い分今回は走らないで欲しい、思い出はきれいなままでいてくれというのが本音だったのだ。

結果は驚くべきものだった。自分の浅はかな考えを心から恥じた。あのQちゃんが帰ってきた。かつての記録に比べたらとるに足らない記録かもしれない。それでも勝負に徹しきっちり勝ったQちゃんはまさにあのQちゃんだった。

奇跡の復活。安っぽい言葉かもしれないが、これ以外の言葉は浮かばない。心の中では、このまま映画のような最高のエンディングで終わって欲しいと思い部分もある。けどQちゃんはまだまだ走り続けるだろう。ただただ追い続けていくしかない。