Fのぼやき

日々の生活、プログラミング、映画なんかをぼやく!!

「嗤う伊右衛門」

2005-11-22 23:24:32 | 映画
夜中にケーブルテレビを見ていたらやっていた映画。
翌日のことも考え、途中で切り上げて寝ようとおもっていたのだが、画面から発せられるエネルギーに引き込まれてついつい最後まで見てしまった。

映画としては、セリフが聞き取りにくかったりストーリーが意味不明&グロい、セットのリアリティーが低いなどあまりレベルは高くない気がする。
しかし演劇の巨匠蜷川さんが監督しただけあってその独特の迫力は今まで見た映画になかったものだ。セリフや行動の一つ一つが芝居がかっていてとても不自然だ。しかし、全体としてまとまった雰囲気(おそらく演劇の世界で監督がつちかってきた経験によるものだろう)の中で見ると、他の演出ではまねできない迫力がうまれるのだ。

かなり癖があり万人向けの映画ではないと思うが、興味がある人見て欲しい一本だ。

「嗤う伊右衛門」 ★★★(5点満点)