Fのぼやき

日々の生活、プログラミング、映画なんかをぼやく!!

日立ソフトのanyWarp Development Kit Version 4.0

2005-05-23 02:24:33 | IT業界
HitachiSoft
日立ソフトが設計書からソースコードを自動生成するツールを発表した。
SOAやEAも考えているとかいっているが、よくわからない。

MDA全盛の今日この頃ではUML標準に従ったものからコードを生成するという話は良く聞く。それに比べて今回は設計書(テーブル定義書、画面定義書、バッチ定義書、シナリオ定義書)から生成している。

MDA万歳の人からいうと「邪道だ、標準(UML)に従え」という話になるかもしれない。たしかに、標準に従えば色々なツールで使え、特定のベンダーに依存することもなくなる。ただ現状を見ると仕様を決めるときに使われるツールは自然言語ベースの設計書であり、UMLではないと思う。UMLからソースコードを自動生成するといわれても、結局UMLを記述する必要がある。そして現状ではUMLはあまりにも複雑すぎてオブジェクト指向を理解できるような高度な開発者じゃないと記述することはできないだろう。

というわけで、自分の中での結論は「設計書からUMLを自動生成するツールを作ればいいじゃん」です(実際には複雑な問題があると思うが、、、)。

W3Cのバーナーズ‐リー氏、セマンティックWebの牽引役としてライフサイエンスに期待

2005-05-21 18:48:45 | セマンティックWeb
ITmedia エンタープライズ:W3Cのバーナーズ‐リー氏、セマンティックWebの牽引役としてライフサイエンスに期待
いつも思うのだが、TBLはいつも技術をユーザの関心と違うところにもっていきたがっているようだ。この記事を読んだ人は改めてセマンティックWebへの誤解を深めると思う。

祝内定

2005-05-20 15:25:09 | 日記
今日メールがきてメーカのシステム系研究所の内定をもらえた。

実質的な内定であるマッチングが一ヶ月近く前にとれていたためやや感動も薄れてしまったが、まぁ無事決まってほっとしたといった感じだ。

より現場に近いところで数年は研究したいという希望をかなえられそうな職場で、向こうも結構誘ってくれてくれたので相思相愛だと思う。




企業とBlog

2005-05-19 11:28:38 | IT業界
大企業エンジニアとBlog
「達人SEへの道」さんのBlogで企業人がBlogを書くメリットがあるかどうかの話があった。

ちょっと目線を変えて、就活学生が企業に求めるBlogの役割について書きたいと思う。

自分はつい先日まで、就職に向けて各企業について情報を集めていた。リクルータに会い、説明会にいって、企業のHPを見る。多分多くの学生がやっている行為だと思う。会計がわかる人ならさらに財務表などをチェックしたりするのだと思うが、自分はよくわからないため、このこれらの限られた情報から企業を選択するしかなかった。

しかし、これらの情報で果たして自分の欲しい情報が十分に手に入るかというと必ずしもそうではない。特に自分が研究開発志望だったこともあり、これらの情報では判断しようがない。企業のトップが実際に何に興味をもっているか、学生に何を求めているかについて抽象的な表現でしかなく具体的にはよくわからなかったのだ。それらを解決する一つの方法が社内の人(偉い人が好ましい)が書くBlogだと思う。

「達人SEへの道」さんは良質な情報を提供するのは難しいと書いているが、一般的な話題を扱ったBlogでも学生から見るとその企業の考え方がわかることができるはずだ。逆に企業にとってもその考え方をわかった上で応募してくる学生を採用した方がありがたいだろう。

就活を基準にBlogの良し悪しを判断するのはどうかとも思うが、外から見た視点という意味では結構重要だと思う。なんらかの規則を決めた上でBlogを行う分には、採用に限らず相当有益なツールであると思う。