que sera, sera なるようになってるよ~!

2027年W杯に行けることを祈りながら、歌舞伎を楽しむ児太郎さんと隼人さん贔屓の毎日

七月歌舞伎 夜の部

2019-07-16 11:42:41 | 歌舞伎よもや話

7月12日の夜は通し狂言星合十三團成田千本桜を観てまいりました。私個人は海老蔵さんには興味のない人間なので、早替りとか特に観たいと思いませんが、私の応援している児太郎さんが出演となると話は別です。発表があってすぐに行くことを決めました。まあ、十三役早替りも話のネタにはなるでしょうし、、、くらいのスタンス。(笑 いつものように、開場後番頭さんのお席に行ってご挨拶。お代金を渡してチケットを受け取りました。本日はトチリのセンターくらい。全体を見渡せるよいお席です。ほんまは花道近くがよかったけど、なんて贅沢言ったりして。右隣は同じくコタくんの後援会の方みたい。優太がどうとかこうとかって言ってはったので、個人的なお知り合いなのかもね~。開演10分前に、人形で出演俳優のご紹介があるのは面白かったね。で、お芝居が始まりました。義経千本桜は全部は見たことないけど、大体のお話はわかる。ほんまの古典で全部を通したら、1日では無理では?というような演目を5時間くらいでやるっていうのですから、まあ大変。とにかく、慌ただしいの。早替りはもちろん素晴らしくって感心したし、こういう見せ方のアイデアのある海老蔵さんは凄いなあって思ったんやけど、歌舞伎を観た気が全然しない。話が右から左に流れていく感じで、残らないのよ、、、すし屋では、えっ、あのシーンカットなん?ってこともあったりしてさ。コタくんの小せんも若葉の内侍ももっとちゃんと観たいとおもいましたよ、まるるのお里ちゃんも。知盛が昇天していくシーンは、そうかこう来たかと思った。あと、狐忠信はまあ想定内ですよね。早替りのシーンで笑えたのはすし屋の場面で、権太はかなりあっさり死んでその後、不自然にお里ちゃんが屏風を持ち出して隠しながらごちゃごちゃしてたら、維盛さんが出て来て、そうか屏風で隠しながら海老蔵さんは引っ込んだのかあって。大体、舞台の上にいはるお役はすべて海老蔵さんのお役だしね。そして圧巻は最後のシーン。歌舞伎座内が桜吹雪が吹き荒れました。もう、頭も体も足先も桜吹雪だらけよ~。掃除する人大変だ。5時間にも及ぶ演目なので、3幕見たら帰る人が多いけど、本当は最後まで観て帰って欲しいだろうなと、海老蔵さんは思ってるでしょう。私も思った。そして、義経役の梅玉さんと雀右衛門さんは最後までのご出演、毎日遅くまで大変やなあと変な感想を持ってしまいました。

 
 
 
 
 

しかしねえ、この早替りは本当に大変だわよ。これ、毎日はかなりきついとよなあって思ってたら、15日夜の部と16日昼夜が休演になってしまった。うーん、私は先週末ギリで観れてよかったけど、遠方から行く方、交通費とかさホテル代とかさ、無駄になるわけやん、、、つらいわ。それより、海老蔵さんが目当てでないお客さんたちは、まじか?ってなるよねえ。ずいぶん前から計画立てて、楽しみにしてたのに海老蔵さんの体調不良で休演って、せめて代役立てられればいいけど、このお芝居じゃあ無理だし。代役立てることが出来る演目にして欲しかったって思うよねえ。色々、複雑ですわ。私は、観て楽しい演目だったと思いますけど、なんというかラスベガスとかでやれば受けそうなショーだなあっていうのが正直な感想です。だから、七月は夜よりお昼が本当に楽しみなのですよ、私は。

 

#歌舞伎 #歌舞伎座 #児太郎丈


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