唯川恵『愛なんか』
2002年4月25日初版発行
幻冬舎文庫
【裏表紙より】
平凡な結婚を控えた公美は、偶然出会った男とのセックスで快楽に目覚め、全てを捨てて彼の元へゆき水商売を始める。一年後、かつての婚約者と再会するが……(「ただ狂おしく」)。仕事にも結婚にも答えを見つけられない女たち。人生という長い旅の幸福な結末を求め、覚悟を決めて歩き出す彼女たちの、孤独と痛みを描ききる、ビターな恋愛小説集 . . . 本文を読む
瀬戸内寂聴『源氏物語 巻七』
2007年7月13日第1刷
講談社文庫
【裏表紙より】
不義の子を産んだ女三の宮は出家し、柏木は病死。夕霧は柏木の未亡人・女二の宮への恋慕を募らせる。そんな中、ついに最愛の女性・紫の上が死を迎え、悲嘆に暮れる源氏は、かねて念願の出家をはたす。「匂宮」の帖以降は、女三の宮の子・薫と明石の中宮の子・匂宮をめぐる新しい物語が始まる。
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先の日記で、今日読んだ6冊の女性ファッション誌について触れているが、
実は、これらの雑誌は苦手だったりする。
(↑一日楽しませてもらっておきながら…)
特に、『bea's UP』や『S cawaii!』のように、
小さなヌキ写真と級数の小さな文字をページ一面にゴチャゴチャとレイアウトした
情報誌的なページは、読む気をなくして読み飛ばしてしまう。
このゴッタ煮感がこのテの雑誌の醍醐味なのだろうが、 . . . 本文を読む
盆休み最終日の今日は、家にとじこもって雑誌をめくりながらゆったりと。
昨日テレビニュースで言っていたのだが、今年の盆休みの過ごし方のNo.1はダントツで「家でゆっくり過ごす」なのだとか。
(確か、2位が「国内旅行」で、3位が「日帰りレジャー」。「海外旅行」は全体のたったの5%だそう。時代も変わったもんだ。)
さて、最近買った雑誌をじっくり読むこと6冊。
●角川春樹事務所『美人百花』9月号
● . . . 本文を読む
フランソワ ショパン
1959年発売
2003年7月24日再発
EMI CLASSICS
【帯より】
フランソワの鋭い感性のみが成し得る心に染みるショパンの美しい詩情の世界。
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映画『愛人』で久々にショパンのワルツを聴いて、部屋のBGMにしよう…と思ったのだが、この曲の . . . 本文を読む
今日、古書店をぶらりとしていたら河出書房の日本文学全集と世界文学全集がなんと1冊105円でワゴンに入って叩き売りされていたので、その中より2冊購入。
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『世界文学全集28 ロレンス 息子と恋人 死んだ男』
昭和43年4月20日初版発行
河出書房発行
『日本文学全集26 林芙美子・円 . . . 本文を読む
ジャン=ジャック・アノー監督
クロード・ベリ製作
愛人 ラマン [無修正版]
1992年 英=仏合作
発売元:2006/10/27 東北新社
【パッケージ裏より】
15歳のフランス人少女と中国人青年の秘められた愛。
名匠ジャン=ジャック・アノー監督作、フランス文学を代表するベストセラー小説、衝撃の映画化
1929年、フランスの植民地インドシナのメコン川を渡る船の上で、15歳のフランス人少女は . . . 本文を読む
ananのグラビア見て「日本の球団も寛大になったなぁ」と関心していた矢先に、『ダルビッシュ、球団に無断ヌード』のニュース(苦笑)
やはり。
古いアタマ抱き続ける日本のプロ野球が、OKなどするはずないと思ってたら、案の定、こんなことか…。
しかも、その直後に、恋人の女優サエコが妊娠3ヶ月報道。
そもそも、「サエコって誰?」というのが正直なトコロだが。
(しかし交際3ヶ月で妊娠3ヶ月ってこ . . . 本文を読む
『anan』8/8号
マガジンハウス
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野球選手がananのセックス特集の“ananヌード男優”というのはありなのか!?
まぁ、昨年のDVD付きのよりもずっと良いが。
球団も「ananさんならいいですよ、ウチのダルビッシュを使っても…」なんて、言ったのだろうか。ananのパワーがそこまで及ぶことが驚異的。さすが、昔、一時代を築い . . . 本文を読む
おかざき真里『サプリ6』
2007年8月5日発行
祥伝社
【帯より】
「誰かあたしをたすけろ!」
若くて激情型の恋敵、
真意が見えない男、
避けていた女同士の争い、
食えない上司…。
30歳目前、女の仕事と恋は混戦模様。
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『サプリ』も、いつの間にか6巻である。
その間に、ドラマ化もあった。
観ていないが、原作と . . . 本文を読む
誰もが知っていることだが、酒には過去を回想させる力があり、感傷的な気分にもさせる。
先日書いた「しそ小町」を、毎晩ロックで1杯だけと決めてちょびちょび飲んでいたのが昨日でなくなった。
冷蔵庫に赤ワインは入っているが、ワインの気分ではないので「焼酎が飲みたい」と相方にワガママ。
心の広い相方は、何だかんだ言いながらも夜中のコンビニへ買いに行ってくれてくれた(感謝)。
しかし、リクエストした芋焼酎 . . . 本文を読む
昨年の8月に宝酒造から発売されたしそ焼酎「しそ小町」。
昨日、初めて購入し、呑んだ。
赤をイメージカラーに、中原淳一のイラストを使用した艶やかで可憐なデザインは、発売当時、様々な女性誌に広告が載っていたので、存在は知っていた。
戦後の欧米化した女性でなく、戦前の可憐な乙女を書いていた頃の中原淳一の作品が好きな私は、この商品に惹かれたものの、しかし買うことはなかった。
特別な意味はないけれど、や . . . 本文を読む
2007年4月23日 第1刷
講談社アフタヌーンKC
いつの間にか2巻が出ていたことに今日気付き、購入。
今月の新刊かと思いきや、もう3ヶ月も前の発行。
表紙だけキャラが違う(別のマンガか?と思うくらい丁寧に描いてある)が、中身は相変わらず、一重でツリ目の江古田ちゃんがブラックなセリフを吐きまくる。
その鋭さは1巻よりパワーアップ。
4コマ漫画というのは、次第にネタ切れして段々と質が落ちる . . . 本文を読む
岩井志麻子『痴情小説』
新潮文庫
2006年6月1日 発行
【裏表紙より】
岡山で生れた女には、東京も、韓国も、ベトナムも、みな異国だった。そんな異国の男との情事のさなか、快感に震える女の肌の裏側で、岡山の地霊は冥く疼きはじめる。官能が高まるほどに、死の匂いを纏わりつかせた、懐かしくも恐ろしい土俗の記憶が溢れてくるのは、なぜ―。
自ら惜しみなくエロスを生きる著者だけが探り当てたエロスの最奥。痺れ . . . 本文を読む
大江戸ラヴ・ソングス ~三味線音曲の世界~
ビクター・エンタテイメント株式会社
2003年4月23日 発売
【帯より】
江戸開府400東京
恋多き町、江戸…密室で、芝居で、遊郭で!
三部構成で聴く、粋で好色なラヴ・ソング集。
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休日の昼下がり(といっても、すでに夕方だが)に
このCDを聴きなが . . . 本文を読む