おかざき真里『サプリ6』
2007年8月5日発行
祥伝社
【帯より】
「誰かあたしをたすけろ!」
若くて激情型の恋敵、
真意が見えない男、
避けていた女同士の争い、
食えない上司…。
30歳目前、女の仕事と恋は混戦模様。
***************************************
『サプリ』も、いつの間にか6巻である。
その間に、ドラマ化もあった。
観ていないが、原作と . . . 本文を読む
誰もが知っていることだが、酒には過去を回想させる力があり、感傷的な気分にもさせる。
先日書いた「しそ小町」を、毎晩ロックで1杯だけと決めてちょびちょび飲んでいたのが昨日でなくなった。
冷蔵庫に赤ワインは入っているが、ワインの気分ではないので「焼酎が飲みたい」と相方にワガママ。
心の広い相方は、何だかんだ言いながらも夜中のコンビニへ買いに行ってくれてくれた(感謝)。
しかし、リクエストした芋焼酎 . . . 本文を読む
昨年の8月に宝酒造から発売されたしそ焼酎「しそ小町」。
昨日、初めて購入し、呑んだ。
赤をイメージカラーに、中原淳一のイラストを使用した艶やかで可憐なデザインは、発売当時、様々な女性誌に広告が載っていたので、存在は知っていた。
戦後の欧米化した女性でなく、戦前の可憐な乙女を書いていた頃の中原淳一の作品が好きな私は、この商品に惹かれたものの、しかし買うことはなかった。
特別な意味はないけれど、や . . . 本文を読む
2007年4月23日 第1刷
講談社アフタヌーンKC
いつの間にか2巻が出ていたことに今日気付き、購入。
今月の新刊かと思いきや、もう3ヶ月も前の発行。
表紙だけキャラが違う(別のマンガか?と思うくらい丁寧に描いてある)が、中身は相変わらず、一重でツリ目の江古田ちゃんがブラックなセリフを吐きまくる。
その鋭さは1巻よりパワーアップ。
4コマ漫画というのは、次第にネタ切れして段々と質が落ちる . . . 本文を読む
岩井志麻子『痴情小説』
新潮文庫
2006年6月1日 発行
【裏表紙より】
岡山で生れた女には、東京も、韓国も、ベトナムも、みな異国だった。そんな異国の男との情事のさなか、快感に震える女の肌の裏側で、岡山の地霊は冥く疼きはじめる。官能が高まるほどに、死の匂いを纏わりつかせた、懐かしくも恐ろしい土俗の記憶が溢れてくるのは、なぜ―。
自ら惜しみなくエロスを生きる著者だけが探り当てたエロスの最奥。痺れ . . . 本文を読む
大江戸ラヴ・ソングス ~三味線音曲の世界~
ビクター・エンタテイメント株式会社
2003年4月23日 発売
【帯より】
江戸開府400東京
恋多き町、江戸…密室で、芝居で、遊郭で!
三部構成で聴く、粋で好色なラヴ・ソング集。
**************************************************
休日の昼下がり(といっても、すでに夕方だが)に
このCDを聴きなが . . . 本文を読む
気象庁の予測では、今日は台風4号が上陸して大荒れの一日…
となるはずだったが、昨日の風雨は一晩経って通り過ぎたと見え、
今日はすっかり落ち着いて、晴れている。
本来なら、この連休を利用して、滋賀・近江八幡へ相方と共に訪れる
予定だった。
近江八幡は昨日は台風の影響で停電だったらしい。
今日・明日で予定していた小旅行は自粛することにしていたのだが、
今日のこの青空である。
ただ、生温かい風は強め . . . 本文を読む
松本清張『潜在光景』
角川文庫
平成16年10月25日 初版発行
【裏表紙より】
二十年ぶりに再会した泰子に溺れていく私は、同時に彼女の幼い息子の不信な目に怯えていた―「潜在光景」
借金苦で自殺した社長はなぜ八十通もの遺書を残していたのか―「八十通の遺書」
わが子をさりげなく殺そうとする父親。が、息子はそれを察知していた―「鬼畜」
日常のちょっとした躓きがその後の運命を大きく変えた世にも怖ろしい . . . 本文を読む