瀬戸内寂聴『花芯』
2005年2月15日第1刷発行
講談社文庫
≪裏表紙より≫
「きみという女は、からだじゅうのホックが外れている感じだ」。
親の決めた許婚と結婚した園子は、ある日突然、恋を知った。
相手は、夫の上司。そして……。
発表当時、著者に「子宮作家」のレッテルが貼られ、以後、長く文壇的沈黙を余儀なくされた表題作ほか、瀬戸内晴美時代の幻の傑作五編を収録。
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瀬戸内寂聴『源氏物語 巻十』
2007年10月16日第1刷発行
講談社文庫
≪裏表紙より≫
宇治の山荘を訪れた匂宮は、薫の君を装い浮舟と契ってしまう。
当代一を競う二人の間で、身も心も揺れ動く浮舟は、
苦悩の果てに死を決意。
入水するが助けられ、受戒、出家してしまう。
消息を知った薫にも、決して会おうとはせず……。
愛の大長編小説「源氏物語」、圧巻の完結篇。
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