美容師とは

不景気になり就職も厳しく、時々お聞きするのが

　　　　　　手に職が有って良いですね

たしかに自分の力だけで仕事が出来、美容界の求人は多々あるように見えます。

しかし必要とされるのは技術者（スタイリスト）ばかりで、実際下の子（アシスタント）は苦戦してるのが現状だと感じます。
アシスタントも日々練習をして、必要とされる技術者になる為に努力している人だけが本物の美容師になれるのは今も昔も変わりません。

もっと大切な事があります

　　　　　　諦めず挫けず仕事を続ける事！

手先が器用でも仕事を捨てては意味がありません、不器用でも続けていれば少し時間はかかるけれど本物になれます。
今まで沢山の美容師の卵を見てきて思うのです、一所懸命

普段皆様（お客様）に接している美容師は手荒れ、夜遅くまでの練習、１日中の立ち仕事、安い給料での生活、日々変わる流行、新技術や薬剤への追従・・・それらに苦戦しつつ乗り越え美容師として立っています。

そしてこの事はどの職業でも同じ。
けして美容師だけが苦労してるのではない、継続・情熱・心配り・気配り・思いやり・社会人として必要なものはどの職業も同じであり、いま勤めている仕事が出来る人はどの職業でもきっと重宝されると・・・・

だから私はこうお客様にこう言います。

　　　　　どんな職業も手に職があると思います。

ただただこなしていると思ってる仕事も、そうではないはず。
思い出してください、コンビニのレジで笑顔で対応してくれる人とそうでない人。
どちらも必要業務の結果は同じでも、受ける印象が再来店に生き、そんな小さな姿勢の集合が繁盛に結びつくと私は思っています。