SPIDERS IN LOVIN' COOL

ケロロ軍曹(主にクルドロ)や、名探偵コナン(主に平和)の小説。
毎週土曜日は「今週のクルドロ萌え」を予定。

目隠し(ケロロ軍曹【クルル×ドロロ】)

2008-04-18 19:53:54 | ケロロ軍曹(クルル×ドロロ)
時々ね、どうしようもなく君を後ろから目隠ししたくなるんだ。
たまには僕がイタズラしてもいいよね…?
目隠ししたら、クルルくんどんな顔するのかな?
慌てるかな?
慌てたクルルくんの顔、見てみたいな~。
足音を立てず、気配も消して、息も殺してクルルくんの背後から近づく。
アサシン、忍びの得意技だ。


「なんだ、ドロロ。来たのか?」


あれっ?バレた?クルルくんずっとモニター見てたのに…


「なっ…なんで判ったの?足音も気配も消したのに…」

「ん?お前の匂いがしたから」

「匂いなんて…するの?」

「あぁ、なんか透き通った水のいい匂いが」

「水の匂いなんて判るの?」

「あんたの匂いだからな、嗅ぎ分けられる。
ってか、何しようとしてたんだよ?」

「…目隠し…」

「ムダだったみたいだな」

「…うん…」

「あんたが見えなくなるのが怖い…」

「…えっ?」

「他に何も見えなくていい。
だけど、あんたが見えなくなるのは…イヤだ…」

「ごめん…」

「でも、あんたが俺を見なくなる方が、もっとイヤだ」


クルルくんは、マジマジと僕を見つめる。
僕も負けじとクルルくんを見つめる。


「相変わらず…綺麗な瞳ぇしてるな……瞬きも惜しいくらいだ…」


反則だ…どうしてこういう時ばかりクルルくんは瞳をそらさないんだろう。


「キスしてみろよ。」


逆らえない、僕は君のいいなりになってしまう。
僕はクルルくんの思うがまま、キスをした。


Fin


【あとがき】
何が書きたかったんやろ(爆)