あれ以降、ドロロ先輩とは何もない。
ただ一つ変わったことは、ドロロ先輩から話しかけてくることが多くなったことくらいだ。
正直、無理をしてるんじゃないかと思うと胸が痛む。
それ以上に、俺にとっては拷問に近かった。
隣にいるのに、抱きしめることも、それ以上も許されないのだから。
「クルルくん、あんまり暗いところで作業すると、
また目悪くなっちゃうよ」
「いいんだよ、これ以上悪くはならねえよ。
だいたい、頭がいい奴は眼鏡キャラって法則があるだろっ?」
「ふふっ…何それ?」
幼さが残りつつも、どこか妖艶な笑顔にハッとする。
暫く見とれてしまった後、我に返る。
「天は俺に二物を与えてしまったんだ。良い頭と、良い顔をな。
目が悪いのはその代償だ。」
「へぇ~。クルルくん、神様を信じるんだ?
ちょっと意外だね?」
「別に、信じちゃいないけどよぉ…
もしいたらの話だ。」
「そっか…」
突然沈黙が襲う。
何か言葉にしようと思ったが、上手く言葉に出来ない。
その結果…
「……///」
気づけば、俺はドロロ先輩を引き寄せ、一方的な口づけを交わしていた。
「あっ…悪ぃ…」
理性が効かず、意図せぬことではあったが、
それでも、非の打ち所は完全に俺にある。
「ううん…謝らないで…」
「…?」
「クルルくん、この間僕に、“何も言うな”って言ったでしょ?
だから、クルルくんも僕に、謝らないで」
「どういう意味だ?」
「僕…イヤじゃなかったんだ、キスされても」
「どうして…」
「最初は…“あの日”は…
クルルくんは、僕がどんなに甘えても許してくれる、
だからどんなことされてもイヤじゃない、我慢できるって思ってた。
でも、あれからずっと、クルルくんのことを見てきて、
今まで知らなかった、クルルくんのいろんな姿に気づいたんだ。
僕、クルルくんが好きです。
僕と、お付き合いしてください。」
一瞬、何が起こったのかさっぱり判らず、ようやく理解出来たと同時に発した言葉が、
「バカ、あんたが告白してきてどうすんだよ。
俺様の今までのロマンチックな言葉は、全部無意味かよ。
ちきしょ~次はどんなロマンチックな言葉をあんたにプレゼントしようか、
作戦を練っていたのによぉ」
だった。
告白されるのは、告白するより照れくさかった。
To be continues…
【あとがき】
このシリーズ、3週間ぶりくらいの更新の割に、
まったく思いつきで書いてます(爆)。
そのくせ詰めが甘いっていう(笑)
長編やっぱり苦手だな…
次はケロロ出てきますよ、きっと(笑)。
ただ一つ変わったことは、ドロロ先輩から話しかけてくることが多くなったことくらいだ。
正直、無理をしてるんじゃないかと思うと胸が痛む。
それ以上に、俺にとっては拷問に近かった。
隣にいるのに、抱きしめることも、それ以上も許されないのだから。
「クルルくん、あんまり暗いところで作業すると、
また目悪くなっちゃうよ」
「いいんだよ、これ以上悪くはならねえよ。
だいたい、頭がいい奴は眼鏡キャラって法則があるだろっ?」
「ふふっ…何それ?」
幼さが残りつつも、どこか妖艶な笑顔にハッとする。
暫く見とれてしまった後、我に返る。
「天は俺に二物を与えてしまったんだ。良い頭と、良い顔をな。
目が悪いのはその代償だ。」
「へぇ~。クルルくん、神様を信じるんだ?
ちょっと意外だね?」
「別に、信じちゃいないけどよぉ…
もしいたらの話だ。」
「そっか…」
突然沈黙が襲う。
何か言葉にしようと思ったが、上手く言葉に出来ない。
その結果…
「……///」
気づけば、俺はドロロ先輩を引き寄せ、一方的な口づけを交わしていた。
「あっ…悪ぃ…」
理性が効かず、意図せぬことではあったが、
それでも、非の打ち所は完全に俺にある。
「ううん…謝らないで…」
「…?」
「クルルくん、この間僕に、“何も言うな”って言ったでしょ?
だから、クルルくんも僕に、謝らないで」
「どういう意味だ?」
「僕…イヤじゃなかったんだ、キスされても」
「どうして…」
「最初は…“あの日”は…
クルルくんは、僕がどんなに甘えても許してくれる、
だからどんなことされてもイヤじゃない、我慢できるって思ってた。
でも、あれからずっと、クルルくんのことを見てきて、
今まで知らなかった、クルルくんのいろんな姿に気づいたんだ。
僕、クルルくんが好きです。
僕と、お付き合いしてください。」
一瞬、何が起こったのかさっぱり判らず、ようやく理解出来たと同時に発した言葉が、
「バカ、あんたが告白してきてどうすんだよ。
俺様の今までのロマンチックな言葉は、全部無意味かよ。
ちきしょ~次はどんなロマンチックな言葉をあんたにプレゼントしようか、
作戦を練っていたのによぉ」
だった。
告白されるのは、告白するより照れくさかった。
To be continues…
【あとがき】
このシリーズ、3週間ぶりくらいの更新の割に、
まったく思いつきで書いてます(爆)。
そのくせ詰めが甘いっていう(笑)
長編やっぱり苦手だな…
次はケロロ出てきますよ、きっと(笑)。