「クルル先輩は、きっと伍長さんのことが好きなんですぅ~」
僕もそう思っていた。
まだ幼さの残るタママくんもそう思っているんだ、
きっと事実なんだろう。
なんだろう?悲しくて、悔しくて、切なくて…もう涙も出てこない。
「ドロロ先輩はどう思うですぅ?」
「……………」
「ドロロ先輩?」
「えっ?あっ…あぁ、ごめん。」
「ドロロ先輩は男同士の恋愛ってどう思います?」
「うん…どんな形でも、恋する気持ち、愛する心に変わりはないと思うよ…」
まるで、自分に言い聞かせるように放った言葉は、
また僕自身を苦しめる。
事実を知ったところでどうもしない、
だけど、この気持ちはどうしようもない。
------------------------------
本当は、クルル先輩は伍長さんじゃなく、
ドロロ先輩を思ってるって知ってる。
だけど僕は、あの男とあなたを引き離そうとする。
結果として、あなたを苦しめる言葉を放ってしまう。
子供であることを利用して、
まるで悪気の無いように残酷な言葉を発する。
結局、あなたの苦悩する顔を見て、僕も苦しむことになることも知らず…。
こんなことしてもどうもしない。
だけど、こんなことしたってどうしようもない…。
Fin
【あとがき】
タママが黒いよ(泣)。
最近タマ×ドロはなしだけど、
タマ→ドロはありだと思った(笑)
僕もそう思っていた。
まだ幼さの残るタママくんもそう思っているんだ、
きっと事実なんだろう。
なんだろう?悲しくて、悔しくて、切なくて…もう涙も出てこない。
「ドロロ先輩はどう思うですぅ?」
「……………」
「ドロロ先輩?」
「えっ?あっ…あぁ、ごめん。」
「ドロロ先輩は男同士の恋愛ってどう思います?」
「うん…どんな形でも、恋する気持ち、愛する心に変わりはないと思うよ…」
まるで、自分に言い聞かせるように放った言葉は、
また僕自身を苦しめる。
事実を知ったところでどうもしない、
だけど、この気持ちはどうしようもない。
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本当は、クルル先輩は伍長さんじゃなく、
ドロロ先輩を思ってるって知ってる。
だけど僕は、あの男とあなたを引き離そうとする。
結果として、あなたを苦しめる言葉を放ってしまう。
子供であることを利用して、
まるで悪気の無いように残酷な言葉を発する。
結局、あなたの苦悩する顔を見て、僕も苦しむことになることも知らず…。
こんなことしてもどうもしない。
だけど、こんなことしたってどうしようもない…。
Fin
【あとがき】
タママが黒いよ(泣)。
最近タマ×ドロはなしだけど、
タマ→ドロはありだと思った(笑)