----------まぼろしのパスワード 手に入れるまで おまえを追いかける
愛してるなんて言葉ぐらいじゃ そのドアは開かない----------
「先輩、隊長なんてやめて、俺んとこ来いよ」
「・・・ごめん・・・」
「なんで隊長のことがそんなに好きなんだ?
俺、あんたをこんなに愛してるのに」
「・・・・・・・・・・」
こんなありきたりな言葉なんかじゃ、あんたを振り向かせることは出来ない。
判ってる、あんたは隊長が好きで、どうしようもないってこと。
でも、俺はあんたが好きで、俺もどうしようもないんだ。
「俺のところに来れば、あんたをこんなに苦しませたりしないのによぉ」
「いいんだ、苦しくても。僕はそれでも、ケロロくんが好きだから」
「・・・年下じゃ、頼りないか?」
「そんなんじゃない!」
「何か足りないものがあるとか?」
「違うよ・・・」
「じゃあ、何だってんだ?」
「・・・クルルくんの考えてることが判らない・・・」
「そんなこと言ったら俺だって、あんたの考えてることが判らない。
でも、好きなんだからしょうがねえだろ?」
感情に任せて、この胸の中に閉じ込めようとした腕を、
あんたは、するりと通り抜けていく。
「強引だよ、クルルくんは・・・」
「・・・悪ぃ」
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・」
暫く、今まで生きてきた中で、もっとも苦痛な沈黙が続く。
「俺、二番手でもいいからさ・・・」
「!?そんなこと、クルルくんらしくないじゃない」
確かに、俺らしくもない言葉だったかもしれない。
だって、そうでもしなきゃ、あんた俺のこと見てくれないだろ?
俺、あんたに見てもらってないと、どうにかなっちまいそうなんだから。
To be continues・・・
【あとがき】
続きます。
クルドロケロの三角関係っつうことで。
ちなみにタイトルは草尾氏の曲から。
CDを買ったときに「この詞は三角関係のときのクルドロっぽい」
と思ったので。
さてと・・・続きはどうしようか(考えてないんかい)
愛してるなんて言葉ぐらいじゃ そのドアは開かない----------
「先輩、隊長なんてやめて、俺んとこ来いよ」
「・・・ごめん・・・」
「なんで隊長のことがそんなに好きなんだ?
俺、あんたをこんなに愛してるのに」
「・・・・・・・・・・」
こんなありきたりな言葉なんかじゃ、あんたを振り向かせることは出来ない。
判ってる、あんたは隊長が好きで、どうしようもないってこと。
でも、俺はあんたが好きで、俺もどうしようもないんだ。
「俺のところに来れば、あんたをこんなに苦しませたりしないのによぉ」
「いいんだ、苦しくても。僕はそれでも、ケロロくんが好きだから」
「・・・年下じゃ、頼りないか?」
「そんなんじゃない!」
「何か足りないものがあるとか?」
「違うよ・・・」
「じゃあ、何だってんだ?」
「・・・クルルくんの考えてることが判らない・・・」
「そんなこと言ったら俺だって、あんたの考えてることが判らない。
でも、好きなんだからしょうがねえだろ?」
感情に任せて、この胸の中に閉じ込めようとした腕を、
あんたは、するりと通り抜けていく。
「強引だよ、クルルくんは・・・」
「・・・悪ぃ」
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・」
暫く、今まで生きてきた中で、もっとも苦痛な沈黙が続く。
「俺、二番手でもいいからさ・・・」
「!?そんなこと、クルルくんらしくないじゃない」
確かに、俺らしくもない言葉だったかもしれない。
だって、そうでもしなきゃ、あんた俺のこと見てくれないだろ?
俺、あんたに見てもらってないと、どうにかなっちまいそうなんだから。
To be continues・・・
【あとがき】
続きます。
クルドロケロの三角関係っつうことで。
ちなみにタイトルは草尾氏の曲から。
CDを買ったときに「この詞は三角関係のときのクルドロっぽい」
と思ったので。
さてと・・・続きはどうしようか(考えてないんかい)