SPIDERS IN LOVIN' COOL

ケロロ軍曹(主にクルドロ)や、名探偵コナン(主に平和)の小説。
毎週土曜日は「今週のクルドロ萌え」を予定。

明日!

2008-02-29 19:37:06 | ケロロ軍曹(その他)
いよいよ明日だ。





























超劇場版ケロロ軍曹3ケロロ対ケロロ天空大決戦公開!(爆)

いやぁ~楽しみっすね~。
しかもダークケロロ小隊のシヴァヴァの声は高山様だと言うじゃないですか!
ミルルも出るよ(笑)。
しかし上映劇場が判らず(爆)なんとか調べたものの、
上映時間が載ってなくて劇場に問い合わせちまった(爆)。

み~る「すみません、明日からケロロ軍曹を上映するかと思うんですけど、
上映時間を教えていただけますか」(by24歳女)
スタッフ「はい(こいつケロロって…いくつだよ?)、上映は4回ありまして…(以下略)」
み~る「ありがとうございます、ケロロ軍曹をこれからもよろしくお願いします!」
スタッフ「は…はぁ…」

    ア     ホ    す    ぐ    る     、     俺

明日は朝一は行けないの。
だってアニケロあるから(笑)。
舞台挨拶は子安草尾出ないしなぁ…。
子安草尾出ないのに混んでるところに行くのはちょっと勇気がいる。
渡辺さんは観たいけどね。

25.買い物(ケロロ軍曹【クルル×ドロロ+小雪】)

2008-02-27 19:17:32 | クルドロ50のお題
「なぁ、なんで俺様が二人の買い物に付き合わなくちゃいけねぇんだ?」
「ごめんね、クルルくん」

同じ日に、小雪殿とクルルくんに買い物に誘われた。
先に誘ってくれたのはクルルくんだったのだが、
まさか事情を知らない小雪殿に

「その日はクルルくんとデートだから。」

なんて言えるわけがなかった。
僕はどっちも断れなくて、結局変なスリーショットになってしまった。

「んで、小雪は何を買ってるんだ?」
「洋服が欲しいって言ってたよ。
小雪殿もお年頃だからねぇ。」
「……ったく、女の買い物は無駄に長くて嫌いだ」

明らかに機嫌が悪い。

「ちょっと、様子見てくる」
「あぁ…」

僕は洋服売場のフロアに向かう。

「小雪殿」
「あっ、ドロロ。ごめんね、まだ時間かかりそう。
可愛いのがたくさんあって選べないよ。」
「小雪殿なら、どれも似合うでござるよ」
「クルルさんは?もしかして怒ってる?」
「怒ってはないけど…機嫌は悪いでござる」
「そっか~本当にごめんね。早くクルルさんのとこに戻ってあげて」
「心得た!」

腰掛けていたベンチに戻ると、クルルくんの姿は消えていた。
僕は思い当たる節を探してみる。
いや、探さなくても絶対にここにいるって判ってた。家電売場だ。

「クルルくん。」

呼びかけても返事はない、無視されているわけじゃない。
聞こえていないだけだ。
家電製品に夢中なのである。
ペコポンは、ケロン星に比べれば文明の発達はまだまだだと言う。
最前線にいるクルルくんからして見ればおもちゃ同然だ。
だけど、クルルくんからしてみれば興味深いらしい。
これをどう分解してどの部品を使うと何が作れるとか、
機械音痴な僕には理解不能な話だ。

「クルルくん」
「あんた…インターネットを勉強したいって言ってたよな。」
「うん」
「パソコン…買ってやろうか?あんた専用の」
「えっ、いっ…いいよ。パソコンはクルルが持ってるし」
「俺様のじゃ難しすぎてあんたには優しくないからなぁ、
まず、ペコポンのパソコンで勉強しろよ。
一から教えてやるからよ」
「で…でも…」
「今なら軽量のノート型あるし、持ち運び便利だしよ。
それに、あんたの携帯重そうだし、メール機能ついてないだろ?」
「うん…」
「修行に行ったとき、連絡ないのも寂しいし…」
「……えっ?」
「いや、何でもない。とにかくパソコン買ってやるから」
「あっ…うん」

今寂しいって聞こえたのは、空耳じゃないよね?

「クルルくん、今僕が修行に行ってるとき、寂しいって言った?」
「あぁ…身体がな、クーックックック~」
「もう、クルルくんのバカ!!」
「ドロロ~クルルさん、お待たせ~」
「小雪殿」
「待たせちゃってごめんね。お詫びの印に二人にプレゼント買ってきたんだ」
「なんでござるか?」
「二人ともちょっと後ろ向いて」

素直に従うクルルくんと僕。
温かい物が首筋を撫でる。

「はい!出来上がりぃ~」

僕とクルルくんは顔を見合わせた。
クルルくんには黄色の、僕には青のマフラーが巻かれてる。
「二人ともよく似合ってるよ。
これね、今カップルに人気なんだって!
なんたって黄色と青は幸せを運ぶ色だからね!
幸せの黄色いハンカチ、青い鳥…ってね」
「こっ…小雪殿、僕たちのこと知ってたの?」
「いつからだ!いつから知ってたんだ!!」

小雪殿が笑う。

「私は忍びだよ、えへっ。
これからも仲良くね、お二人さん」

さっきまでマフラーと同化してた僕たちの顔が、
マフラーとは違う、赤色になってしまった。


Fin


【あとがき】
テーマむずくないか?
同棲生活ネタを書こうかと思ったが思い浮かばず。

単行本16巻

2008-02-26 19:54:43 | ケロロ軍曹(感想)
ドロロって相変わらず出番少ないよねぇ…。
ギャグ要因じゃないからしょうがないんだけどさ。
原作では侵略会議ほとんど参加しないし。
吉崎先生!もっとドロロの出番を増やしてください!お願いします!
クルちゃんは相変わらずオイシいとこもってくんだよな。
会議中にガム噛んでるクルちゃん。
実は脳を活性化するなんて嘘で、口寂しいんでしょ?


















だったらドロロに満たしてもらいなさい(爆)

24.何度でも(ケロロ軍曹【クルル×ドロロ】超短編)

2008-02-25 19:08:57 | クルドロ50のお題
「ドロロ~」
「なに?」
「ドロロ!」
「だからぁ、なぁに?」
「ドロロ…」
「もう!なんだよぉ!」

用事なんてない。
意味もなく名前を呼びたくなる。
何度でも…何度呼んでも愛おしい。
お前の名前を呼ぶだけで、俺の心は満たされる、
温かくなる。
何度でも、お前の名前を呼ばせてくれ。
その時だけは、俺を優しい男にさせてくれ。


Fin


【あとがき】
そういや、クルルがドロロを呼び捨てした回があったよね(トラウマからの脱出)。
その時もう二人は出来てたのさ(爆)

23.ヘッドフォン(ケロロ軍曹【クルル×ドロロ】)

2008-02-24 12:47:51 | クルドロ50のお題
「クルルくん…好きだよ」
「クルルくんってカッコいいね」
「クルルくん、ちゃんとご飯食べないと倒れちゃうよ」
「クルルくん、今日は雪が降ってるよ」
「クルルくん、たまには外に行こうよ」
「心配しないで、クルルくん。
僕はずっと、君の傍にいるから」
「クルルくん、何作ってるの?」
「クルルくんのバカぁ!!」
「ヒドいよ、クルルくぅう~ん」
「クルルくん、もっと愛して」
「おやすみ、クルルくん。」

ヘッドフォンで聴いているのは音楽ではなく、
こっそり録音したドロロの声。
俺は変態か…?自問自答する。
ラボで仕事をしてるときは、機械音しか耳にしない。
味気ない機械音ばかり聞いていると、俺だって、人の声が欲しくなる。
だから、恋人の録音した声を聴いている。

「逢いたいなぁ」

思わず本音を呟いた。
逢いたいなんてセリフ、当の本人には言ったことがない。
だが、毎日ラボに来てたドロロが姿を見せなくなって
もう3日も経つ。
ラボだけじゃない、侵略会議にも姿を見せなかった。
喧嘩をした覚えはない、どこかに行くなんてことも知らされてない。

「お前、なんかあったのか?」

恋人はアサシンのトップである。
そう簡単になにかあるとは考えられないが、
3日も姿を見せないとなると、悪い方に考えてしまう。

「クルル!」

ラボに入ってきたのは、恋人ではなく、オッサンだった。
がっくし…と肩を落とす。

「あんだよ?」
「機嫌が悪いようだな…」
「あぁ、あんたの顔見たら余計にな」
「なんだ?ドロロが来ることを期待してたのか?」
「…そんなんじゃねぇよ」
「お前は相変わらず可愛くないな…
ドロロとは不釣り合いだ」
「火に油を注ぎにきたなら、帰ってくれ」
「いや…実はドロロのことなんだがな…。
暫く、帰って来ないかもしれないんだ…」
「あぁ?あんた今ドロロがどこにいるか知ってんのか?」
「あぁ。ドロロは今、ケロン星にいる」
「はぃ?」
「本部から極秘で呼び出されてるんだ」
「なんでだよ?」
「…………」
「おい!なんでドロロは本部に呼び出されてるんだ?教えてくれ!」

オッサンは、神妙な面持ちで口を開いた。

「実はだな…バレたんだよ、ドロロがペコポン側に寝返ったってことがな」
「あんだって?」
「ガルルから聞いたんだが、今軍法会議にかけられてるらしい」
「どうなるんだよ?あいつ…」
「軍法資料によると、他の星に寝返った場合、
禁固刑は免れないらしい。
あとは本人次第で早く出ることは出来るらしい」
「あいつ…俺に何も言ってくれなかった…」
「そりゃそうだ、さっきも言ったが、極秘で呼び出されたんだ。
小隊の誰にも言っていかなかった。
本部で知っていたのも、ごく僅かだそうだ」
「なんで…あいつだけなんだよ…」

俺たちだって、お世辞にも侵略者とは言えない。
ペコポン人を敵性宇宙人から守ったことが何回かある。

「まあ、あいつのことだ。
誰にも言えなかったんだろうよ」

一人で抱え込みやがって…

「そういうことだから…気長に待ってやってくれ。ドロロのこと」
「…言われなくても…」
「そっか…」

俺は、ヘッドフォンで恋人の声を聴く。

「クルルくん、ただいまぁ~」
「クルルくん、ただいま」
「クルルくん?クルルくんってば!!!」

はっと後ろを向くと愛しの恋人。

「お…お前なんでいるんだよ?
禁固刑なんじゃ?」
「えっ…?
あっ、もしかしてギロロくんに聞いたの?
うん、でも3時間だけだったよ」
「はぁ?」
「僕はペコポンが平和になるような侵略がしたいだけって言ったら、
ちょっとだけ反省の意味で3時間だけ
ガルル中尉に助けられたってのもあるんだけど」
「もう…俺に黙って出ていくな。
一人で抱え込むな!」
「クルルくん…ヘッドフォン音漏れしてるよ…」
「やべっ…」

一番聴かれたくない相手に聴かれてしまった。

「違うんだ、これは…」

ドロロは優しく笑った。

「そんなの聴かなくたって、飽きるまでいってあげるのに…」
「…いや、だからこれは…」
「クルルくん、心配しないで。
僕はいつも君の傍にいるから」
「もう…俺を一人にするな…」
「うん」


Fin


【あとがき】
クルルくんのヘッドフォンはそういうことだったんですね(勝手に決めるな)

22.浮気、(ケロロ軍曹【クルル×ドロロ】)

2008-02-23 13:07:31 | クルドロ50のお題
「もう、クルルくんのバカぁ~~~!!」

壊れたレコードのように、何度も同じ言葉を繰り返される。
原因は俺の浮気…いや、実際は浮気なんかしていないのだが…。

「もう、なんでクルルくんはギロロくんにばかりちょっかい出すの?」

だいたい、あの子犬が赤だるまだったなんて、
最初は本当に知らなかったんだ。
まあ、途中から気づいたけど…
ついつい面白くて調子にノッちまっただけだ。

「だいたい、クルルくんはいつでもそうだよ。
本当はギロロくんのことが好きなの?ねぇ!!」

トラウマスイッチの入ったドロロなんて可愛い方だ。
厄介なのは、俺を責め立てるときのドロロ。
こうなると、もはや止めることは不可能に近い。
俺の声にも聞き耳を立ててくれないのだ。
まあ、俺の今までの行いが災いしてるんだろうけどな。
ドロロが泣き疲れるまで、だんまりを続けるしか方法はない。

「子犬…オッサンだって知らなかったんだ…」
「うぅ…」
「信じられないなら、信じてくれなくていい。
でも、本当に知らなかったんだ。」
「じゃあ、なんで子犬を拾ってきたの?」

確かに、いつもの俺なら野良犬なんか見つけたって、放っておくだろう。
だけど…あの子犬は…いや、本当はおっさんだったけど、あの子犬は…
ちきしょう、言わせる気かよ、あんな恥ずかしいセリフ…。

「あんたに…あの子犬…あんたに似て、すごく真っ直ぐで、綺麗な瞳をしてたから…
あんたの姿にダブって見えたんだ、そしたら、放っておけなくなった…」

本当、あんたは反則だ。
言わすなよ、こんなこと。マジで照れるじゃねえか。

「嫉妬してくれるなら大歓迎だぜ、クック~。」
「しっ…嫉妬なんかしてないもん!」

さっきまでの怖い顔はどこへやら。
頬を赤く染めて、俯き加減になる。

「まっ、あんたが望むなら、
一緒に風呂に入ってやってもいいし、
公園に遊びにいってやってもいいし、
飯を食わせてやってもいいんだぜ。」
「そっ…そんなことしなくても」
「おいおい、反抗期のワンコちゃんは、一から躾けてやるぜ」

今日は、啼いたって、許してやんねぇ。
俺が、どれだけあんたを好きか伝えるなんて、
一晩あっても足りねえよ。
躾も愛情のうちだからな。


Fin


【あとがき】
ベッドの上で躾(言うなよ)。

今週のクルドロ萌え

2008-02-23 10:58:01 | ケロロ軍曹(感想)
本日は一本立て。

「ケロロ ウルーが来る」

2月は4年に一度、29日までの「うるう年」があると知ったケロロは、
「ウルーと言う怪獣」だと勘違いする。
今回は前半ギャグ、うるう年の仕組み、後半シリアス、友情、人間らしさと、テーマは盛りだくさん。
教育にはいいと思うけど
テーマが多すぎる故、駆け足で終わった気がしてならない。
そんな中本日の見所は…

「クルドロ会話満載」
「ってか、あの場面はギロロ邪魔(爆)クルドロツーショットだと思ったのに」
「ギロロの描いた絵は、大怪獣ウルーにやられたのはケロロ、クルル、タママの3人。
ということは、残されるのはギロロ、ドロロの2人
はっ!?もしかして…クルドロ←ギロなのか(爆)。
邪魔者排除ってか?(爆)」
「4年分の予算をケロロの勘違い怪獣“ウルー”を倒すメカに使った」
「だが、メカを作ったクルルはうるう年の正体を知っていた」
「上目遣いで冬樹のうるう年の仕組みを聞くドロロ萌え」
「メカはドロロに操縦させた方が」
「ケロロが珍しく隊長らしい」
「ギロロいいとこなし」

クルルが4年分の予算使っちゃったんだから、
モチコース、あと4年は放送してくれよな、ケロロ軍曹(笑)。

来週はギロロ赤だるまの予感(笑)。
なんか制作側はギロロファンとクルルファンが多い気がする。
だから公式はクルギロっぽいのか?
クルドロの話もやってくれぇ!

21.そしてまた朝が来る(ケロロ軍曹【クルル×ドロロ】)

2008-02-22 18:16:52 | クルドロ50のお題
外に光が射し込む頃、
おまえは俺の腕をすり抜けていく。

「おはよう、クルルくん」
「……あぁ」
「コーヒー先に頂いたから。
じゃあ、また来るからね」

いくら強く抱きしめたって、この腕は解かれてしまう。
帰らないでくれ…言っても無駄だとわかって、口を塞ぐ。
朝になると同時に、ドロロを東谷小雪に取られるような気がして、俺は…。
あんたの帰る場所が、東谷小雪のところじゃなく、
俺のところになりますように。
まっすぐ光の方向へ消えてくおまえを、
俺はただ目を細めて見送ることしかできない。

そしてまた朝が来る、そしてまたお前が去ってゆく。


Fin


【あとがき】
一日中独り占めしたいクルルの巻。
しかしうちの小雪ちゃんは、ドロロが朝帰りばかりして不思議に思わないのかしらん?(笑)

20.私服(ケロロ軍曹【クルル×ドロロ】)

2008-02-21 18:04:10 | クルドロ50のお題
「クルルくん、何読んでるの?」
「これかい?ケロン星のファッション雑誌だぜ」
「クルルくん、ファッションなんて興味あったんだ~?」
「まあな、いつも裸じゃな」
「クルルくん、こういうピンクの似合うんじゃない?」
「そうかぁ?これならあんたの方が似合いそうだぜ」
「いや、クルルくんカッコいいからピンクも絶対似合うって!
ねぇ!頼んじゃおうよ、これ」
「あんたも一緒のもの頼もうぜ」
「いいよ、クルルくんのだけで」
「いや、頼もう」

ペアルックなんて、今時流行んねーだろうけど、
それでもしたいなんて…
脱がす楽しみも勿論あるけどな(@皿@)。


Fin


【あとがき】
ケロン体として書こうとしたら難しいよ。
きっとドロロよりクルルの方がお洒落だと思う。