1998年
シュールストロムはフォークボールの制球力が持ち味。オープン戦は9試合に登板し、失点は1試合だけと安定していた。
シュールストロムはフォークボールの制球力が持ち味。オープン戦は9試合に登板し、失点は1試合だけと安定していた。
上田監督が熱い視線を注ぐのがシュールストロムだ。1㍍95、100キロ余の巨漢から投げ下ろす150㌔を超す速球が売り物で、昨年はメキシカンリーグでストッパーとして33試合に登板、39回で自責点1の好成績を残した。例年は2月下旬から投げ始めるだけに、「こんなに早くから投げたことがない」と言いながらも、ブルペンでは低めに重いボールを集め、丁寧な投球を見せる。昨秋テストした際は、自慢の速球を披露しなかっただけに、上田監督「球に力があるし、低めに集まって制球もいい。カーブも大きい」と抑え役にメドが立って一安心。
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