1992年
好調に首位を走る巨人に、また一人頼れる左腕が復活。背番号65の渡辺政仁投手だ。昨シーズン前半に4連続完投勝利を挙げ、一軍入りも検討されながら左ヒジ痛が再発し、戦列を離れていた同投手が、17日の大洋戦で打線を散発の4安打に抑え、今季初勝利を無四球で飾った。140㌔台のストレートに大きなカーブを交える小気味のいいピッチングで、ツケ入るスキを与えなかった。「天に見放されていたけど(4試合雨で先発を流し、一ヶ月ぶりのマウンド)自信はあったんです。ヒジも今年こそは大丈夫ですよ」2年ぶりの完封勝利に完全復活宣言。北陽高時代、大阪では「右の桑田、左の渡辺」といわれた逸材が、入団7年目にして初の一軍マウンドに挑戦だ。
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