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韓国映画「ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女」

2020-11-06 | 韓国史劇・ドラマ・映画

■韓国映画「ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女」 予告

2016年の韓国映画
韓国週末興行成績第1位、観客動員数560万人!
大韓帝国最後の皇女徳恵姫の波乱な人生を描く史劇サスペンス!

名匠ホ・ジノ監督がクォン・ビヨンのミリオンセラー小説
『朝鮮王朝最後の皇女 徳恵翁主』を基に映画化。
ドキュメンタリー番組を通して知った徳江翁主の波乱の人生に衝撃を受け、
脚本に4年間を費やし完成させた意欲作。
徳恵が独立戦争に加わるという架空エピソードを加え、
史実を超えるドラマティックでスリリングなストーリーを作り上げた。

韓国では長らく関心が持たれなかった皇女だったが、2008年に本馬恭子
『徳恵姫-李氏朝鮮最後の王女』が韓国で翻訳出版されると注目され、
2016年には韓国独立運動を支えた女性闘士として脚色をされて映画化された。

私の頭の中の消しゴム」,「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」,「愛の不時着」の
人気女優ソン・イェジンが迫真の演技で数々の映画賞を受賞!
グエムル 漢江の怪物」,「神弓-KAMIYUMI-」,「天命の城」のパク・ヘイル、
高地戦」,「オクニョ」,「向衣院」,「復讐のトリック」のコ・ス、

コーヒープリンス1号店」「赤と黒」のキム・ジェウクほか
ユン・ジェムン、ラ・ミラン、「インサイダーズ 」のペク・ユンシク、
そして日本からは戸田菜穂など豪華な顔ぶれが集結した! 
(Webより抜粋)

 

■韓国映画「ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女」

パク・ヘイルさんの作品も「殺人の追憶」,「グエムル 漢江の怪物」,「神弓」,「天命の城」
提報者 ES細胞捏造事件」,「黒く濁る村」,「ウンギョ」を観ましたが、
どの作品も秀逸なものばかりでした。
日韓併合後に産まれた徳恵翁主が時代に翻弄され、一時の留学のつもりが
祖国へ帰れないという悲劇に遭うなかで、生前の高宗から皇女を守るように言われ
婚姻の約束をしたキム・ジャンハンが、最後まで諦めずに皇女を祖国に帰し
女官のポングムとの再会するシーンは、涙が止まりませんでした。
とても良い映画でしたが、日韓の過去の歴史シーンは日本を酷評するシーンで心が痛みます。
どこまでが真実なのかはわかりませんが、映画の最後に映し出された写真はどれも興味深く、
皇女が歩んだ過酷な人生を思うと、高貴な身分であったばかりに精神まで病んで
悲劇を被ってしまった哀れな人生だったのだなと思いました。
ソン・イェジンさんの作品もたくさん観ていますが、本当にいろいろな役を演じて
棘(ばら)の秘密」やこの映画でもすごい女優だなっと思ってしまいました。
幼少時代を「結婚契約」のシン・リナちゃんが演じて可愛かったです。

そして、この映画を観ていたら、北朝鮮の拉致被害者横田めぐみさんを思い出しました。
彼女も少女のころ突然拉致されて家族と離れ離れになって、精神を病んでしまったと
聞きますから、皇女と同じ状況だったのだろうと思います。
どれほど家族と会いたかっただろうか、祖国へ戻りたかっただろうかと思うと
とても、とても切ない作品でした。

それでも、皇女には彼女の帰国をサポートしてくれる協力者がいて良かったですが、
その人はどれほど長い間根気よく帰国に向けて手を打ったかと思うと本当に切ないです。
人生のすべてを賭けたのかも・・・、と思ってしまいました。

 

■STORY
日本統治下の大韓帝国。
初代皇帝・高宗(ペク・ユンシク)の娘に生まれた徳恵翁主(ソン・イェジン)は、
政略に巻き込まれ、わずか13歳で日本へ留学させられる。

祖国に帰れる日を待ちわびながら月日は流れ、大人となった彼女の前に、
幼なじみのキム・ジャンハン(パク・ヘイル)が立派な青年となり姿を現す。

日本軍に従事する一方、秘かに朝鮮独立運動に尽力していた彼は、
王朝復興のため徳恵翁主と皇太子である兄王を上海へ亡命させようと計画。

信念に突き動かされた者達は、激動の歴史の中で想像を絶する運命に
身を投じていくが…。 


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