韓国ドラマ「師任堂（サイムダン） 色の日記」

■韓国ドラマ「師任堂（サイムダン）　色の日記」　予告

2017年の韓国ドラマ　韓国ドラマ史上最高の純愛史劇！
韓国の高額紙幣5万ウォンの肖像画で知られる申師任堂（シン・サイムダン）の人生を描く。
500年の時を超え、今想いが彩られる・・・。
それは日記に綴られた、ふたりの愛と運命の物語。（キム・ユナさんの歌声が素敵）



13年ぶりにドラマにカムバックしたイ・ヨンエ。
師任堂の毅然とした美しさとジユンの洗練された美しさを
「宮廷女官チャングムの誓い」で見せた透明感そのまま、見事に演じ分ける。


イ・ヨンエが演じる師任堂は、天才画家かつ、“聖人”と呼ばれる
儒教学者ユルゴク（イ・イ）の母としても知られ、
韓国では“良妻賢母の象徴”として知られる。
20年ぶりに再会した師任堂サイムダンに「あなたは今もこの胸にいる！」とすがり、
母となった師任堂を遠くから見つめるまなざしには胸が詰まる。
ソン・スンホンが魅せる！情熱的な行動力と少年のような心・・・。
見守ることこそ師任堂への愛のかたちと悟った、
ギョムの純粋で一途すぎる想いに切なさが募る･･･。



演出は、「太王四神記」はじめ、事実とフィクションを混ぜ合わせた
完成度の高い時代劇作品を手がけてきたユン・サンホ！ 

様々な作品で、女性の生き方を徹底的な研究を通じて生み出した
リアルな表現で描いてきたパク・ウンリョン作家が脚本を担当。
そんな朝鮮芸術の世界観を彩る美術を監修するのは、
韓国の名立たる美術研究家やアーティスト達。
最高のスタッフが集結し、師任堂の作り出した豊かな世界を
圧倒的な映像美で見事に表現。
事実とフィクションが絶妙に混じり合う、壮大な時代劇を誕生させた！
(Webより抜粋）

 

■韓国ドラマ「師任堂（サイムダン）　色の日記」

このドラマもずっと観たいと思っていました。
絵師キム・ホンド＆シン・ユンボクのドラマ「風の絵師」も名画がたくさん出てきて
とても面白かったですが、このドラマも実在の人物をモデルとしたイ・ギョムと
実在の人物サイムダンが描く絵のシーンがとても興味深かったです。
「30だけど17です」「デュエル」のヤン・セジョンさんと「内省的なボス」のパク・ヘスさんが
とても可愛らしくて、二人の出会いから悲劇の別れのストーリーもとても良かったです。



イ・ヨンエさんの代表作「宮廷女官チャングムの誓い」の時の少女の美しさから
さらに美しさが増して、まるで陶器のような肌にうるんだ眼は変わらずで、
韓国女優の中では一番綺麗だと思いました。
苦難にあっても、知恵と仲間の協力で克服していくところは、
チャングムを思い出します。
朝鮮時代のシーンがどれも素敵でギョム役のソン・スンホンさんとの純愛が
もどかしいほどでした。
「男が愛する時」や「情愛中毒」の純愛作品も良かったです。

そして、史劇が好きなので、現代のシーンよりも朝鮮時代に釘付けでした。
王の中宗も史実を織り交ぜて、危うい王の立場から猜疑心が増していき
不安定な王権に苦悩するストーリーや世子で後の仁宗も出てきて面白かったです。
このドラマもお気に入りになりました。

 

■STORY
韓国美術史の教授を目指すジユン(イ・ヨンエ)は、投資会社を経営する夫と
理解のある姑、利発な一人息子ウンス(イ・テウ)の４人で幸せな毎日を送っていた。

ところがそんなある日、世紀の大発見として注目される「金剛山クムガンサン図」の真贋を巡って、
ジユンは指導教授ミン・ジョンハク（チェ・ジョンファン）と対立し、
大学を追われてしまう。
失意のジユンを奮い立たせたのは、偶然イタリアで入手した漢文の古い日記だった。
そこには若き日の師の姿と「金剛山図」に関することが綴られていた…。

　　

一方、16世紀の朝鮮時代。
絵画に並々ならぬ才能を持つ少女師任堂と芸術を愛する王族の青年イ・ギョムが
「金剛山図」を介して出会う。
たちまち恋に落ちた２人は結婚を誓うが、ある事件をきっかけに
無残にも引き裂かれてしまう。



師任堂が別の男性に嫁いだことを知ったギョムは、
茫然自失の果てに各地を放浪する。



師任堂の日記を読み進むうち、発見されたばかりの「金剛山図」が贋作だと確信したジユンは、
本物を捜し出してミン教授に挑もうと決心するのだが・・・。