☆あしたも笑顔で☆

膵臓がんの手術から11年。

今日も元気に生きています。

2005.2.1. +++ 初めての外来

2005-10-11 16:56:50 | 発病~
癌専門病院へ向かう朝。
雪が積もっていたからゆっくり家を出て途中おしゃれな喫茶店でモーニング。
(そういえばこっちの方の喫茶店の朝はコーヒーにトーストやサラダ、卵などおまけが付いてくることが多いの。)
高速使っても1時間半はかかる病院に着いたのは11時頃だった。

受付を済ますと、今後の癌の研究のためにアンケートに答えて欲しいと書類を渡された。生活についてそれはまあ沢山の質問でびっくり。答えていくのにとても時間が掛かったほど。

消化器内科外来に行くと看護師さんが、まだ待たなければならないから先に食事に行ってきたらどうかと言ってくれた。なんて親切なの~~と、院内のレストランでランチ。味はまあまあかな。
戻ってしばらくしたら呼ばれた。思ったほど待つことなかったからよかった。

緊張して診察室に入るとあったかい雰囲気の先生で、私の町のことを話題にしてきさくに話してくれて緊張をほぐしてくれた。
市民病院から持っていったCTを見て、
「ここに赤丸がうってあるけど、ここにあるのはのう胞だから問題ないよ。ただ膵臓のしっぽの方に雲がかかったようになってるのが心配なんだよ。」
ととても判りやすく説明してくれた。
雲がかかったようになっているのは膵炎起きているということ。この雲の下に腫瘍が隠れて見えるというのだ。
なんか市民病院で聞いたのとはちょっと違うけど、腫瘍があるのには間違いない。
そしてそれが悪性・・・つまり癌である可能性は高いという。
今は病室が埋まってるため、とりあえず外来でできる検査をしながら病室を空くのを待つことになった。
検査入院は多分10日後くらいになりそうだ。

最後に先生が「長い時間待たせて悪かったね。」って言葉をかけてくれた。
「先生はお昼まだなんでしょう?こちらこそすみませんでした。」と言うと
机の上のペットボトルのお茶を指差して、
「これで頑張ってるよ。じゃあ、知事さんにこんなに過酷な条件で働いてるからって教えてやってよ~。」
なんておちゃめでに話してくれた先生。
とても患者を大切に扱ってくれている病院だという印象を受け安心した。

そして、癌専門病院だというのに患者さんの多いこと。
みんな癌の患者さんかと思うと気が楽になった。私だけじゃないんだって。

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