手術前日となった。
3月1日に手術と決まったときは、まだまだ・・・という気持ちだったけど
2月って28日までだから、3月1日ってすぐだった。
朝から忙しい。次々と手術に関係する人たちが病室にやってきた。
☆手術室の看護師さん☆
手術の話と手術室の様子を写真を見せて話してくれた。
『手術室で私たちはこういう服装でお待ちしてます。』
と、手術着の写真まで見せてくれて、こんなに親切丁寧だなんて知ら . . . 本文を読む
手術日が迫ると、手術にむけての準備が始まりました。
トリフロー
トリフローという呼吸訓練器を使っての呼吸訓練。
玉が3つ入っていて息を吸って玉を上に上げる。まるで子供のおもちゃのようなものだ。だけど甘く見ちゃいけません。結構難しい。
何回やったか記入する用紙を渡されたので、むきになって何度もやった。こんなので効果あるのかな~と思いながら。
ネブライザー
手術前2日間ネブライザー吸入をしました。 . . . 本文を読む
手術に向けて用意したもの
・ゆかた式寝巻・・・3枚
(ピンクと水色を買いました。でも病院で貸してくれればいいのに・・・。)
・バスタオル・・・3枚
・タオル・・・5枚
・ティッシュペーパー
・楽のみ
・大きい綿棒
(口の中をきれいにするために使います。こんなのあるんだって初めて知りました)
・歯磨きセット
(術後感染症予防のためにICUの中でも歯を磨きました)
・コッ . . . 本文を読む
朝7時。ジャージに着替えてKさんと病院の外の公園まで散歩。霜の降りた地面をサクッサクッと踏みしめる。寒いけれど気持ちいい。入院してるのに、旅行に来て早朝の散歩を楽しんでるような気持ちになる。
Kさんは胃がんの手術を終えて明日退院する。うちと同じ年頃の子供を持つKさんは保育士さん。点滴台をひっぱりながらコインランドリーに行くテキパキママさんだ。術後でまだ体調が良くないのに、手術がせまった私をいつも気 . . . 本文を読む
当分帰宅できないかと思うと忙しい。
家にいない間に溜まっている子供の学校や保育園からの配付物に目を通す。
子供たちとのなにげない会話が一番楽しい。
ただ、少しの間いなかっただけなのに、自分の家なのに自分の家じゃないみたい。
あれだけママっ子だった2歳の3番めちゃんは、ママがいなくても夜はおばあちゃんと寝て、昼間はちゃんと保育園に行っている。
みんな母親のいない生活をガマンして頑張ってくれてる . . . 本文を読む
朝6:30に夫に迎えに来てもらって、PETのある病院へ向かった。
朝の一番渋滞する時間帯だからと早く出て行ったので、予約時間の8:30よりもかなり早い7:45に着いてしまったが、運のいいことに、8時の予約の人が来ないと言う事で繰上げで早くやってもらえることになった。
ここはPETだけを扱ってるセンターで各病院から検査にやってくるようだ。
きれいな受付のお姉さんに案内されて検査棟に行く。着替えて . . . 本文を読む
昨夜イケメン主治医から
『急で悪いけど25日にPET撮ってもらうことになったから。』
と話があった。
どうしても『ガン』だという決め手がいるようだ。
ガン専門病院だというのになぜかPETがないので、市内のほかの病院に行かなければならないという。しかも朝の8時半。
ちょうどキャンセルで空きができたらしい。
この病院からタクシーで気軽に行ける距離ではないので、夫に都合をつけてもらうことにした。
朝か . . . 本文を読む
前日の夜に手術日が変更になり3月1日に早まった。
それを聞いたあと、またまたイケメン主治医がやってきた。
『前の病院で胃カメラやってるよね?』
(‥ )ン?
『やってないけど・・・・。』いや~な予感。
『じゃ、明日胃カメラね!』
『えぇ~?一杯検査したからカンベンしてよ~。カメラ大嫌いだよ~。』
『だめだめ。もし、胃にもガンがあったら一緒に取ってもらえるんだから。
今取らないと、又お腹 . . . 本文を読む
夕方5時から夫と二人で検査結果を聞いた。
今まで聞いていた通りで、膵臓ガンの疑いで手術が必要であるとのこと。
ただ、ここまでの答えを出すのは簡単なことではなかったようだ。
2種類のCT、エコー、超音波内視鏡、内視鏡逆行性胆膵管造影検査でも、『絶対に悪性だ!』と言い切れる決め手はないが、とてもとても『悪性』の可能性が高いものらしい。
最後にもう一度行った超音波内視鏡では、細胞を採取する予定だっ . . . 本文を読む
主治医からの精密検査の結果の説明が翌日に決まった。
でももう膵臓にある影の正体が『ガン』であることは聞き出してしまったし、手術をすることもわかっているから特に緊張はしない。
正式な告知を前に手術へと大きく動き出している。
入院時に受けた心電図検査に異常が見つかり、詳しく検査することになった。
まずは心エコー。
検査室行くまでイヤでイヤで仕方なかった。今までエコーは妊娠中と今回の病気とで何度もや . . . 本文を読む