☆あしたも笑顔で☆

膵臓がんの手術から11年。

今日も元気に生きています。

2005.2.2 +++ 忙しいぞ

2005-10-12 14:21:33 | 発病~
落ち込むとか、悲しいとか、動揺するとかいうことはなかった。
とにかくやることやらなきゃいけない。前に進むことで頭の中はいっぱい。
順番に片付けなくっちゃ。

●子供の問題
 中2、小6、2歳と子供が3人もいると母親の入院というのは様々な問題がある。
 幸い実母と同居しているため心配はないが、保育園に通っている2歳の娘の送迎をどうするかが問題となった。
夫の仕事は時間が定まらず、朝は送っていけても迎えに行くのは無理だった。家から距離があるので車の運転のできない母には送迎できない。せっかく喜んで通っているのを休ませるのは子供にもよくないし、母にしても2歳の子を連れていては買い物も満足にいけないだろう。
悩んだあげく、偶然にも同じ保育園に5歳の子を通わせてる友人に連絡を取ってみた。10年前、上の子たちがまだ小さかった頃知り合い、働くママ同士子供を預けたり預かったりした『ママ友』だ。
突然の電話の内容に驚きながらも話を聞いてくれた。またお義父さんが40代で癌で亡くなっていたので病気のことも親身になってくれてとてもうれしかった。
そして保育園の迎えも快く引き受けてくれた。
「昔、ぷかぷかさんにもお母さんにもとてもお世話になったんだから。何でも遠慮せずに言ってね。」
と言って。ありがとうYさん。しっかり甘えさせてもらいます。

保育園にも伝えなきゃならない。
ただ入院することだけ伝えるつもりが、働くママとしていつも色んな話をしていた先生(保育士)の顔を見たら、ついついしゃべってしまった。先生の方が目を真っ赤にして一生懸命励ましてくれた。

こうして下の子供の保育園のことがどうにかなるとわかるととても安心した。
なるべくいつもの生活を送らせなければと思った。

●仕事のこと
パートはしばらく休ませてもらうよう頼んだからそちらは問題なかったが、
一番の問題は夫の仕事の方だ。
夫が自営になって初めての確定申告が迫っていた。
経理はパソコンでやってるから全部打ち込んであったものの、最後の処理をまだしていない。とにかくこの先どうなるかわからないから申告に出せるように書類を仕上げなければならない。
初めてのことでわからないことが多いので、商工会議所に行って教えてもらいながら仕上げた。あとは夫が提出するだけ。経理のことはまるっきりわかってない夫に説明をしたけど、わかってるやらどうやら。。。

●役員の仕事
子供の入ってるスポーツ少年団の事務局を引き受けていたので、そちら関係にも連絡。試合や行事のたびに案内文を作って配付するのが役目だったため、他の人にお願いした。
小学校のPTAでも役があったり、中学の部活の会計をやっていたりしたのでそちらのほうもどうにかしなきゃならなかった。
運の悪いことに学年末が近づいていて、これから役員会やその関係の仕事の予定が沢山入っていて黙ってるわけにはいかなかった。
他のときだったらだれにも言わずに入院できるのに・・・。

このほかにも買い物しておいたりといろんなことがあった。
母がいるおかげで日常の生活に心配はなかったけれど、もし母と同居してなかったら大変なことだったろう。
『おかあさんが入院する』っていうのはとっても大変なことなのだった。
でも同じ入院でも出産のときはもっとお気軽だった気がする。
気持ちが前向きと後ろ向きとではどこか違うんだろうな。
普段しないところを掃除してみたり、いつまでも片付けず放置してあったものを整理してみたり。
入院が決まるまでの数日間はとにかくなにかをバタバタとしていた。

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