puchimajin2

謎なヲタクブログ

4トラック

2009-09-10 00:07:59 | DIALY
Sep1009_rf04
後ろにあるのはすご~く古い機械。どのくらい古いかというと…カセットテープが出来る前の時代(笑)。昔はオープンリールのテープの端を少し引き出して、それをプレーヤーに巻き付けて反対側の空リールに巻き取らせて再生してたんスよ。私も当時リアルタイムでは知らないんですが、この時代のテープはステレオ4トラックでした。横に写ってるNAT KING COLE氏のが、そのテープの外箱。今もってウチに鎮座する古い機械。

以前に、光ケーブルの工事に来た業者さんが、「これ何ですか?」と訊くので「カセットテープの前の時代のテープレコーダー」だと教えたら、「カセットテープって何ですか??」って言われたよ…。時代の変遷ですねー。そういえばCDが発売になった当初、CDのデモのディスクみたいなのが配られていて、その中には山口百恵さんの『プレイバックPart2』が収録されてたんですよ。何故その曲なのかというと、曲途中で完全に無音になるところがあるから。当時テープ録音のものは再生すると必ずテープの走行音(つまり雑音)が聞こえていたものなので、それが全く無音であるというのもCDのウリの1つだった(笑)。アナログからデジタルへ。(その昔から今だに存在しつづけるアナログレコード(あの黒いやつだ)もすごいけどね)。現代では音声に限らずデジタルデータを記録する媒体も多種多様ですが、こんな時代もあったんだよという昔話でした。

4号は無関係ですがオマケ。プレーヤーは多分動くとは思うが、テープを機械に通す作業が高確率で失敗するので恐くてとても触れないですよ。失敗するとテープがワカメになるからね。こういう古いものって眺めるにはいいんだけど大きくて場所とるから部屋が片付かないんだぜ(笑)。