色移り

昨日のジャケット↓を着せたままにしていたら、一晩でRFさんの頬と指が濃紺色になっていた。服の色が人形についてしまうのですね。自分で人形の服を作る時は色が出ない布を使うんですが、既製品はもう仕方ないんだろうなぁ。
余談ですが、濃紺色に染まった指で、映画『薔薇の名前』（ジャン・ジャック・アノー監督、F. エーコー原作）を思い出す。不気味な映画なんですよ、昔の僧院を舞台に連続殺人が！という内容で。書物のページの端に毒物が塗ってあって、指を舐めてページをめくるとその毒物摂取で死ぬ。……大学の頃授業の美術教材にこの映画があって、何度も観てますが、いまだにBSなどで放映されてるとつい観てしまいます。特殊メイクなのか素の顔なのかわかんないけどスゴイ顔の出演者が沢山で。歴史的背景や謎解きよりも、終始「サルヴァトーレの鼻は自前か否か」が私の中では疑問でした（笑）。（……数年後に観たら、メイクだったと判りましたケド。）

ところで本日の失態：早朝に地震で飛び起きたらそのまま貧血と内蔵痙攣で病院に運ばれる。人形は今回はコケてませんでしたが、自分が倒れてどーする（笑）。いや～痛かった。しばらく大人しくしていよう。（と、仕事回避。）あ。指の怪我はもう平気ですよ。