(星矢)「男の体にキズひとつないのは、自慢にはならない!」(JC5巻)
『聖闘士星矢』-男の勲章-
『聖闘士星矢』全編を通し、もっとも心に残った言葉です。今でもこのせりふだけはすぐに思い出します。
全巻を通し読みしようと思い立ち、1巻から始めたのですが・・・やばい。どうしてこんなにカッコいいのだ、ペガサス星矢。
1日でざっと・・・は到底無理だとわかりました。
そうだよな、痛い、悲しい、苦しい、つらい体験は、他人のそれを知るための経験だよなあ。
(星矢)「バッカじゃねえのか、おまえ」(JC5巻)
も、甲乙つけがたいほど好きです。「ッ」が入っているのが高得点です。「神よ、わたしは美しい」はずの蜥蜴星座(リザド)のミスティがけちょんけちょんです。
ついでに、単行本で修正される前の次のせりふは、
(星矢)「今度はオレが時間をやる。たたかう前に聖衣(クロス)をまとえ!」
うひょおおお。カッコいい、カッコいいよ、星矢。
この醍醐味を味わいつつ、ゆっくり読み直してまいります。いざ。
こちにちわ。レイです。
好きなセリフの話題ですが、私はなぎらさんと違って、
星矢はもちろん、車田漫画のセリフでは、印象に残る、詩的文学的な味わいのある深いのが惹かれます。
星矢もいろいろあったと思いますが、それより新しいからか、BtXの四霊将のセリフなど、印象深かったのがありました。
それからダントツは、『サイレントナイト翔』の冒頭開幕部分! -たしか「謝れよ」だったかと思います。
これはカッコよすぎて、ジーンときました! しかし当時の週刊少年漫画の読者は、こういうかっこいいヒーロー像はすでに求めていなかったのだと思います。(往年の大漫画家の流れを汲んだ正統派漫画が次々と打ち切られ、時代に迎合しただけの美しさのないマンガばかりになってしまった歴史と並行して思い出してしまう・・・)
ネオ・ソサエティやエボリューション、ミッドナイトやホーリィナイトなど、星矢に勝るとも劣らない美しく素晴らしくかっこいい設定で、ぜひこちらの続きもやってもらいたいものです。
またなにか思い出したら投稿します。
こんばんは。コメント、ありがとうございます。
「あやまれよ」は、かわいがっていたピイたんをパチンコ玉で撃った自称「爆走集団」に対する翔の第一声ですね。
『SILENT KNIGHT翔』は、審判手続きが見直される8年前にもかかわらず、第1話で既に少年法の矛盾を提起していたり、「ネオ・ソサエティ」との戦いが、実は「正義対正義」であるなど、短命で終わるにはつくづく惜しい物語でした。
『B’t X』もすばらしい作品だと思います。
近年は「始めからできる」天才型ヒーローが好まれ、成長・努力型ヒーローは共感を得られないのかもしれません。読者が短気なのかも・・・(^^;)。
しかし、「20年来の車田漫画ファン」であるレイさんが振り返られたヒーロー達のカッコよさは一過性のものではなく、「記憶に残るカッコよさ」だと思います。
すばらしい漫画に出会うことができて、お互いに幸せですね。では。