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南北朝(日本)時代と漫画家・車田正美先生の作品を瞑想する部屋。

【蹴球】お母さんの手料理

2006年06月24日 23時10分27秒 | スポーツ

日本代表が帰国。
13番の人が合羽を着て現れたらどうしようかとヒヤヒヤしましたが、なにごともなかったようで、よかったよかった。選手が一番悔しいでしょうな。
で、関係があるようなないような感想を。

スポーツの基礎体力は、幼少時の食生活によって育まれるのでは?

  • 規則正しい3度のご飯
  • 過不足のない栄養
  • 怪しげな食材や化学物質をなるべく摂取しない

疲労困憊してもなお走らなければならない時に発揮される「火事場の馬鹿力」。
普段は体の奥に眠る「爆発力」。
それは、どんなに才能があっても食事を抜いたり、好き嫌いをしたり、ファストフードに偏りがちな食生活を送ってきた子供には備わらないような気がします。そうして、怪我に弱く故障しがち、試合の後半はスタミナ切れの「名選手」が生まれてしまうとしたら、今後もしばらく世界の壁は厚い、と云わざるを得ないでしょう。
お母さんの手料理こそが大事です。WCで決勝トーナメントへ進出するには、日本のお母さんが頼りです。

それから、ピッチ上の選手は「なにをしたらいいのかわからない」と途方に暮れていたような気がするのは・・・気のせいでしょうか。
少し調べたら、サッカーのピッチは105m×68m。
己の位置、敵の位置、チームメイトの位置は、前後左右上下、目視できない空間も含めて認識する「3D」感覚で。
己の意図、敵の意図、チームメイトの意図は、科学を超えた「ひらめき」で。
見えないものを「見る」訓練、かなり重要だと感じます。

あたりまえのことかもしれませんが。
プロフェッショナルに徹するならば、勤務時間に費やした努力だけでは仕事で「勝てない」。それはもちろん、家で残業する、趣味を捨てる、ということではありません。
「サッカーをする俺」だけをピッチに立たせても通用しない。ならば、生活のすべての局面でそれに徹するしかなくて、

  • 食べるのはサッカーのため(でも、これは美味いな)
  • 遊ぶのはサッカーのため(でも、これっておもしろい)
  • 飲むのはサッカーのため(でも、この一杯がたまらん)
  • 眠るのはサッカーのため(おやすみなさい。ぐぅ)

本当に好きでなければやっていられない。
そして、そういう人が代表に選ばれて、高度な試合を戦っているのだろうなあ、強い国では。
キング・カズをWCのピッチへ送り出したかった世代としては、2010年は遠い。

がんばれ、日本のお母さん。「男」はお母さんからしか生まれませんから。手伝えることはないかなあ。
手料理で育てられたことをありがたく思う、今日この頃。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お母さんの手料理、なんともいえない温かさがあり... (おまめ)
2006-06-26 09:13:29
お母さんの手料理、なんともいえない温かさがありますよね。
やはり、「~のために」の気持ちが温かさなのかもしれません。
ばふぁりんの半分がやさしさできてるのと同じように?
母強しです。
大人の子供たちよ!頑張れ日本!(サッカーだけでなく)
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おまめ様 (なぎら)
2006-06-26 21:57:47
おまめ様

ふひ~、「おまめ様」になっちゃいましたよ(・∇・)。いらっしゃいませ。
日本のお母さんは本来、強い種族だと思いますね。脂ぎった黒いやつを素手で狩るくらい、なんともないものです。
お母さんは「~のために」毎日がんばっているのだ! がんばるお母さんのためにがんばるぞ。がんばれ日本!
・・・と、25日に自力優勝消滅の危機を脱したYBSに小1時間(以下略)。
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