加子母（地名は読みが難しい）

　かしも　と読みます。
　温泉で有名な下呂市から国道257号線を南東へ、舞台峠を越すと…えっ、中津川市!?　そうか、市町村合併で加子母村も中津川市になったんだ。なんか違和感があります。

　道の駅「加子母」で一休み。ちょうどお昼時、食堂前のメニューを覗き込みます。この辺りはトマトが名産のようで「トマトカレー」なんていうのも載っていますが、私の目に留まったのは「かしもざんまい　700円」（写真）の方です。
　左手前の緑の葉が「朴葉」　朴葉寿司が２つ付いています。三角形に平たくした寿司飯の上に具がのっていますが、茶色いのが「朴葉味噌」ですね。
　まぁ、朴葉も業務用にパックされたものが出回っていますが、強い香りと緑の濃い鮮やかな葉はこの季節、旬のものと言えるでしょう。（…多分）
　中央の小鉢には刺身蒟蒻、山菜の天ぷらとソバに赤だし。それに名産のトマトジュースが付いて何だか妙なとり合わせ。

　場所はちょっと違いますが、私も岐阜の山里出身。朴葉寿司を頬張ると「春だなぁ～」なんてしみじみ思ったりします。


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峠道、調子に乗って走ると見逃します

　日曜日。とりあえず…のぶらぶらツーリング。
　例によって、安直に、長良川沿いを北上。目的地は、とりあえず…飛騨・高山。と言っても、高山に行って何をするという訳でもなく、ぶらぶらっと気持ち良～く走るのが目的ですから、出掛ける前に決めた目的地に着かないというのも、いつもの事、よくある話です。

　風が強い、寒い。
　白鳥の道の駅にバイクを止め、空を仰ぎ見ます。山々に囲まれた狭い空には厚い雲が広がり、日差しがありません。冷たく強い風で震えがきます。
　ここから先、一層標高が上がり山並みが迫る道を走ることになります。う～～～ん、今回もまた断念。高山は、また今度だね。
　青空が広がり日差しのある場所を求め、来た道を南へと戻ります。
　郡上八幡まで下ると結構いい天気です。空をぐるっと見回すと、北より東の方に青空が広がっています。うん、それじゃ、あっちの方へ行きますか。

　国道256号線を東へ、郡上の町並みを抜けると堀越峠への急な上り坂。タイトなコーナーが続くワインディングです。それまで走っていた道とは様子が一変し、喜んで駆け上がって行きます。
　おっと、郡上八幡城を見下ろすコーナーがあることを思い出しました。路側帯や展望台がある訳ではないので、調子乗って峠道を走ると見過ごして通り過ぎてしまいます。今回は手前で思い出し、バイクを止めてパチリ。（左の小高い山の上にあるのが、郡上八幡城です）


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