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ファームウェアのUpdateって…

2006-08-09 18:50:54 | ぶらぶら2006「夏」
 仕事で、機器のファームウェアをUpdateするプログラムに何度か関わってきました。(これでもプログラマーの端くれです)

 製品開発や評価において、手軽に最新版ファームにUpdateできれば、余計な手間が省けますし便利で重宝…なので、早めにUpdateプログラムを組み上げたりします。
 製品出荷後も、プログラムに不具合があったり、仕様変更・追加する場合など、ファームウェアのバージョンアップをすることになりますが、ユーザーサポートのための機能と言うより、製品開発そのものに必要な機能だと思います。

 そんなファームウェアのUpdate作業を一般ユーザーに任せるということは、メーカーとして多少なりとも抵抗があるでしょうね。

 例えば、ボーダフォンの携帯電話で「られまくっちゃ」と入力しようとするとフリーズする不具合が見付かっていますが、その修正プログラムのUpdate作業は「店頭預かりによる修理」という形態になるようです。
 Updateには接続ケーブルなど用意する物もあるのでしょうが、手順を誤ると動作しなくなる可能性もあるでしょうし、あれやこれやでユーザーに任すには少々面倒な作業なのでしょう。

 一方、所持しているデジカメ CASIO EXILIM EX-S600 の場合。
 久しぶりにWebページを眺めていると、ファームウェアのバージョンアップのお知らせが目に留まりました。こちらはバージョン1.00から1.01へのUpdateをユーザー自身が行う事になります。

 まぁ、ボーダフォンのように携帯電話ショップが全国展開している訳ではないですし、デジカメ持ってバージョンアップのためだけに最寄のサービスステーションを探してわざわざ出掛けると言うのもね…
 結局、ユーザー自身がUpdateをする事になったのでしょうが、広く告知している訳でもなく知っている人は少なく、実際にUpdateしたのは一握りのユーザーだけなのでしょう。

 お知らせの記事を読むと「インストール途中で電源が落ちると、カメラは二度と動作しなくなります」なんて脅し文句もありますし、バージョンアップ内容も「アングル補正機能」という利用頻度の低い機能追加です。
 でもアングル補正機能の他に「SDHCメモリカード対応」も施されているようです。

 SDHCかぁ…

 製品出荷状態では、2GBのSDメモリカードまでしか対応していないEXILIM EX-S600ですが、ファームウェアのバージョンアップを行うことにより4GB以上のSDHCメモリカードも使えるようになるそうです。

 4GBかぁ… でかいな、ムービー撮影には持って来い!

 でも、2GBのSDメモリカードを買ったばかりだし… さすがに近所の家電ショップには4GBメモリなど置いてありません。まだまだ一般的でない容量ですから価格も高いですし、データ転送には時間が掛かるだろうし、まぁ特に不備を感じていませんから、しばらくはこのままで行くかぁ~ と、投げやり、放置、先送り…

 それより気になるのは、デジカメの製品ラインナップ。
 動画記録方式がMotion JPEGのZOOMシリーズは、750⇒850⇒1000と、ギガピクセルへと新製品が投入されているのに、MPEG-4方式はEX-S600で止まっています… 何故? 技術的に問題があるの? それとも主流はMotion JPEGなの?



※デジカメをバイクに搭載。ムービー撮影! 下記HPをご覧ください
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