相模工務店 散策日記

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バス乗継ぎ 熱海~三島~堂ヶ島~下田

2017-12-06 16:45:13 | 日記
一度やってみたかった路線バス乗り継ぎの旅「伊豆半島編」。
チャレンジしてきました。


朝は天気も悪く雨。
風も冷たく、外を出歩くにはあまりよくない日。
裏を返せばバス旅には好都合ということでしょうか。


今日は熱海駅から出発することにしました。







新しくなった熱海駅。
朝が早かったので散策はできなかったけど。


なぜ熱海駅かというと、東海バスの営業所があるから。





営業所が開くのが9時。
熱海駅には早めに着いて、朝食にマックを堪能しました。
予定では昼食も取れるはず・・・なんだけど、それができなければ朝食だけでもちゃんと食べておかないとね。


営業所では2日間乗り放題券を買いました。






全線乗り放題で3900円は、今日の行程で実に有利です。
切符だけではなく、いろいろな案内までいただいちゃいました。
お世話になりました。



バスのロータリーは数年前に新しくなりました。
今日は2番乗り場から。





ここの路線だけは東海バスではなく、伊豆箱根バス。
ここの区間で1320円かかるみたいで、それが誤算ではありました。






9時18分に熱海駅を出発です。
元箱根まで1時間ちょっとの旅。

この時間のバスは富士箱根ランドを通ります。
あまり本数が無いみたいなので、ちょっとうれしかったりして。







この写真のように雨は小降りになってきて青空が見えるようになって来ました。
山すそでは雲が張り付いているような。
下界では雲に包まれているような景色が見れました。






富士山も顔を出してくれたけど、この時間では頭だけ隠してました。







バスの乗り継ぎの心配があって、終点の関所跡まで乗らないで、その手前の箱根町で降ります。






関所はすぐ隣なので、後になってここで降りたのを後悔してたりして。


10時台の箱根町は、雨のせいもあってあまりにぎやかではありませんでした。
でも、観光バスは数台が観光客を降ろしにきて、たぶんこれから人でいっぱいになるんでしょう。






箱根町からは10時28分の三島駅行きに乗ります。






やっと東海バスです。


ちなみに、他の時刻表はというと・・・。






少ないのねぇ。
隣の箱根関所跡からや元箱根港からはバスがいろいろ出ているみたいです。


時間が無いので、バス停から芦ノ湖を見てみました。






さて、バスが来ました。
フリー切符が役にたつ時間です。





三島駅まで1時間弱で着くみたいです。

途中には三島スカイウォークがあります。





吊橋の正式名称は「箱根西麓・三島大吊橋」。
「三島」を発信していくと同時に、箱根の西側である「箱根西麓」を多くの方に知っていただきたいという意味を込めて名付けられたそうです。
歩行者専用としては日本一長いつり橋だそうです。


寄ってみたいけど、バスの時間もあるし、今日は泣く泣くバスの中から。


次によるスポットは伊豆フルーツパーク。







1月から5月はイチゴ狩り、6月から9月はメロン狩りなど、年間を通して味覚狩りが堪能できる完全予約制の観光農園。
ビニールハウスの中なので、雨の日でもゆっくりとフルーツ狩りを楽しむことができるとか。
館内にはえびせんべいの製造工場やチーズケーキ工房も併設されていて、その場で作りたてを購入することが可能だそうです。






さて、ここまでくればもう少しで三島駅。
駅には11時18分に着きます。





天気は晴れて、今朝の寒さが嘘のように暖かい風が吹いてました。


ここで昼食にしたかったんだけど、あまり食べられるところがないみたい。
観光案内で聞くという手もあったんだろうけど、待ち時間は1時間も無いので。






結局バス停のベンチでただ待っているだけの時間を過ごしてしまいました。



さて、ここからは特急バスになるそうです。
自慢の三菱ふそう製「エアロスター」。





三島駅から修善寺駅、土肥温泉、堂ヶ島、松崎を通るそうです。


なんと、この車両はリクライニングシートなんです。
座席もフカフカ。
長距離も疲れないという優れものです。


三島駅を12時15分に出発。


長岡温泉までノンストップで30分。





ここには以前ハイキングをした、標高452mのかつらぎ山があります。
今日もロープウェイが。






コース上で道路工事が行われていた関係でしょうか、ショートカット的にロープウェイの乗り場を横切りました。



次は修善寺駅。
ここでは温泉地へのバスや中伊豆を通る路線、伊東駅へ出る路線と、興味あるバスが通ってます。







次に通るのは土肥温泉。






横浜市管工事組合磯子支部の旅行でもお世話になった温泉街です。





堂ヶ島に着いたのが14時25分過ぎ。







ここからは普通の路線バスで14時40分発の下田行きに乗り換えます。







天気はいいんだけど、風が強くて。
堂ヶ島のロータリーから見た海は荒れていました。







ここから松崎は近いんです。
10分もかからないで松崎の駅、というか、ロータリーに到着しました。





蓮台寺駅には15時30分ごろ着きます。





駅のバス停に入るときに、バックで向きを変える、その技が感動しました。


さて、ここまでくれば下田駅はすぐそこ。
10分も乗れば終点の下田駅です。






長かったような、短かったような。
本数にしたら4本しか乗っていないんですから。

それでもほとんど1日を費やしてしまいました。


さて、ここからは電車で帰ります。
ちょうどスーパービュー踊り子の時間に間に合いました。






初めて乗るスーパービュー踊り子。
わくわくでした。






たぶん旅慣れている方なら、帰りも安上がりないい方法を知っているんでしょう。
私には無理でした。
ちょっと奮発しちゃいましたが、帰りの時間を比べてみると普通列車で帰ってみた場合、1時間ほど遅くなることが判明。
それならと特急にのりましたが。

乗ってから、普通でもよかったんじゃないかと、また後悔です。



今日は特急バスで移動でしたが、中伊豆を通るルートや、松崎から海沿いを通るルートなど、まだまだ行きたい走りたいバス路線が伊豆にはありました。

いつかまた挑戦してみたいと思います。

京急長沢からの三浦富士

2017-09-26 14:02:08 | 日記
投稿が遅くなってしまいましたが、八月の半ばに三浦富士に行ってきました。
いつもなら津久井浜から歩くのですが、今回はその隣の駅「京急長沢駅」から歩きました。





改札を出ると、正面に案内板がありました。
地図ではなく、単に矢印だけという。
ちょっと不安ではありますが、そっちに行けばいいのかな?






車道を歩くことになります。
その前に買出しをしたければ、駅前のコンビニがあるので、こちらも便利。


さて、坂を昇っていきましょう。





大体の方角はわかるけど、どのわき道を入っていったらいいかわかりません。
一応、それらしいところがあったので入ってみました。






結論から言うと、この道はハズレです。
緑の道が多くなって、公園まであります。






公園の周りには、いかにも山道へと続きそうな舗装路まで。





なので、行ってみることにしました。





「長沢村岡公園」というそうです。

管理棟もあって、プールまであるりっぱな公園。







でも、ここじゃないんですね。



元の道に戻って坂を昇ると、数分でまた公園がありました。







「長沢殿前公園」って書いてありました。







その先に三浦富士に上る階段が。







あの迷った時間はなんだったんだろう?


ユリがそう非難しているようで。






ここには案内板が。








ちなみに、ここからさらに車道を行くと、いつもの「津久井小学校」があります。
こちらからも上り口があって、ワンコの訓練所に行ける道になります。


今日はこの階段を登って山道に入ります。






階段の上はすぐに山道になりました。







左に行けば頂上へ。
右にも道があるので、近くに出るんでしょう。


「解放戦士の碑」というのがありました。






碑の由来は、
「この解放戦士の碑は、神奈川県下の平和と民主主義の運動のなかで逝った活動家を顕彰するために、 1982年11月に、たくさんの人々の浄財によって建立された。
この碑の建立・制作のためには、岡崎一夫・山内忠吉・長野彰・陣之内鎮・斉藤秀夫・菊池由次・飯島松雄・飯島東・永橋為成などが尽力した。
 (神奈川県解放戦士顕彰会実行委員会)」
とありました。











事故は思わぬときに起きます。
だから事故なんだろうけど、悔しいだけじゃ足りないだろうと。
想像するしかできないけど。
この想いは、経験がないと解らないのかも。



さて、先に進みましょう。

元の山道に戻って登っていきます。





山道らしい山道。

勾配もあまりきつくなく、私でもすんなりと歩くことができます。


やがてアルミの柵に出会いました。
その脇を道は続きます。








やがて道が二手に分かれているようなところに着きました。

さて、どちらかな。


右の道がきれいなので、そちらに行ってみましょう。





いったんは下るけど、またすぐに登りになります。


勾配はきついけど、距離はあまり無いみたい。






登り切ると案内板がありました。





野比と頂上の分岐みたいです。
ベンチもあって、一休みにちょうどいい。






まだ降りるわけにはいかないので、「武山・三浦富士」方面へ。



すぐに頂上へ着きました。
この最後のスパートが私には効いたなぁ。
やっとの思いで昇ると、いつもの神社の場所。






案内板も。










ここで一休みします。

神社にお参りして、今日の散策の無事を祈ります。







今日は天気があまりよくなく、遠くまでは見渡せません。
そのぶん、日差しは辛くないので、まあいいかな。


さて、砲台を目指しましょう。





まだ細い道が続きます。



分岐があるけど、降りる道の行き先は出ていませんでした。










たぶん、普通に住宅街へと出られるんじゃないかな。







砲台跡には「第三管区海上保安本部 武山中継所」の施設があるから、メンテ要の車道なのかも。



小型車なら十分な道幅でしょ?







やがて「オレンジルート分岐」があります。







観光農園に下りる分岐です。





ここから帰ってもいいけど、今日は武山が目標なので。







先へと進みます。







いつものベンチに着きました。







ここでお弁当を食べていると、高い確率でニャンコが登場します。
オコボレをねだりに来るんだよね。





今日は少し休んだだけで出発です。


砲台跡の分岐はもうすぐ。



数分で分岐に着きます。
ここを右に入っていくと砲台跡。






「第三管区海上保安本部 武山中継所」が目立ちます。






この建物の向こう側に砲台跡が。











元の道に戻らなければならないので、砲台跡の脇にある道を降りることに。







これを通るとショートカットになるし、でも稼げるのは数分。



さて、砲台山の分岐までもどって、武山を目指します。





「ハイキングコースではありません」分岐に着きました。







私有地に出るのか行き止まりなのか、まだ試してません。







ここを過ぎるとすぐにベンチがあります。

ここから階段で上るので、その前に休憩ってことかな。






さて、階段を昇りましょう。








ここには杖が置いてあります。
自由に使えるようです。

たぶん、上にも同じような杖置き場があるんでしょう。



階段の途中にもベンチがあります。
親切オモテナシ精神。







さて、農園の分岐になりました。
農園を通って津久井浜駅へと行けるし、三浦海岸へのバス停へも。
でも今日はお不動さまへと進路を取ります。











すぐに武山不動に出ます。







ここには「アゼリア」と読むのかな、りっぱな休憩所があります。









もちろん案内板も。







アゼリアで休憩していきましょう。








オヤツがわりのオニギリをいただいてと。

ゆっくり休んで帰り道に備えなきゃ。



ここには皐月があります。
季節になるとお祭りができるくらい咲き乱れるので、キレイです。
人はたくさん来るみたいだけど。






さて、出発しましょう。


お不動様にアイサツをして、左の道を下ります。






道はコンクリート舗装。

案外と車が通るので、歩くときは注意します。


「武山自然道 出入り口」というところがありました。







ここは山道になります。
「武山養護学校」のあたりに出られると思います。


今日はこのまま車道を。

勾配も急なので、これを昇るのは辛いなぁ・・・なんて考えながら下りていきます。







この道沿いにもベンチがありました。







今日は三島神社方面へ下りようと思います。

分岐があるのですが、夏場は分かりづらいので気をつけないと。






ほら、草が・・・。


ここを下ると三島神社方面へと抜けられます。







また山道になります。

夏はこれだからイヤなんだ。
道が分からないじゃないか。







でも、ここを過ぎると道が出てきます。

今年は雨が多いので、ちょっとぬかるんでます。






10分も歩けば山道は終わり。






住宅街へ出ます。







橋を渡ってそのまま進むと分岐が。











左右どちらでもバス停に行けると思います。
今日は右に進路を取りました。



やがて三島神社への分岐。









三島神社は、ちょっとまたの機会にするとして。








左に上がっていくとバス道路です。







この道はYRP野比駅への路線バスの道。







バス停で時刻表を確認すると、いいタイミングで来ると。

でも、今日はその先にある「武山」バス停から乗ろうと思ってます。



「ave」というスーパーがあって、買い物客の車が出たり入ったり。






ここは安いんです。
品物も豊富で、近くにあるなら利用したいんだけど。


さて、「通研入口」という交差点に出ました。
ここを左に行くとすぐにバス停「武山」。


ここから横須賀駅へ出てもいいし、三崎口駅へ出てもいいし。





本数は少ないけど、三浦海岸駅へも行けます。






今日は県道26号が渋滞ぎみだったので、目的の「三崎港」方面のバスがなかなか来ませんでした。

なので、「長井」で乗り換えて逗子まで行こうかと計画変更を考えていました。
が、長井で下りたらすぐ後ろに三崎港方面のバスが。

これは悔しかった・・・。



無事に「三崎口駅」で下りて、帰りは京浜急行で帰路に着きました。



いつもの三浦富士ではありましたが、新しい登り口を知ったのが収穫でした。








鳶尾山ハイキングコース

2017-03-27 19:16:15 | 日記
2017年3月もなかば、今日は始めてのコースに挑戦してきました。
厚木から愛川町にかけてつづく「鳶尾山」。
そこには家族で楽しめるハイキングコースがあるとか。

厚木市のHPには
  「天覧台公園から階段を上ると鳥居があり、しばらく行くと金比羅宮跡にでます。
   雑木林の中のなだらかな尾根を少し歩いていくと芝生のきれいな広場に出ます。
   日清戦没記念碑と鳶尾山展望台があり、厚木市街や相模湾も望め、眺めは抜群です。
   下り坂、崖状の場所を過ぎ、なだらかな野道を行くと標高235メートルの鳶尾山。
   快晴時の山頂から相模湾、そして東京の副都心新宿の高層ビルが中津川を挟んでとても素晴らしく見えます。
   子供連れの家族の散策にもとても良いコースです。」
とありました。

じゃ、早速行ってみましょう。
今回も「悠歩悠遊」さんからのコースを参考にしました。


今日は小田急線の本厚木駅からバスで移動します。
厚木バスセンターからは10時台からしか出ていないので、朝早くから移動するには本厚木駅前からバスに乗ります。

[鳶06][鳶89]鳶尾団地行きで「鳶尾団地(とびおだんち)バス停」で降ります。


バス停を撮るのを忘れてしまったので、近くの交差点の写真から。


バス停を降りたら北へと向かいます。
交番があるので、そちらへと歩きましょう。





交番を過ぎて、小さな公園を目指します。
コースは公園から続きます。





ほら、あった。





「天覧台公園」というそうです。





ハイキングコースの案内板があったのでパチリ。





さて、ここから階段を登っていきます。








しょっぱなから長い階段を登るという試練が・・・。



それでも振り返ると町並みが眼下に広がります。



なんとか登ると、そこには山の中という景色が。






最初の分岐は「鳶尾峰公園」への道みたいです。





こちらは参考コースにしたがって直進。


道は広くて歩きやすくなってます。


正面に上り坂がありました。
どうやら「金毘羅宮跡」らしいです。

今日はそこへは寄らず、左のまき道を進みます。





歩いているとなにやらインパクトドライバーのような音がしていました。
工事でもしてるのかと思いましたが、ふと上のほうを見ると、小鳥が木の幹をつついています。
ダダダダって、おまえハンマードリリかよ!!


やがて合流になります。









いやぁ、ファミリー向けということだけあって、楽珍な道が続くなぁ。

やがて最初の山頂、「小鳶尾山(標高213m)」です。





展望台あり、ベンチあり、東屋ありで、ここで一休みしていきましょう。





ここからは遠く新宿やみなとみらいが見えるそうです。


さて、次に進みますか。
次の目標は「鳶尾山山頂」。

すすむ道は広くて緩やか。






道標もちゃんとしてて、どれくらい歩くとという目安も書いてあります。






さて、いよいよ山頂です。
標高235mだそうで、まだ桜の季節にも早いので、周りが見渡せました。




芝が植えてあるので、シートを敷いて座っても気持ちいいかも。




もちろんベンチもあるので、シートがなくても問題ないんですが。





こちらは夜景も格別だそうです。
そんな情報があるので、いつか見てみたいと思います。


さて、次に進みましょうね。
山頂からは下り坂がありました。
当たり前だけどね。










とりあえず降りていくことに。

15分も歩けば、すぐに舗装路に出てしまいます。





左右に走る道は八菅神社へ出る道だそうです。





「やなみ峠」というらしいです。


ここにも案内板がありました。






今日のコースは右へ行けと言っているので、コンクリート舗装路をエッチラ降りていきます。


15分も降りたでしょうか、分岐に着きました。





「大沢橋」というそうです。


左は「八菅山いこいの森」。
なんと、トイレがあります。






ちょっと寄っていってもいいかも。
こちらからも今日のコースに乗れるらしい。





八菅山いこいの森は、自然環境に恵まれた森林を保全し、美しい郷土と町民のみなさんが自然とふれあい、緑を通じて心のふれあいを広めようと開設したものだそうです。
ここには、ふるさとの歴史、由緒ある八菅神社の遺跡や遺品、樹齢三百年とも言われる老杉、スダジイの大木、赤松などの樹木や他の植物も多く、その樹名、樹種の特性を知ることや小鳥のさえずりを聞くことができるとともに、西部の高台には展望台が設置されており、町の雄大なパノラマとしてすばらしい景観が一望できます。
八菅山いこいの森は、新町発足三十周年を記念して、この森の自然を保全しつつ自然景観と調和のあるやすらぎの広場や施設の建設、特色ある樹木、野草の補植など充実を図り、広く町民のいこいの場として整備 したものだそうです。

















で、正面には階段が。






こちらからも「八菅神社」に行けるそうです。


今日の案内では右に進むそうなので、沢沿いに進んでいきます。







アスファルトの普通の道路を進みます。
10分ちょっと進むと、また分岐が。






ここは八菅神社への分岐。





案内板があって、バス停が書いてありました。





今日は神社を経由して「上荻野(かみおぎの)バス停」へ出る予定です。








さて、境内へと進みましょう。












鳥居をくぐると「八菅山(はすげさん)」の説明書きが。


「八菅山(やすげさん) 標高 225メートル 。
この八菅山は古名を蛇形山(じゃぎょうさん)といった。
昔大和武尊が坂本(現在の中津坂本地区)でこの山を眺め山容が龍に似ているところから名付けられた。
そしてこの山中には蛇体の各部分にあたる池の名が今も残っている。
大宝3年(西暦703年)修験道の開祖役の小角(役の行者)が日本武尊ほか6神を祀り修法を行った。そのとき八丈八手の玉幡が山中に降臨し神座の菅の菰から八本の根が生え出たという。
そこで山の名を八菅山とよぶようになった。これが八菅神社のはじまりであると伝えられている。
この八菅山を前にした丹沢山塊一帯は山岳信仰の霊地として修験者(山伏)たちの修業道場として盛んであった。
この連なる山々には幣山、法華峰、経ケ岳、華厳山、法論堂など今も残る名は巡峯の要所であったことを教えている。 」

また大きなケヤキも。








「八菅神社社叢林(しゃそうりん)   神奈川県指定天然記念物。
中津川に面した八菅山の集落に続く丘陵の海抜100~170メートルの南側斜面から東側斜面にかけて八菅神社の森と称されるスダジイ林が発達している。
一部にスギやヒノキが埴栽されているが、二百段を超す階段わきの山道周囲には樹高15メートル以上のスダジイ林が自然植生として生育する。
高木層は台地上でアカシデ、ヤマモミジ、ハリギリを混えスダジイが優占する森を形成している。亜高木層以下はヒノキ、サカキ、アラカシ、ツルグミ、クロガネモチ、などヤブツバキクラスの常緑の自然植生の厚生種が多く生育する。

八菅山の森は相模平野にそって海岸から比較的内陸まで生育するスタジイ林(ヤブコウジースタジイ群落)が25、000ヘイホウメートル以上まとまって残存する極めて貴重な森林である。 」


さて、階段を登る男坂と、車道の女坂。





どちらも同じ高さまで登らなきゃならないので・・・。
今日は会談を選択。


いやいや、長い階段であります。
途中休憩を入れて、なんとか登りました。


社殿に到着。





ここにも案内板がありましたが、なんか範囲が広いな。





さて、ここでお参りをしていきましょう。





聞くところによると、こちらは七社あるそうな。

「八菅神社の祭神に日本武尊、役の小角(役の行者)によって七神が祀られた、これを総称して八菅山七社権現
 といった。そして信仰の対象は日本固有の神と仏菩薩とは一体であるという思想に基いて祀られた社で
 この八菅の霊地を護持する人たちを修験(法印)といい山内の院や坊に拠っていた、
 源頼朝の大日堂寄進、足利尊氏による社頭の再建、足利持氏再興で一山の伽藍が整ったが、永正2年、本社、
 諸堂を兵火で失った。その後、天正10年再建、天正19年には徳川家康より社額を給せられた。」


屋根にはシャチホコ。





色具合からいって、陶器かな?


さて、お参りも済んだし、次にいきましょう。


社殿の左にコースは続きます。






展望台があるらしいので、そこを目指しましょう。





相変わらず歩きやすい道を進みます。






道標が広場を案内してくれてます。





そばにはアスレチックがありました。
今日も子供連れの家族が何組か遊んでいました。



道沿いには「お花見広場」や「白山堂跡」という名所もあります。





「青空博物館」というところもあるそうだけど、今日はまずは展望台へ。





10分も歩かないで「やすらぎ広場」に着きました。








今日はここはスルーですが、余裕があったら寄ってもいいかも。





さて、いよいよ展望台です。





先ほどの小鳶尾山のような展望台がありました。











ここも眺めがいい!
今日は天気もいいので、遠くまで見渡せます。







あれ、東屋が。
先ほどの小鳶尾山の展望台には、もしかしたら東屋はなくて、ここと勘違いしたかも。






申し訳ございません。


ということで、一休みして。



さて、そろそろ帰路に着きましょう。

先へと、今度は降りていきます。





最初は土の道でしたが、ゲートを過ぎたら舗装路になります。





中津川カントリークラブのコースへの道みたいです。








ここからは舗装路。
分岐を右に行けばバス道路へと出られるそうです。








ハイキングコースへの分岐もありましたが、今日はこのままバス停を目指します。





周りはゴルフコースと変哲もない景色。





もうここまで来るとハイキングの楽しみもなくなります。








しかし、ここでやっと先ほどと同じような、あのハンマードリルの音の出所を捉えることができました。





ちょっとわかり辛いかもしれないけど、中央に何ていうのかしらないけど、つついてるヤツがいる!



なんか最後のトキメキを味わいました。


さて、もう思い残すことはないかも。
バス停バス停と。





この分岐は左。


やがてバス道路です。






上荻野町公民館を過ぎて・・・。






ほら、バス停があった。





「上荻野(かみおぎの)バス停」です。
本数はあまり期待してなかったけど、時間帯によっては1時間に4本くらいありました。






通勤時間帯はもっとあるじゃん!

ということで、すんなりとバスに乗れて、無事「本厚木駅」へと戻れました。


今日のコースはファミリー向けということで、山歩きとしては物足りない場所でしたが、のんびりゆっくり歩くにはいい散歩道だと思います。
今日は久しぶりに同行者がいて、いろいろ話をしながら歩いたので、いつもより時間が早く過ぎた気がしました。


それでも4時間はかからなかったかな。
ゆるやかな道で、ヒザも痛くならなかったし。


天気にも恵まれて、久しぶりにのんびりしました。






箱根旧街道 畑宿から小涌谷駅

2016-12-06 08:04:44 | 日記
2016年、秋・・・というか、もう冬ですが、12月に入って数日経ちます。
今年は珍しく11月に雪が降りました。
今年の冬は「寒い」から始まりましたが、そんななか箱根に歩きに行こうということになりまして。

今回は2012年に歩いた「畑宿~小涌谷駅」までの道を再び散策しようということに。
過去1回しか歩いていないし、あれから4年も経っているし、今日は新鮮な気分で歩けそうです。


箱根湯本駅まで電車で移動しましょう。
相変わらず東海道線は混んでいましたが、なんとか座れてゆったりできました。

湯本駅からはバスで「畑宿」まで移動です。
あまり本数がないから気をつけないとね。


「畑宿」バス停にはトイレがありました。





以前は東屋だったと思ったけど。
ま、歩くときはトイレって大事だから助かります。

ここちらには「一里塚」があります。

江戸時代の初期、徳川幕府は街道を往来する旅人の目印として、街道の一里(約4km)ごとに「一里塚」と呼ばれる土を盛り上げた塚をつくりました。
箱根旧街道石畳の両側に残る畑宿の一里塚は、江戸日本橋から数えて23里目に当たり、箱根町の中では、湯本茶屋、畑宿、箱根の3か所にあった一里塚の中で、唯一その形態をとどめるものです。

それは以前載せたから、今日はコースへと向かいましょう。









車道を歩いてもいいし、右にあるレンガ道を通ってもいいし。





ハイキングコースは右に戻るように登っていきます。
入り口に案内用地図があるので、パチリ。





道標もありました。
それによると通過点の「飛竜の滝」まで1.5キロってあります。





ここは舗装路で歩きやすく、まだ車道に近いので車の音もうるさいくらいではりますが、ここには「夫婦桜」があります。
ベンチがあるので、ちょっと一休み。
朝食を取ってなかったから、ここでオニギリをいただきます。






畑宿のヤマザクラは互いに寄り添うように咲いている姿から「夫婦桜」と呼ばれているそうです。
樹齢100年から150年で、背丈も幹の太さも枝張りもほぼ同じような姿から、夫婦仲の良い姿に例えられ、縁起の良い桜だとか。
しかも、そのうち1本は「連理の桜」と呼ばれ、2本の木が根元で一つにつながっており、「夫婦桜」同様、夫婦を連想させるため、とても縁起がいいとのこと。
地元の有志や寄木組合、商店街などで協力し合いながら守り続けている「夫婦桜」は、4月中旬頃が見ごろだそうです。







えねるぎぃを入れて、さて歩き始めましょう。

舗装路は勾配がきついです。
分岐になるんだけど、左へ行くしかないみたい。








やがて簡易舗装みたいになって、道は荒れていきます。






しばらくすると水の音が激しくなっていきます。
ゆっくり登って30分くらいでしょうか、橋がありました。






いい雰囲気で沢があります。
ここまでくれば滝はもうすぐです。






道標によると500メートルってあります。
ま、山道の500メートルは時間かかりますよね。


あ、あった、滝への分岐です。






あそこの橋を渡っていけば展望台。






実を言うと、今日ここに来るまでこの橋が展望台だとばかり思ってました。
お恥ずかしい話です。





古くは鎌倉時代、箱根権現(神社)信仰の行者がその途上に滝に打たれ身を清めたと伝えられています。
上段、15m、下段25mと二段に分かれて流下するその姿が、龍の飛揚するかのような形に見えることから、その名がついたといわれてます。





あまりうまく写せなかった~、無念です。


さて、引き返して、先に進みましょう。
とりあえず今日のコースは前半は登り、後半は降り・・・と、あまり平らなところがない、ちょっと運動不足なオジサンには酷なコースです。

でも、登らなきゃね。






景色は植林帯があり笹がありで結構変化してはいるんですが、なんせ登りばかりで。







しかも階段の段差がけっこうあるんです。






ゆっくり登っていきましょう。

分岐にはなっているけど、ここは右の階段へ。
直進は監視路だって。






またスギの植林帯でしょうか。
階段もゆるやかになってきました。






やがて国道1号に接する分岐に着きました。






芦ノ湯へは左。
今日は小涌谷へ行くから、私たちは右に。





小涌谷へは4キロって書いてあります。

道は管理用車両も通れるように、ほら、こんなに広くとってありました。






ここにも周辺地図があったので、パチリ。






草を刈ったあとで歩きやすく、こーゆー開放感のある道は大好きです。





このコースは人気があるみたいで、同じバスで3組の方たちが一緒みたいでした。
歩き始めはほとんど同時出発でしたが、ここにきて他の人はだーれもいなくなって。
みんな先に行ったみたいです。
私たちはよほど歩くのが遅いんですねー。


あの地図から15分くらいでしょうか、「鷹巣山」です。







ここにも小田原城を攻めるためのお城があったそうです。





箱根の駒ケ岳の東方にある標高800m程だそうです。


今日はここで休憩しました。
ベンチはあるんだけど、露で濡れていて使えないので、他のハイカーと同じようにシートを広げて座る感じ。

小田原駅で買っておいた「ヤキソバパン」をいただきました。


いらない情報を書いてしまいましたが、ここでゆっくりできたので、これからの道のりも楽勝気分です。


さて、ここからは降りになります。
勾配もきついので、気をつけて降りていきましょう。





春になれば桜がキレイなんでしょう。
今度見に来たいかも。


この先には浅間山、もっと先には湯本駅と、コースは続いているんだけど、今日は浅間山には寄らずに小涌谷駅へと出ることにしました。









ここが分岐。







浅間山からも小涌谷駅へとルートはあるけど、そちらを選んでもよかったと、今はちょっと後悔してます。





ルートは左へと続いています。
皆は浅間山へ行ったのかな。
前も後ろからも誰もいなくなりました。
ちょっとラッキー!








最初はゆるやかな道でした。
快適に降りていけたんだけど、油断していると段差の大きな場所がいくつもでてきます。

しかも、落ち葉で路面が見えないので、こぶし大の岩があってもわからなくて。
足をとられるところだったー、あぶなかった~。





そうそう、「千条の滝」があるので、次の目標はそこに。






畑宿からの登りに比べるとこの降り道のほうが少しは歩きやすいかも。






通行止めがありました。
崩れたそうです。
遠回りになるのか心配なところです。






やがて「浅間山」への分岐がありました。
ほら、ここを降りてくればよかったじゃーん。








通行止めコースはここまでらしいです。
そんなに遠回りでもなかった。





ここまでくれば「千条の滝」はロックできます。


あの鷹ノ巣山から1時間で降りてこれました。





あそこに見える橋を渡れば「千条の滝」。






ハイキングコースも終わりに近づきました。






鷹巣山山麓から流れ出る蛇骨川上流に位置し、高さ約3m、幅約25mの苔むした岩肌をつたってすだれ状に静かに流れる横長の滝です。
その姿は、いく条もの糸のように見えることから「千条(ちすじ)の滝」と呼ばれています。
たっぷりのマイナスイオンと深い緑に包まれ、付近にはモミジやカエデが多く生育し、秋の紅葉もまた見事です。
7月頃にはゲンジボタルが飛び交い、幻想的な光景が見られるようです。







この滝は、長い年月の間ほとんど人に知られることはありませんでしたが、大正時代「三河屋旅館」の創業者・榎本恭三氏が、この美しい滝の存在を広く知らせたいと思い、周辺や滝までの道を整備したとのことです。
普通の滝は縦に長いのですが、千条の滝は横に長いのが特長です。
苔むした岩の間をいく筋もの水が、静かに静かに流れています。
とてもきれいな水ですが、千条の滝(ちすじのたき)は、飲むこと・汲むことは出来ません。








ベンチがあって急坂を下ってきた足にはちょうどいい休憩場所になります。
今日はあまり水量がなかったせいか、水の音もうるさくなく、癒しスポットになっていました。


さて、帰ることにしましょう。
ここから駅までは15分だそうです。





紅葉ももう終わり近いみたいですが、でもほら、こんな感じです。









やがて車道に出ました。
ここを右に下れば駅はすぐそこ。








ほら、見えた。





ここからは「箱根登山鉄道」やバスで「箱根湯本駅」に出られます。

今日はバスでの移動にしました。

登山鉄道は混んで窮屈な思いをするかもしれないし。






あ、電車が来た!







バスは小田原駅行き。
湯本駅で降りないで、小田原駅まで乗っていけばいいみたいです。
そしたら小田原丼もイケるかもしれない。



今日は全工程で3時間半のハイキングでした。
ゆっくり歩いたからね~。
でも、もうちょっと歩ける体力は残ってるかな。

そんなコースでした。

しとどの巌から南郷山

2016-08-13 08:07:05 | 日記
毎日暑いです。
先日は38度を記録した海老名にちょうど移動してて、モロにあの暑さを食らっちゃいました。

そんななか、またまた歩こうなんて正気の沙汰じゃないとは思いますが、行ってきちゃいました。


場所は湯河原。
以前から歩いている白銀林道を通って南郷山に行ってみようと。
今回は幕山へは行かずに、その代わり「つつじの里」へ出てみようと計画しました。


例によって東海道線で湯河原へ。
ここから箱根町行きのバスに乗って「しとどの巌」バス停で降ります。
本数が少ないので、気をつけなくては。





「しとどの巌」バス停には駅から30分くらい乗ります。
ツバキラインという道を通りますが、「しとどの巌」バス停にはライダーたちが休んでいました。








降りたバス停から道を渡って、さて、歩き始めましょう。






公衆トイレを過ぎてトンネルへと向かいます。







短いけど暗いトンネルを越えると、いよいよ白銀林道の始まりです。





ここを右に降りていくと「しとどの巌」になります。






「しとどの巌」は、

石橋山の戦いに敗れた頼朝が隠れたといわれる岩屋で、大小20体余りの石仏が天然の岩屈内に並びます。
治承4年(1180)、源頼朝は平家討滅、源氏再興の兵を挙げましたが石橋山の合戦にて敗れ、土肥実平に導かれて隠潜した巌窟が、この「しとどの窟」です。
流れ落ちる湧水、苔むす岩石。
「土肥椙山観音像群」と呼ばれる多くの観音や石塔が立ち並ぶ、夏でも涼しい仙境です。







今回は立ち寄らず、ゲートを抜けて、真直ぐ林道を歩きます。


途中に地震の観測装置がありました。






沿道には夏らしい花が。







ヤマアジサイというらしいです。






線香花火みたいな花は、たぶんシシウドというらしいです。


ゲートにも書いてありましたが、幕山の分岐までけっこう距離があるみたいで、このペースだと2時間近くかかるかもしれません。
でも、案外涼しい。
箱根からの風が涼しいのでしょうか、快適に歩くことができます。


50分くらい歩いたでしょうか、幕山公園への分岐に着きました。






ここも林道みたいです。






さらに進んでいきます。
道は舗装路だったり未舗装路だったりします。


たまに橋があったりもします。






「辰沢橋」というそうです。









そして、「大杉の茂り」という案内板をみつけました。







いくつかポイントがあって、一回りするのに90分ほどかかるらしいです。
今回はパスですね。


また橋がありました。







今度は「白銀橋」。








さて、また分岐です。
「土肥大杉跡」への分岐は工事中でした。







ここからスギを巡るルートがあるみたいです。
今度回ってみようかな。






今日はバスの時間に合わせて計画したので、普段より遅い出発になってしまいました。
ここらでお腹が空いてきたんだけど・・・。

で、ちょうどよく座れる場所があったので、休憩タイムです。






日陰にもなってたし、腰掛けるにはいい高さのコンクリートでした。



先ほどのスギの分岐には、「幕山」分岐まで3キロとありました。
ということは、もうちょっとで分岐になるはず。






あったー。
夏なので草がいっぱいです。






ここから「幕山」まで700メートルだそうです。







そう、この真向かいに「南郷山」への道があります。






まずは「自鑑水」を目指します。



先ほどの林道とはちがって、今度はちゃんとした山道です。
ヒザにはやさしいかも。


途中にあったグロなキノコ。







分岐から「自鑑水」まで200メートルと書いてありました。
すぐですね。






「自鑑水」は、
土肥実平の逃走手助けで、石橋山での敗戦から土肥の大杉までの逃走経路で、雨が降ると池になり、これを自鑑(害)水と読むそうです。
頼朝がこの水を鏡にみたて、乱れた髪を結ったとか、そのやつれた顔を見て自害しようとしたと言われています。






さて、進みましょう。
山道は杉林を抜けていきます。
道がわかり辛いようだけど、なんとか行けそうです。






やがて降りになって、そして分岐がありました。





「白銀林道」に出られるそうです。







今日は「南郷山」を目指します。



やっぱり山が付くだけあって登りがきついかも。
それに、夏なので草が・・・。







やっと尾根道に着きました。







右に行けば「南郷山」頂上。
左は「小道地蔵堂寺屋敷跡」。
まずは頂上目指して。







数分で分岐です。





ここは林道へと出られるそうです。





分岐を過ぎてさらに数分行くと・・・。







やっと付きました、「南郷山」頂上。






見晴らしはいいはずなんだけど、やはり夏場は草木が茂っているからねぇ。







日差しをさえぎるような場所もないので、早々に次に行きましょう。


元来た道をもどって、先ほどの分岐を直進します。






屋敷跡へと向かいます。


道は思ったほどひどくなくて、草を刈って整備したばかりみたいです。


頂上から20分ほどで分岐に着きました。







農道でしょうか、舗装されたきれいな道。
屋敷跡はここを左に行くそうです。






静かで開けた空間が広がります。
でも、こちら側はちょっと暑い。






数分で「小道地蔵堂寺屋敷跡」へ着きました。







階段を登れば敷地になります。
階段横にはナデシコが。







ここもあまり日差しを遮る場所がなさそうです。






石が置いてあって、そこに腰掛けることができました。

だ~れもいなくて、この場所を独り占めしている気分です。


ゆっくりできたら、先に進みましょう。
今度はまた来た道を戻って、「さつきの郷」を目指します。

開けた舗装路をゆっくり降っていきましょう。
先ほどの「南郷山」への分岐も過ぎて、やがてゲートがありました。





左に行けば先ほどの敷地跡に行けそうです。
ここは真直ぐに降ります。


「さつきの郷」に花がいっぱいな時は、ここにも車がいっぱいになるのでしょうか。







また分岐です。







今日は右手に行くんですが、左は駐車場と「星ヶ山展望台」だそうです。














屋敷跡から30分くらいで「つつじの郷」に着きました。







つつじ祭りが行われる期間には、ここから湯河原駅まで直通バスが走っているんだけど、今日はシーズンオフ。
乗れたら帰りが楽なんですが・・・。






ここは白銀林道になります。
真鶴や根府川、早川や箱根湯本まで行ける道です。





ちょっとここで一休みしましょう。






「さつきの郷」は、さつき以外なにもない公園っていう印象ですが、見晴らしはすばらしいので、やはりお勧めスポットになるんでしょう。
標高814メートルにある広々とした草原の公園。
湯河原町と真鶴町の境にある星ヶ山の山頂に近い、白銀林道を進んだところにあります。

園内の「さつきの郷」では50000株のさつきが植栽され、6月上旬から中旬に見頃を迎えます。
展望広場からは紺碧の海、新緑の山麓、色どり豊かに咲く花の景色が広がります。

恋人たちが愛を誓い合う、遠く離れた大事な人を思い出す、友人と楽しく語りあったあの頃を想い帰す、といった意味をこめた高さ3メートルのスウィングベル「友逢の鐘」があり、美しい音が響き渡ります。











ただ、あの煙突は焼却場のものらしくて、この景色にはちょっと不釣合いかも。


ここにはバイオトイレがあって、通年使えるみたいです。


さて、そろそろ帰路につきましょう。
どちらへ行こうかな。

五郎神社のバス停に出るには、白銀林道を「しとどの巌」方面へ行って、そこから山道というルート。
いやいや、このまま車道を降って、バス路線に沿って歩くという手も。

ということで、以前から歩いている山道は今回はパスして、車道を歩くことにしました。

運がよければ途中で路線バスにも乗れるかも。






急な広めの坂を下っていきます。



「湯河原美化センター」を過ぎていきます。
あの煙突が、ここね。






丁字路ですが、左は行き止まり。






「さつきの郷」への案内板がありました。







そして、公園が。







ここらへんは「大山ねずの命神示教会神総本部ひかりのさと(偉光郷)」という施設があります。
そこの管理する公園みたいです。





教会はこちら。






さて、先に進みましょう。

道は相変わらず広く、ちょっと急勾配。
歩きやすいけど、ヒザには悪そうです。


やがて分岐がありました。






橋を渡ると「湯河原カントリークラブ」に入っちゃうみたいです。








さらに降っていくとレストランの案内が。








フレンチらしいけど、食べたいなぁ。
今日は残念だけど、もし機会があったら行ってみたい!


さて、分岐です。
ここはたぶん、左に行くと真鶴へと出られるんじゃないかな。






この分岐は直進するけど、ほら、バス停がありました。





コミュニティバスらしく、湯河原へ行くバスは、まだなようです。
真鶴駅へはもう少しでくるみたい。






これに乗るといいのかもしれません。
が、時間がまだあるから、ちょっとでも先に行きましょう。


また分岐がありました。


ここは右手へと進みます。







またバス停はあったんだけど、実は乗らなかったんですよぉ。
今思えば乗っておけばよかった。
ここで待てば、数分でバスが来たのに。

ということで、先に進んだおかげでバスに行かれてしまいました。
しかたなくトボトボと歩いていきます。


一般道なので交通量は少なくないです。
車を気にしながら夏の日差しの中を歩いていきます。

またも分岐。

ここは直進だそうです。






さきほどバスが行ったばかりだから、バス停があっても悔しいばかり。






しかたなく五郎神社を目指します。

写真を撮るのを忘れてしまいましたが、見覚えのある道に出まして。
東海道線のガードをくぐって五郎神社に着きました。






ここでお参りをして、木陰でやっと休憩できました。

バスが来るまで30分待ちましたが、本当に先ほどのコミュニティバスが悔やまれます。







小型のバスだったから、乗っておけばよかった~。


帰りの東海道線は、小田原から激混みになってしまいました。
湯河原駅では座れたので、快適に帰れましたが、時間がずれればちょっと危なかったかも。

今日はそんなに歩いてないようで、でも、バスに乗り遅れたエピソードのおかげで5時間もさ迷っていたみたいです。


疲れた~。