もはや家の電話に期待はない。
かかってくる大抵の電話は
『あぁ~モシモシッ こちら○○県にあります△△と言う□□をご紹介している
会社でして~』 だの
『あぁ~ ○○さんのお母さんでいらっしゃいますか?
ワタクシ京都の△△という者ですが
○○ちゃんの成人式のお着物~~~』 なんてのばっかり。
私も少し前まではちゃんと『はい。○○です。』と名乗って電話に出ていたのだが
これも下手に名乗ると 『あぁ、○○さん!私は・・・』
などとヤケに親しげに話しを始められ
相手に漬け込むスキを与えることになるらしい。
と気がついてからは、やめた。
同じく、期待がなくなった物に郵便がある。
最近郵便屋さんが我が家に届けてくれた物と言えば・・・
公共料金の領収書。 どっかのDM。 銀行のお知らせ。
ちと遡ると、娘の大学の成績&寄付のお願い。
税金の納付書。
まだ何かあったようだけど・・・とにかくそのほとんどが
『こんなん見ても仕方ねぇ~よ。』
みたいな物ばっかし。
いつも街中をブンブンと音を鳴らし
びちゃい雨の日も、暑さで皮膚が崩れそうな夏の日も
雪が顔に刺さる吹雪の日も。
ぽんちゃんにガウガウと吠え立てられながら
頑張って郵便を配達してくれる郵便屋さん。
その労苦を思うと、このくだらない郵便物は虚しすぎる。
郵便屋さんよ。
ヤケを起こさず、頑張ってください。。
その昔。
確か私が幼稚園児くらいの頃。
電話が家にやってきた。
ん?そこのヒト。あなたは29歳なのにその話はおかしいとか言わないっ
家族全員が真っ黒でピカピカの電話が鳴り出す瞬間を
今か今か!と待ちわびたものだ。
ある日、その電話が鳴った。
急いで走る、私と母。
一歩先に電話にたどり着いた私に母が言った。
『電話は子供の出るものじゃないのっ!』
ま。ね。
オモチャじゃないし。
正論かもですわね。
だけど私は自分が大人になって、確信した。
あの時、母は自分が出てみたかったのだ! ぎゃはははっ
電話も良い時代があったもんだわ~
郵便だって、昔は待ち焦がれたもんよ。
今じゃメールの友達からの手紙とか
パソコンで済ませる懸賞の当選結果とか
ワクワクがたくさんあったもんね~。
郵便屋さんが来ると、急いで受け取りにいったもんよ。
それが、ここ十年ばかし
『便りのないのは、良い便り』 と化し
今ではすっかり『便りのないのは、良い事だ~♪』 とやっかいモノ扱い。
バチが当たったのでせうか?
水曜日にお江戸はネリマより出発したはずの
土曜日からの『秋期クンレン合宿』のお知らせ郵便物。
待てど暮らせどやって来ず。
後から聞いた話では、ヨコハマには翌日の木曜日に着いたらしい。
群馬の奥山には翌々日の金曜日に着いたとの事。
金曜日の夕方。
私は最後の郵便屋さんのバイク音を、ため息と共にお送りしますた。
あぁ、ぺぐぽん県に向かって走った飛脚さんは何処で道草食っとる!
明日は何時に集合なんだー
ドコに集合なんだー
仕方なく、その日程はケータイにてツアーコンダクターに確認。
おかげさまで無事土曜日に行って、月曜日に帰って参りました。
で、
お便り。
帰ったら届いていました。
もう、遅いわっっっ
あ、ちなみに郵便屋さんが持ってきたのは日曜日だそうです。。 爆
いやぁ、メデタシメデタシ。
え?旅行の話はどうした??
ぎゃははっ
なにせ今回は私一人でウルサイ2人を連れて歩いたもんで
みんなに遅れないようにするのが精一杯!
写真を撮るなんてそんな余裕
あ~りましぇん。 笑
ううっ 三国の山の向こうから罵声が聞こえて・・・
・・・・・・・・・考えます。。考えるからっっ
でわでわっ